小美野塾

  

　在沖米総領事館が沖縄県内の高校生を対象に返済不要の交換留学のための
奨学金を創設する。小遣いを除く、旅費やホームステイ費など米国内への
の全額を給付する。対象は県内の高校生で定員は４人。来夏に派遣を開始する。
募集要項など詳細は近く総領事館公式ホームページなどに掲載する。

　～略～

　留学したい意欲があっても経済力の問題で断念している生徒を支援する
のが主な目的。そのため英語力のみにとらわれず、意欲や経済的支援の
必要性なども含め総合的に審査する。

返済不要の留学費給付へ　在沖米総領事館－琉球新報
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-615267.html

　これを好意と受け取るか懐柔策と受け取るかは人それぞれだと思いますが
総領事館のサイトに詳細が掲載されたら、また紹介します。
　できれば研修でペンタゴン(国防総省)や米軍基地見学を強制させるような
ものではないものを望みます。  

　県教育委員会の公式サイト入学者選抜実施要綱をみると
開邦高校の学術探究科と名護高校のフロンティア科はくくり募集を
行うと記載されています。
　一方でくくり募集とはなにか、どこにも書いてないので
なんのことかわからない方もいると思いますのでここで説明します。

　くくり募集とは、入学時に文系・理系とわけずに募集し
入学後に理系・文系にふりわける方式のことです。

　那覇や首里高校の生徒などからすると当たり前と思われますが
開邦では以前は英語科・理数科と学科を分けていたので
それを統一したわけです。
　現在でも向陽・球陽の二校は文系学科と理系学科を入学前に
選択させています。(向陽は普通科もあります。)

　入学前に決めておく、入学後に決める。どちらも一長一短で
どちらが優れているというわけではないでしょう。両方の高校が
あって、受験生が自由に選べることがだいじなのではと思います。
  

　JAXA宇宙教育センター主催で、宇宙のことを子どもたちに教えている
人へのセミナーがあります。

日時　１２月17日
時間　9:00-16:30
場所　ほしぞら公民館(那覇市牧志のさいおんスクエア三階)
募集人数　40名
費用　無料
申し込み締め切り　12月7日(定員に達し次第締め切り)

　セミナーではパソコンを使うので、Windows7,8,10の入ったノートパソコンが
必要になります。
　「衛星データ分析ソフトEISEI」など、JAXAが提供するデータの利用方法の
講習もあり、これからの実験教室の役立つことを学べそうです。
　小美野は別件で゜参加できませんが、小美野塾の講師が参加する予定です。

宇宙教育リーダーセミナー－JAXA宇宙教育センター
http://edu.jaxa.jp/education/leader/seminar/archive/2017/yacnaha/

　  

長らく小学生部の更新をしていませんでした。

7月、8月は夏期講習で宿題や苦手克服、社会科見学に自由研究にと取り組みました。
外に出ることで日頃教室では見られない子供たちの表情や行動が見られることは、一人ひとりのの傾向性など理解を深める良い機会となりました。
自由研究の成果を褒められたり、受賞することができたと報告をしてくれる子たちの自信が得られた表情はとても輝いていて、私たち講師にとって一番の宝です。

9月10月は夏休み秋休み明けで学習意欲も少し低下気味。
そこで、でんぷんの実験。



でんぷんってなあに？


じゃがいもやかぼちゃ・紅芋・さつまいもなど数種類の食材からでんぷんを取り出す様子。
はじめて包丁やピーラーを使う子もいて、「調理実習みたい」と喜んでいました。



使った食材は捨てずにパンケーキやおやつに変身。
先生は見守るのみ。考察、実験、調理まで子供たちが全部体験します。


次にどんな食材にでんぷんは含まれているのか、植物の働きについて学びます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


最後に自分たちで取り出したでんぷんでダイラタンシー実験。



動画をアップできなくてお見せできないのが残念。。。
金づちで叩いたり、溶かした水の上を走ったり。奇妙な感覚に大盛り上がり。
スクイーズを作って終了。

でんぷんの性質を理解し、身の回りではどのように活かされているのかを知ることができました。

身の回りの不思議を探求するって面白いこと。
その不思議を発見できる好奇心の芽を育むお手伝いができたら嬉しいです。






  

　平成30年度の県立中学校3校の入試志願状況が
県教育委員会から発表されました。

与勝緑が丘中学　男子2.15倍　女子2.13倍
球陽中学　男子6.50倍　女子9.05倍
開邦中学　男子12.55倍　女子12.85倍

　ただし、合格者の多くが私立中学を併願し、両方合格した場合
私立を選択することが多いので、実質的な倍率はこれよりも
かなり下がると思います。

　球陽・開邦両中学は再来年から2クラス80名に定員増をするので
1クラス40名での入試は今回で最後になります。

県立中学志願 依然高倍率に　開邦１２倍、球陽７倍(琉球新報)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-611913.html

平成30年度沖縄県立中学入試志願状況(県教育委員会)
http://www.pref.okinawa.jp/edu/kenritsu/nyushi/chu/midorigaoka.html