てぃーだブログ › 小美野塾 › 2016年02月

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2016年02月26日

一般入学最終志願状況(2016)

 県立高校入試の最終志願状況が県教育委員会から発表されました。
目に付いたところを挙げていきます。

開邦高校・学術研究(0.98倍、-2人)
 初回志願で定員割れした開邦の学術研究ですが、最終志願でも
定員割れになりました。県立高校の雄としてはさびしいところです。
芸術科も定員割れをしたので、二次募集を行うことが確定しました。

那覇国際・普通科(1.07倍、+17人)
 20人以上が辞退・取り下げし、かなりの低倍率になりました。
ただ、学区外受験が定員24名に対して29名になり
学区外の倍率は1.20倍と学区内にくらべて不利になりました。

那覇西・体育科(1.63倍、+10人)
 初回志願で2.44倍と高倍率でしたが、最終でも1.63倍と高倍率になりました。
定員40名のうち、半数以上の24名を推薦で決めてしまうことには
かなり違和感を感じます。

豊見城南
 定員減となった豊見城南は普通コースに9人が再出願し、普通コースだけ
みると1倍を超えました。全体でみると定員割れをしているので合否に
関わることはあまりないと思われます。ただ、二次募集が最小で36名と
過去にないほど少なくなるので、二次募集を考えるさいの悩みの種となりそうです。

  

Posted by 小美野塾 at 21:40Comments(0)沖縄の教育

2016年02月23日

志願変更と合格発表

 今日が中学校から高校に届け出る志願変更の最終日でした。
小美野塾でも、数名の生徒が志願変更しました。

 通常、願書は中学校単位で出されるので、同じ中学校の
生徒は受験番号が連番になり、同じ教室で試験に臨む
ことになるのですが、志願変更した生徒はまったく違う
受験番号を割り当てられるので、違う教室で受験することに
なります。

 合格発表も同様で、同じ中学のみんなとちょっと離れた位置
だいたい最後の方に番号があるので注意してください。

 入試まで、残すところ二週間。それぞれ合格に必要な点数も
把握して、合計点数を考えながら、できなければいけない問題
できたらうれしい問題、できなくてもいい問題を生徒ごとに
細かくしぼっている時期です。
 生物の食物連鎖の過去問や類似問題がやりたい、数学の題問2の
類似問題だけがやりたいなどの、生徒のわがままに最大限応える
態勢を毎年つくっています。
 高い費用をかけて塾に通うメリットを最大限活かしてもらうことが
塾の努めだと考えています。  

Posted by 小美野塾 at 22:10Comments(9)沖縄の教育小美野塾

2016年02月21日

「現代社会」廃止を検討 必修科目「公共」新設で文科省

 2020年度から小中高校で順次スタートする新学習指導要領で、文部科学省は16日、
高校の公民科のうち「現代社会」の廃止を検討する考えを示した。現代社会と共通点が
多い「公共」(仮称)が必修となるためだという。

 この日、文科相の諮問機関「中央教育審議会」に示した案では、「公共」を必修とし、
「倫理」と「政治経済」は選択科目とする方針。16年度中をめどに議論する。

 現在は、「現代社会」1科目だけを履修するか、「倫理」と「政治経済」の2科目を学ぶかの
選択必修。文科省は昨年8月、政治参加などについて学ぶ必修の「公共」を新設する方針を
決めたが、公民科の既存科目の扱いは未定だった。

「現代社会」廃止を検討 必修科目「公共」新設で文科省-朝日新聞DIGITAL
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160216-00000068-asahi-soci


 現代社会は、わたしが現役の高校生のときは必修科目でしたが、いまひとつ
なにを勉強したかよく覚えていない科目でした。覚えているのは、ナイル川上流に
ダムをつくったおかげて、洪水がおこらなくなったのはいいけど、そのせいで
虫が大発生して困ったことくらいです。

 今回、現代社会にかわって「公共」が新科目として必修になるわけですが
就労・家族・納税・選挙など、現代社会より、より身近な社会問題を扱う
ようなので、いいのではないかと思います。
 歴史や地理と違って、入試科目(二次試験)として成立しにくい科目なので
一度履修したら、頭の中から消えてしまう科目になるとは思いますが
ふとしたきっかけで、あのとき先生がこんなこと言ってたなあと思い出すような
楽しい授業を期待したいです。  

Posted by 小美野塾 at 16:26Comments(0)沖縄の教育

2016年02月19日

豊見城市立中央図書館リサイクル市

 明日、明後日、豊見城中央図書館で不要になった本のリサイクル市が行われます。
去年も参加しましたが、けっこう掘り出し物があります。

日時 2月20日(土)21日(日)
時間 10時~19時
場所 豊見城市立中央図書館正面玄関前
冊数 1人10冊まで

2月の催し物-豊見城市立中央図書館(pdf)
http://www.city.tomigusuku.okinawa.jp/userfiles/files/education_sport/gakusyusport/tosyokan/toyo2.pdf  

Posted by 小美野塾 at 15:29Comments(0)沖縄の教育

2016年02月17日

学区外受験に関して

 学区外の高校を受験する場合、募集定員の10%までが定員となっています。
もし、学区外の受験者が募集定員の10%以下であった場合、学区外のハンデはなくなります。

 今年度でいえば、首里高普通科は募集定員270人に対して、学区外の志願者が23人であったので
学区外10%が適用されることはありません。

 一方で、那覇国際普通科は募集定員240人に対して、学区外の志願者が41人でした。
全体の倍率が1.18倍だったのに対して、学区外の倍率が1.70倍になるので
学区外受験者にとっては、厳しい受験となります。

 今回、豊見城市内から那覇高校を志願している志願者は、より倍率の低い首里高校に
志願変更するのもひとつの選択肢だと思います。

 小禄や豊見城南に設置されている情報ビジネスやITなどは普通科なのにコースとして
設置されているので、学区外が適用されます。一方で、学区外の志望者が10%を上回っていても
学区内の志望者が、募集定員の90%を下回った場合は、学区外要綱が適用されません。
 今年これに該当するのが豊見城南・特進スポーツで、募集定員20名に対して学区外の志望者が
7名いますが、学区内志望者が12名しかいないため、定員割れしたのに学区外受験のせいで
不合格にされるという理不尽なことはおこりません。

 また、二次募集では、学区はなくなりすべての高校が全県区となります。  

Posted by 小美野塾 at 12:27Comments(0)沖縄の教育

2016年02月15日

那覇高校の志願変更の過去データ

那覇高校の昨年度までの志願変更らデータを掲載します。

平成23年度初回志願 +8取り下げ 2 再出願 21 最終 +27
平成24年度初回志願+126取り下げ51再出願 5 最終 +80
平成25年度初回志願 +61取り下げ11再出願 1 最終 +52
平成26年度初回志願 +33取り下げ10再出願 5 最終 +28
平成27年度初回志願 +85取り下げ26再出願 6 最終 +54
平成28年度初回志願 +112

 取り下げは那覇から別高校への志願変更
再出願は別の高校から那覇への志願変更を表します。
数字が合わないのは辞退者がいるからです。
辞退者の実態はくわしくはわかりませんが、私立や高専に
受かって、そちらに入学を決めたからだと思われます。

 当たり前ですが、倍率が高いほど取り下げる生徒も多く
なりますが、極端に取り下げが多くなって高倍率→低倍率に変わる
ようなことはないことがわかります。
 今年は首里普通(+55人)、那覇国際(+60人)と、低倍率に
ならなかったために、志願変更先が同レベルであれば向陽に
限られるので、それほど多くはないと思われます。
 ちなみに、平成24年度他校の初回志願倍率は
首里普通+111人、那覇国際+105人でした。
  

Posted by 小美野塾 at 22:58Comments(0)沖縄の教育

2016年02月15日

一般入学初回志願状況(2016)その2

豊見城南(0.76倍・-48人)
 1クラス減となった豊見城南は去年がー87人だったので
志望者の数はほぼ増減なしになりました。
その分、二次募集の枠がなくなるので、二次募集の方に
影響が出ると思われます。

向陽(0.92倍・-13人)
 昨年は+14人だった向陽、今年は全体で定員割れになりました。
内訳は理数科が+4人、普通科が-3人、国際文科が-14人です。
那覇・首里から志願変更する生徒が一定数いると思います。
同じように全体で定員割れしたのが平成25年度の-8人ですが
この年は最終でも-6人と定員割れしました。

沖縄工業・建築(2.65倍・+51人)
 例年、倍率が大きくぶれる沖縄工業ですが、今年は高いほうに
ぶれた上に、建築科が県内最高倍率になりました。
全体でも+71人と、昨年の+41人を大きく上回りました。
 平成24年度に電子機械科で+60人、全体で+83人という年が
ありましたが、この年は最終倍率では電子機械科が+56人、
全体でも+77人と志願変更した生徒は少なかったです。
  

Posted by 小美野塾 at 22:42Comments(0)沖縄の教育

2016年02月15日

一般入学初回志願状況(2016)その1

今日、県教育委員会から初回志願状況が発表されました。
注目すべき高校・学科を紹介していきます。

開邦・学術研究(0.93倍・-7人)
 開邦中学開校に伴い、理数科と英語科を統合して
1クラス減になって、注目された開邦ですが
まさかの定員割れ。ある程度の人数が志願変更で
開邦に集まるとは思われますが、それほど倍率が
高くならず、広き門となるようです。

那覇西・体育(2.44倍・+23人)
 推薦入試で高倍率だった那覇西体育科は
定員をオーバーして合格者を出したため
わずか16人の募集になったと以前書き込みましたが
そこに39人が志望。沖縄工業建築に次ぐ
2番目の高倍率となりました。
 体育科という特殊性と、普通科・国際人文科も
定員割れしなかったため、相当数の志願変更が
出ると予想されます。

那覇(1.34倍・+112人)
 初回志願で100人オーバーしたのは平成24年度以来。
このときは1.38倍・+126人で、最終志願が1.24倍・+80人でした。
51人が志願変更して、5人が再出願しました。
今年も同程度の志願変更が予想されますが、それでも狭き門に
なるのは確実だと思われます。

一般入学初回志願状況-沖縄県教育委員会
http://www.pref.okinawa.jp/edu/kenritsu/nyushi/ko/h28_nyuushi.html  

Posted by 小美野塾 at 22:21Comments(0)沖縄の教育

2016年02月13日

白熱電球の実験

1週間前、白熱電球の実験をしました。
中学生はテスト+受験対策として行いました。

白熱電球の実験に用意したものは
乾電池(1.5V)4本、銅線、ビン、クリップ2本、シャーペンの芯(2B)







シャーペンの芯は金属のクリップや銅線と比べて抵抗が大きいため、電流が流れにくくなります。
実は抵抗が大きいと熱が発生しやすく、さらに高温になるとシャーペンの芯が光るというのがこの電球の仕組みです。ここまでが中学生がわかる範囲です。
小学生には電気を通すと熱が出るんだよ―くらいまで教えました。

最初は煙が出てきて、少しずつ煙も少なくなり、1分たたないうちにシャーペンの芯が赤みを帯びます。






何回かすると、クリップにつないだ銅線の部分が酸化して、芯が赤くならずに失敗に終わったこともありましたが、どうにか成功して良かったです!


  

Posted by 小美野塾 at 20:15Comments(0)小美野塾実験教室

2016年02月13日

内申点と入試の点数について

 内申点は165点満点、入試は300点満点、これを大半の高校では
1対1の割合で比較するのですが、このまま計算してしまうと
入試の点数の方が高くなってしまいます。
 ですので、内申点、入試の点数ともに一度、偏差値化してから
その合計を各自の持ち点として合否を決定します。

 で、内申点が1違うと、入試で何点のアドバンテージがあるかというと
当然、高校によっても、入試の難易度によっても変わってくるので
一概にいえません。

 一度だけ、平成22年度の小禄高校の入試結果をもとにシミュレート
したことがありますが、そのときで受験者の中間層で内申1点と
入試の1.4点が同等でした。

 個人が資料をもとにおこなっているので、シミュレートするのに
丸一日かかってしまうので、これ以降したことはないのですが
いまもそれほど変わりはないかと思います。
 ですので、中間層では五段階評点で「0.1」低いと入試で4.6点の
ビハインドになります。

内申と入試の関連性(小禄高校編)-小美野塾
http://kominojuku.ti-da.net/e4101312.html  

Posted by 小美野塾 at 18:48Comments(0)沖縄の教育

2016年02月03日

都道府県パズル

 社会・地理において、もっとも重要なのは都道府県の名前と位置。
これを覚えずしては、次のステップにすすむことができません。
というので小美野塾はこんなパズルを使っています。



 多人数で何年間も使うので、丈夫なプラスチック製。それでも、20年近く使っていると
劣化していくので、新しく購入しようとしたらもう10年以上も前に生産が終わっていて
ヤフーオークションで何年も探し続けて、やっと中古品ですが二つ目を見つけました。

 一般のご家庭では、紙製の本屋か玩具店で売っているものでじゅうぶんだと思いますが
小学生のどこかで、お子さんにやらせるといいと思います。

 最低限、都道府県の位置と名前、進学校にすすむ子は県庁所在地まで
那覇国際や那覇に行く生徒たちにはこれからのことも考えて、いくつかの
旧国名(土佐・薩摩・長州・越後)の現県名がわかるように指導しています。  

Posted by 小美野塾 at 19:55Comments(0)小美野塾

2016年02月02日

不登校の扱い

 欠課・欠席が著しく多い者(不登校)に関しては豊見城南のサイトに詳しい説明があります。

 まず、豊見城南では届け有、無届にかかわらず、1学年の間に
欠席・欠課・遅刻のいずれかが10回を超えるものは審議の対象となります。

 一方で、欠席・出席扱いが多い者に関しては、自己申告書(受験者本人
もしくは保護者の直筆)を書いて、中学校を通して高校に提出することができると
されています。
 当然、審議対象になるわけですが、該当者が審議になったときに
申告書を読み上げて合否を決定するとあります。

 自己申告書は県教育委員会のサイトに第13号様式としてアップロード
されています。

県立高等学校入試関連情報-沖縄県教育委員会
出願様式・日程等の一番の出願書類様式綴りの中にあります。
http://www.pref.okinawa.jp/edu/kenritsu/nyushi/ko/nyushi.html

平成28年度判定基準及び審議対象事項 -豊見城南高等学校
http://www.tominan-h.open.ed.jp/  

Posted by 小美野塾 at 19:39Comments(3)沖縄の教育

2016年02月01日

推薦入試の結果

 推薦入試の結果が出ましたので報告いたします。

那覇高校 2名
那覇西高校 国際人文科 1名
        体育科 1名
小禄高校 普通コース 1名

興南高校 総合進学コース 1名
秀岳館高校(熊本) 1名

 下記2名は野球推薦によるものです。

 部活の推薦で高校が決まった生徒は小美野塾では初めて
県外の私立に進学が決まったのも初めてと異例尽くしの
推薦入試でした。
 熊本秀岳館はすでに今春の甲子園が決まっている
強豪校です。またひとつ甲子園を見る楽しみが増えました。  

Posted by 小美野塾 at 18:41Comments(0)小美野塾