小美野塾

  

　新型コロナウィルスによる高校入試の特別措置に関して
県教育委員会が昨日深夜に情報を更新しました。

新型コロナウイルス感染症に対する対応について－県教育委員会
https://www.pref.okinawa.jp/edu/kenritsu/nyushi/ko/nyushi.html

　感染者、感染の疑いがあるもの、感染者と同様の症状があるものが
特別措置の対象となる一方で、保健所の判断で健康観察の
対象となったものでも、入試当日に熱・症状がみられない者は
一般入試を別教室で受けることになりました。
　お子様の体調に疑わしいところがある場合、中学校に連絡して
対策を講じる必要があります。おそらくは3日は夜遅くまで、4、5日は
早朝から教員が学校で不測の事態に備えて待機していると思います。

　また、入試前日の恒例となっている下見ですが、県教育委員会からも
各高校からも、まだなにも情報が発表されていません。
毎年、中学校の教員は必ず行くように指示していますが、行かない生徒も
多く、特に行かなくてもペナルティになるようなことはないので
行く必要もないと思います。
  

　琉球新報さんがまとめてくれています。

豊見城市　3月3日～9日
那覇市・浦添市　3月3日～13日
名護市・南城市　3月2日～3月15日
糸満市　　3月2日～4月6日
沖縄市・うるま市・宜野湾市　3月4日～4月6日

新型コロナで臨時休校、沖縄県内の各市町村の対応は…
－琉球新報
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1081958.html

　自治体によって、大きく対応が分かれました。
もっとも短い豊見城の一週間から、一カ月以上になる
糸満・沖縄・うるま・宜野湾。
　感染リスクが少ない離島の市町村では、休校にしない
自治体もいくつか見られます。　

　豊見城は小中の卒業式は、規模を縮小しつつ
日程通りおこなう予定です。

　
  

先月の話になりますが、中学生対象にイカの解剖をしました。
なかなかイカが高くて躊躇していたら、あっという間に時が過ぎ・・・。遅くなりました。ごめんね、子供たち。
今回はアオリイカを使用。いつも使用するイカより体が大きいので観察がしやすかったです。
手足、口、目、えら、肝臓、胃などなどいろんな臓器を見て触ってと盛り上がっていました。
最後は美味しく頂きました。
今回で2回同じ実験をした子がいましたが、「前回と違って、歯ごたえあるねー」と話してくれたのを聞いて、そういえば違う種類のイカを同時に比べたことなかったなーと・・・。
次回は違う種類のイカを比べる実験をしてみたいと思います。









  

　市の公式サイトによると2月25日の段階では
中学校(3月7日)、小学校(3月19日)両日とも
保護者参加のもとで実施予定だそうです。

新型コロナウイルス発生に伴う市内イベント等
の対応状況について－豊見城市
http://www.city.tomigusuku.okinawa.jp/municipal_government/47/183/12369

　どのような結論になっても、不満をもつ方は
いる中で、なんらかの結論を出さなければいけないのは
たいへんだと思います。
　実施を前提で寸前になって、中止・延期・保護者抜きで実施に
なるかもしれませんが、とりあえず実施なので
子どもたちのためにもいろいろと汗を流しましょう。
  

　県教育委員会は、新型コロナウィルス感染症の流行をうけて
一般入試への特別措置を決定し、今日発表しました。

　それによると、感染者もしくは感染の疑いがある受験生は
一般入試を受験できず、その代替措置として
3月25～26日の日程で再テストを実施します。

　一般入試に不合格になり、二次募集を受験する場合も
同様で、3月30日に再テスト(面接)を実施します。

　定員オーバーになっていて、定員が埋まっている場合でも
特別卒として、定員を増やすことによって、再受験者が
不利にならないように配慮するとのことです。

新型コロナウイルス感染症に対する対応について－県教育委員会
https://www.pref.okinawa.jp/edu/kenritsu/nyushi/ko/nyushi.html

　入試まで二週間となった時点で、ここまでの対応を決めて
公表した県教育委員会を高く評価します。
二週間後の沖縄がどのような状況になっているかわかりませんし
一般入試を受けれず、再テストも受けれない重症な受験生が
出る可能性もありますが、おそらくは様々な配慮をさらにおこなうと
考えられます。
　とりあえず、不安を払しょくできるような内容だったので安心です。

　豊見城は感染経路不明の発症者が出て、学校から発症者が
いつ出てもわからなくなりました。一方で、入試まで二週間のこの時期に
学級閉鎖や学校閉鎖ができるのか、難しい問題です。
一日ごとに状況が変化する中、市の教育委員会も難しい判断の
連続になると思いますが、子どもたちのためにも、ここはがんばって
いただきたいです。  

県教育委員会から、最終志願状況が出されました。
初回で高倍率となった高校など主だった高校の
最終志願状況を記していきます。

浦添　+122人→+82人
小禄　+87人→+69人
豊見城　+72人→+53人
糸満　+59人→+49人

　浦添は受験生の3割と予想していた以上に
志願変更が多かったです。それ以外の高倍率の高校も
予想していた以上に、動いています。

一方で定員割れした高校を見ていくと

那覇西　-21人→-3人(体育科除く)
開邦学術探究　-20人→-10人
向陽　-1人→+2人

と、向陽はわずかですが定員割れから定員オーバーに
転じました。

那覇国際　+53人→+42人
首里普通　+24人→+18人
那覇　+44人→+35人

と、こちらは予想の範囲内でした。

令和二年度県立高校入試最終志願状況－県教育委員会
https://www.pref.okinawa.jp/edu/kenritsu/nyushi/ko/h27_nyuushi.html
  

生徒との会話から、

「え？ポテトサラダって自分で作れるの？！」

という驚き発言をひろい、ポテト実験をすることに。

でんぷんや片栗粉の説明や実験を経て、ポテトサラダ作り。




材料や手順等ももちろん生徒任せ。
グループに分けて自分たちで調べ、数種類のポテトサラダを作ることに。

実験や授業外では異年齢交流も。

さ～て、おいしくできるかな？  

　今日から、豊見城の県立空手会館で「わたしと宇宙展」が
開催されています。

日時　2月18日(火)～27日(木)
場所　県立空手会館
時間　10:00-20:30
費用　無料

わたしと宇宙展－ぴらつかこよみ
https://piratsuka.com/top/detail?id=599898#visited

　さっそく、今日のお昼に行ってきました。
当たり前ですが、お年寄りばかりでした。
この手のイベントは普通、週末から行われるもの。
空手会館で宇宙、しかも無料。
いろんな意味で異例尽くしな展示会と思っていましたが
行ってみて納得、主催が宗教団体の創価学会。

　ただ、宗教臭さはほとんどなく、出口の近くに数枚の
パネルがある程度でした。勧誘のようなものもなかったし。
午後八時半と、この手のものにしてはかなり遅い時間まで
開いているのも特徴で、平日の夜に家族で訪れることが
できるのはよいと思います。

　展示品は「月の石」が目玉でそれほど凝ったものは
ありませんが、わかりやすく、小学生高学年だったら
楽しめると思います。  

一般入試合否判定基準が公式サイトでみられる
実業科高校の一覧です。那覇商業高校は
以前から、推薦入試・一般入試ともにわかりやすく
詳細に情報を公開しています。

那覇商業(審議事項の記述あり)
http://www.naha-ch.open.ed.jp/post-5.html

那覇工業
http://www.naha-th.open.ed.jp/post-14.html

真和志高校(審議事項の記述あり)
http://www.mawashi-h.open.ed.jp/post-19.html

沖縄工業
http://www.okinawa-th.open.ed.jp/PC/0600tyugakkouhe/h28/h30top.html

南部農林(推薦入学者募集基準のみ)
なし

南部工業
なし

南部商業(平成31年度入試のもの)
http://www.nanbu-ch.open.ed.jp/post-15.html

沖縄水産(推薦合否判定基準のみ)
なし  

　推薦入試の合否判定は掲載していても、一般入試の
合否判定基準は、意図的なのか、公式サイトで公表していない
高校の方が多数派です。その中で、詳細に判定基準を
示しているのが、豊見城南と向陽です。
　各高校でそれほど合否判定手続きに違いはないので
この二校の公式サイトを参考にするとよいと思います。

開邦高校　なし

那覇国際高校(2019年度のものですが、おそらく
2020年度も同様の内容のようです)
http://www.nahakokusai-h.open.ed.jp/post-7.html


那覇高校(審議事項の記載あり)
http://www.naha-h.open.ed.jp/general/school-info/annai/nyushi.html

那覇西高校　なし(推薦入試選抜基準のみ)

小禄高校　なし(推薦入学者選抜合否基準のみ)

豊見城高校　なし(推薦入試合否判定要項のみ)

豊見城南高校(審議対象事項・C圏から審議にあげる条件の記載あり)
http://www.tominan-h.open.ed.jp/entrance-info.html


糸満高校　なし(推薦入試選抜基準のみ)

南風原高校(一般入試の合否判定基準はわずか二行、なしも同じ)
http://www.haebaru-h.open.ed.jp/post-1.html

知念高校　なし(推薦ランク基準表のみ)

向陽高校(審議事項・判定方法の記載あり)
http://www.koyo-h.open.ed.jp/jukensei.html

首里東高校　なし

浦添高校　なし(推薦入試合否判定基準のみ)  

　一般入試の合否判定基準は、以前に何度か書いた記事を
みていただけるとよいと思います。
古い記事ですと2012年のものもありますが、大きく変更は
されていません。

沖縄県立高校一般入試合否判定方法
https://kominojuku.ti-da.net/e3848496.html

沖縄県県立高校一般入試合否基準
https://kominojuku.ti-da.net/e4297524.html

合否の決め方、第二志望が定員オーバーであった場合
https://kominojuku.ti-da.net/e5919424.html

定員割れをしても押し出されて不合格になるケース(2017)
https://kominojuku.ti-da.net/e9347244.html  

　今年も最終倍率で定員割れをして二次募集が
行われる開邦高校の二次募集がどのようなのもか
書いていきます。

　理数科と英語科を併せて学術探究科ができて
今年で5回目の入試となります。過去4回の入試のうち
2018年度(現在の高2)以外の3回は最終志願状況でも
定員割れをして二次募集をおこなっています。

　　　　二次募集定員　二次最終志願　倍率　合格者
2019年度　23人　11人　0.43倍(-10人)　10人
2017年度　8人　　9人　　1.13倍(+1人)　　7人
2016年度　3人　　3人　1.00倍(0人)　2人

　各年度最終志願者より合格者が少ないのは
不合格にしているわけではなく、沖縄尚学などの
私立に合格し、発表前に辞退している生徒がいるからだと
思われます。

　昨年は二次募集に内申120(3.6)の生徒が受験して
合格しています。

　まだ、一般入試の最終倍率も出ていない状況ですが
現状、二次募集を実施した年は受験者が全員合格できている
と思われます。

　

  

　県立高校入試の志願変更の期限は2月13日(木)の
17:00までです。
　中学校では、志願変更の締め切りを今日までと
しているところが多いと思いますが、強くお願いすれば
祝日明けでも可能だと思います。
とはいえ、書類を整えて、高校側に提出しにいくのは
各中学校の教職員なので、当然の権利という態度は
よくないと思います。

　人生の最初の岐路となることなので、よく考えて
行動してください。

県立高等学校入試関連情報－沖縄県教育委員会
中段に令和２年度沖縄県立学校入試選抜日程があります。

https://www.pref.okinawa.jp/edu/kenritsu/nyushi/ko/nyushi.html  

　那覇西は、普通科が0.89倍(-19人)、国際人文科が0.96倍(-2人)と
定員割れになりました。中堅の進学校が定員割れをした場合
最終志願状況でも定員割れになるかどうかを調べてみました。
　ただし、那覇西は体育科を除いた数字です。

　　　　　　　　　初回志願　→　最終志願
2019年度　那覇西　-24人　→　-2人
2018年度　小禄　　-42人　→　-28人
2018年度　知念　　-7人　→　-4人
2017年度　那覇西　-4人　→　+14人
2016年度　知念　　-9人　→　-5人
2015年度　糸満　　-14人　→　-11人
2013年度　那覇西　-35人　→　-23人
2012年度　那覇西　-12人　→　+33人
2011年度　糸満　　-20人　→　-16人

　多くは、最終志願でも定員割れのままですが、2012年度
2017年度の那覇西は、定員オーバーになっています。
　特に、2012年度那覇西は、-12人から一転して+33人となり
初回志願で、那覇西に出した人にとっては悪夢だったでしょう。
この年は、那覇国際+105人、那覇+126人、首里+111人
小禄+82人と、かなり偏りがあった年だったので、那覇西が
定員オーバーになることはある程度、予想されていました。
　2017年度は、小禄が+138人と過去にない倍率だったため
ほぼ同レベルの那覇西に流れたと思われます。

　ひめがえって今年度をみると、小禄が+87人と人気を集めたものの
それ以外の近隣の進学校はそれほど高倍率になっていないため
志願変更をすることは少ないと思います。

　ここからは予想になりますが、おそらく那覇西の最終倍率は
1.00倍ちょうど(-5人～+5人)を予想します。  

　今年も1倍を切り、もはや定員割れの常連校となった
開邦高校学術探究科ですが、志願変更で那覇国際や
那覇から開邦を狙えるかに関するデータです。

まずは学術探究科が設置されてからの初回志願と最終志願の
推移をみていきます。

　　　　　　　　初回志願　→　最終志願
2019年度　0.72倍(-28人)　→　0.95倍(-16人)
2018年度　1.14倍(+13人)　→　1.16倍(+15人)
2017年度　0.90倍(-10人)　→　0.96倍(-4人)
2016年度　0.93倍(-7人)　→　0.98倍(-2人)

　定員割れをしなかった2018年度以外はいずれも
最終志願状況でも、定員割れになっています。
(2015年より前は理数科・英語科の時代です)

　次に各学年、もっとも低い内申で合格した生徒
をみていきたいと思います。(そういった数字を高校側が
発表しているわけではなく、あくまで塾が把握している数値です)

2019年度　122(3.69)
2018年度　128(3.87)
2017年度　126(3.81)
2016年度　132(4.00)

　2018年度以外は、不合格者を出したという
話を聞いていないので、絶対とは言い切れませんが
おそらく受験生全員合格していると思われます。
　各高校で、内申・入試の点数・出欠席などで
最低ラインを決めていて、それに引っかかったものは
定員割れでも不合格にさせることはあります。
　開邦はこのラインを明示していませんが
思ったよりも低い所に設定しているようです。
  

　初回志願状況がここ10年で最高の1.45倍(+122人)となった
浦添高校の過去9年分の最終志願状況について
みていきます。

初回志願状況→最終志願状況

2011年度　1.27倍(+83人)　→　1.26倍(+78人)
2012年度　1.31倍(+92人)　→　1.30倍(+90人)
2013年度　1.35倍(+106人)　→　1.29倍(+88人)
2014年度　1.22倍(+66人)　→　1.21倍(+63人)
2015年度　1.18倍(+55人)　→　1.15倍(+36人)
2016年度　1.12倍(+37人)　→　1.12倍(+36人)
2017年度　1.33倍(+100人)　→　1.29倍(+87人)
2018年度　1.19倍(+57人)　→　1.13倍(+39人)
2019年度　1.21倍(+56人)　→　1.20倍(+53人)

　2013年度でさえも、18人しか減っておらず
88人の不合格者を出しているのをはじめとして
強気で受験してくる生徒が多いことがわかります。

次にここ数年で倍率が1.3倍を超えた普通科の
初回志願倍率と最終志願倍率をみていきます。

2019年度　普天間　1.36倍(+115人)　→　1.24倍(+78人)
2017年度　普天間　1.38倍(+121人)　→　1.27倍(+85人)
2017年度　小禄高　1.45倍(+138人)　→　1.34倍(+105人)
2017年度　豊見城　1.46倍(+126人)　→　1.27倍(+73人)
2016年度　コザ高　1.39倍(+118人)　→　　1.24倍(+72人)
2016年度　那覇高　1.34倍(+112人)　→　1.24倍(+79人)
2015年度　コザ高　1.33倍(+100人)　→　1.20倍(+59人)
2015年度　普天間　1.46倍(+148人)　→　1.33倍(+107人)

　これをみても、浦添の受験生が他校にくらべても
強気であることがうかがえます。

　浦添はここ数年で受験生のレベルが上昇していて
高倍率だった2012,13年度では評定3.7-3.8でも
不合格になっていますが、2017年度では4.0前後でも
不合格者がでていますので、今年度は評定4.0は
安全圏とはいえないと思います。
　小美野塾からすると学区外なので、感覚的なところが
つかめないのですが、入試で点数が取れね自信がない受験生は
塾の講師や中学校の先生に相談してみるとよいと思います。




　




  

　県立高校入試の初回志願状況が2月6日午後９時半ごろ
県教育委員会の公式サイトから発表されました。

初回志願状況－沖縄県教育委員会
https://www.pref.okinawa.jp/edu/kenritsu/nyushi/ko/h27_nyuushi.html

普通科で倍率が高かったのが

浦添　1.45倍　+122人
小禄　1.31倍　+87人
豊見城　1.26倍　+72人
糸満　1.25倍　+59人

逆に倍率が予想より低かったのが

那覇西普通・国際人文　-21人
開邦学術研究　-20人
向陽　-1人

　今年度は、かなり偏りました。
糸満高校は推薦入試の倍率が高かったため
気になっていましたが、やはり倍率が
例年より高くなりました。

　ここ数年、高倍率が続き、一気に難易度が高くなった
豊見城ですが、今年も高倍率となり、評定3.0を切る受験生は
かなり厳しい戦いとなります。

　志願変更は13日の木曜日が高校側の締め切りとなっていますので
受験生の中学校側への締め切りは10日の月曜日か、12日の水曜日までと
なると思います。