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Posted by TI-DA at

2011年02月28日

合否の判定(3)~第二次志望

合否の判定(1)
http://kominojuku.ti-da.net/e3369369.html
合否の判定(2)~学区外からの受験に関して
http://kominojuku.ti-da.net/e3370597.html

 今回は第二次志望の扱いについてです。
沖縄県の県立高校では一つの高校に複数の学科・コースがあれば、第二志望まで出すことが
できます。
 第二志望についての扱い方は、どこの高校でもB圏として扱うと書いてある以上、詳しいことが
書いてないのでよくわからないのですが、第二志望とする学科で合否判定を行うときに
A圏に入る成績であったとしてもB圏として処理するということだと思われます。

 B圏なので枠はかなり少なくなると思いますが、第二志望の学科に入るのに十分な
学力があれば問題なく合格できると思われます。

 一方で第一志望の学科が定員割れをしていても、他の学科で不合格となった子が
第二次志望でまわってくることもあるので、かれらと比較して不合格となる子もあるので
ここは本当に要注意です。

 那覇商業高校のサイトに少し詳しい記述があるので、リンク先を掲載しておきます。

那覇商業高校 一般入試合否基準に関して

 次回は定員割れにもかかわらず不合格になるケースを書いていきたいと思います。  


Posted by 小美野塾 at 12:31Comments(0)

2011年02月26日

合否の判定(2)~学区外からの受験に関して

前回の記事はこちらです。
http://kominojuku.ti-da.net/e3369369.html

 前回、那覇国際高校が公式サイトで公表している一般入試の合否の決め方を紹介
しましたが、その続編で今回は学区外からの受験の場合です。
学区に関しては最後に教育委員会のリンクを張っておきます。

 沖縄県では各高校ごとに校区が決められていて、校区外の生徒の枠は10%以内と
決まっています。ただし、これは普通科だけのルールで、それ以外の学科に関しては
県内全域からの受験が可能となります。また、那覇国際高校のように、普通科と国際科と
あった場合、10%枠が適用されるのは普通科のみになります。
 さらに、小禄高校のように普通科の中に情報ビジネスコースや英語コースが設定されて
いる場合は普通科とみなされるので注意してください。

 那覇国際高校普通科では定員320人のうち80人が推薦で合格するため、一般入試の枠は
240人となります。学区外の定員はその10%で24人になります。もし、学区外の受験者が
合否判定でA圏に入ったとしても、学区外の受験者の中で25番以降であれば無条件で
不合格となります。これはC圏、B圏でも同様の処理が行われます。
 ちなみに今年度でいうと最終志願者の中で学区外のものは21人しかいないので
学区内の受験生と同じ条件となります。

県立学校の通学区域(pdf)(沖縄県教育委員会)

 次回は第二志望(二次受験ではありません)について説明していく予定です。  
タグ :学区外入試


Posted by 小美野塾 at 19:02Comments(4)沖縄の教育

2011年02月25日

合否の判定(1)

 県立高校の一般入試の合否の判定はどうやって行われるのでしょうか。
一昔前は合否の基準は、外部のものにはブラックボックスでしたが
最近では、各高校とも公式サイトで推薦入試・一般入試とも合否の基準を
公表しています。

 今回は那覇国際高校普通科を例にすこし紹介していきたいと思います。

那覇国際高校

那覇国際高校 一般入試合否基準(pdf)

 まず、調査書(内申)と学力検査(入試)の結果を偏差値化します。
偏差値は平均的な人が50になるので、内申と入試を足して100前後になる生徒が
大半になります。といっても、那覇国際高校ですので、内申で4.5を取って、はじめて
50を取れると思ってください。

 さらにそこから「皆勤賞・生徒会長、同副会長経験者、県大会出場もしくは同レベル
そして、英検・数検・漢検の準二級以上の保持者は、+項目としてひとつずつ加算していきます。
ただし、同一項目の重複はカウントされません。ですから、皆勤賞で生徒会長、漢検準二級だと
+++となります。一方で、英検・数検・漢検すべてで準二級をもっていても+ひとつとなります。

 また、内申点でひとつでも「1」のあるもの、無断での欠席5日、欠課5回、遅刻10回のいずれかが
あるもの、入試の点数で20点以下が一科目でもあるものは審議対象となります。

 ここまでで、内申+入試の偏差値合計の上位95%程度をA圏とします。
那覇国際の普通化の場合、定員320人のうち推薦合格が80人、残り240人が合格枠ですから
228人がA圏となり、審議対象でなければそのまま合格となります。

 次に残り12人の枠に対して、その2倍24人を成績順に抽出してB圏として、残りをC圏とします。
次に残りの12人枠に対して、まずC圏から合格者を出すかどうか審議します。

 ここが注意点で、成績のよいはずのB圏ではなくて、C圏から合否判定をするということです。
これは那覇国際の方針として、12名は総合成績で劣っていても、入試の点数がずばぬけて
高かったり、なにか特殊な才能を持った人を合格させたいということなのでしょう。
もちろん、C圏から12名全員の合格が出るとは限らず、その場合はB圏からも合格者を
出すことになると思います。

 +項目は成績上位順に並べて、なおかつ同順位だった場合に+項目順にするようなので
文句のない内申と入試の点数を取っていれば、ほとんど意味がないことになります。
一方で、B圏C圏の当落線上にいる場合には+項目の数によって合否がひっくり返される
ことになると思います。

 一方で、審議対象となる、マイナス面に関しては、特に何も書かれていませんが
他校の基準を見る限り、一項目でもあった場合、それだけでC圏になると考えられます。

 結論からいうと、内申が高くてと入試で点数が取れるならば、部活も生徒会も検定も
なにもなくてもだいじょうぶ。ほとんどの生徒がその手のものに関係なく合格していると
いうことです。那覇国際の内申の平均が4.5なので4,3以上あればとりあえず安心して
受験できるということでしょうか。


  


Posted by 小美野塾 at 18:57Comments(0)沖縄の教育

2011年02月24日

沖縄高専

 本日、沖縄工業高専の一般入試の合格発表があり、
小美野塾からのたった一人の受験生が合格しました。
高専受験を決めたのは去年の夏休みでしたが、地区陸上・地区駅伝と
部活引退後も運動を続けていて、受験に専念できるようになったのが
10月末とだいぶ遅かったので、だいじょうぶかなあと危惧していたのですが
年明けからの追い込みで、なんとか滑り込み合格に成功しました。
おめでとうございます。

 あとは3月8、9日の県立高校入試まであと二週間。
がんばらねば・・・

現在までの合格

沖縄工業高専 情報通信システム工学科
那覇商業高校 国際経済科
小禄高校 普通科

沖縄工業高専 平成23年度学力検査による選抜 合格発表  


Posted by 小美野塾 at 21:55Comments(0)小美野塾

2011年02月23日

Gaudia始動

 小美野塾では、今年の3月14日より小学生を対象とした学習教室Gaudia(ガウディア)を新たに
始動させます。Gaudiaは日能研関東、河合塾進学研究社の共同出資で、5年前につくられた
ばかりの学習教室です。

 公文さんや学研さんと同じような形式ですが、「使える力」をコンセプトに、思考力・判断力・
表現力と日本の小学生が苦手とされてきた分野に踏み入った教材を自慢としています。

 学力テストが全国最下位の沖縄ですがその中でも、算数・数学の文章問題、国語の記述問題など
思考力・表現力を試される問題での「白紙回答率」が群を抜いて高かったのがここ沖縄です。
ちょっと見ただけで、難しそうだとすぐに飛ばして、粘り強く考えて、まちがってもいいから
答えを出そうとする意欲が欠けているのが沖縄の小中学生の特徴です。

 数あるFC学習教室の中からGaudiaを選択したのは、表現力、特に国語力にこだわった
教材がすばらしいと感じたからです。算数においても、リズムよく計算させてやる気を高める
問題と、文章をよく読んでじっくりと考えさせる問題がバランスよく含まれている教材は
他のFC学習教室にはないものです。

 まだまだ、Gaudiaについてお伝えしたいことはあるのですが、あまり長くなると誰も読んで
くれなくなりそうなので、今回はここまでにしておきます。





   


Posted by 小美野塾 at 22:32Comments(0)Gaudia

2011年02月22日

最終倍率

 沖縄県の県立高校入試の最終倍率が今夜発表されました。

http://www3.pref.okinawa.jp/site/contents/attach/8066/H23saishuushigan.xls
平成23年度県立高等学校入学者選抜一般入学最終志願状況(Excel形式)


 以前、沖縄県ではそれほど志願変更する生徒は少ないと書きましたが
今年も志願変更をした生徒は少数にとどまりました。
 1.02倍(+8)と例年になく志願者の少なかった那覇高校が南部地区では
もっとも志願変更が多くなりましたが、それでも1.08倍(+27)と、去年、一昨年の
1.24倍(+80)、1.32倍(+105)に比べるとかなり楽になりました。

 初回で定員割れになった糸満・豊見城南は引き続き定員割れとなりました。
島尻・那覇地区では1.2倍を上回った高校がなく、志願者がきれいに割れてくれた
感じです。毎年、こんな風になってくれると塾側としては楽なんですが・・・

 今年の小美野塾では、内申点が志望校に「やや足りない」と「足りない」、そして
「まったく足りない」生徒を合わせると、5名います。また、内申は足りていても
不登校などで欠席日数でハンデを背負っている子もいます。
 なかなか全員合格は難しい状況ですが、たがいに切磋琢磨しあって
パーフェクトを目指して生きたいです。
  


Posted by 小美野塾 at 21:59Comments(0)沖縄の教育

2011年02月13日

結納

 今日は那覇市で義兄の結納がありました。
沖縄に来て16年、独身のころは地元の文化に触れる機会もほとんどなかったのですが
結婚して子供ができて、沖縄の伝統行事に参加することも多くなりました。



 結納そのものは何事もなく無事に終わりましたが、最近歩くことを覚えた一才になる娘が
骨董品の多い店内を歩き回るのを追いかけるのに必死で、料亭の琉球料理をゆっくり
味わえなかったのが残念です。  

Posted by 小美野塾 at 20:45Comments(0)日記

2011年02月12日

中学校の学校給食普及率

 ぼくの故郷の神奈川県では、中学校では給食がなくビンに入った牛乳だけが配給されていました。
沖縄に来て、中学校にも給食があってびっくりした記憶があります。
中学校で給食があるのなんて沖縄県ぐらいかと思って調べてみたら、その逆で
沖縄県以外にも愛知・栃木など5県が中学校での給食普及率100%を達成していました。

 神奈川のお隣さんも東京都(85.9%)、静岡県(97.2%)、山梨県(99.5%)とかなりの高普及率。
ちなみに神奈川県の普及率はわずか10.0%、平成18年度のデータですから、ぼくが
卒業した20年以上前はもっと低かったと思われます。
 神奈川はワースト2位で、神奈川よりも低いのは大阪府(9.4%)だけでした。
関西と九州北部が全体的に低いもようで、神奈川は東日本で唯一70%をきっています。
なんで神奈川だけがこんなに低いのか調べてみると、高度経済成長期に急激に増える
人口に対応するために、教育費の多くを新規の学校建設に回さざるを得ず、
当時、多かった費用のかかる自校方式まで予算が計上できなかったようです。

学校給食実施状況調査(平成18年5月1日現在)
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/kyusyoku/07022017/002.htm  
タグ :沖縄県給食


Posted by 小美野塾 at 15:27Comments(0)日記

2011年02月09日

志願変更の可能性

 志願変更は、明日までに各中学校に申し出るようにと言われていると思います。
今年は金曜日が建国記念日になるので、明日木曜日が志願変更の期日となります。
来週の月曜・火曜で中学校側が願書の取り下げをおこなうので、場合によっては
月曜に「どうしても」ということで可能かもしれませんが、明日中に変えるならば
変えたほうがいいと思います。

 不思議な話ですが、沖縄県の中学生はかなり強気です。
倍率が高いと、志願変更する受験生が多いと思われますが
志願変更する受験生は思ったよりも多くはありくせん。

 去年の例ですと、一番人気の高かった小禄高校は初回倍率1.64倍(+135)で
3人に1人不合格になる激戦区だったので、かなりの志願変更があると思いきや
変更した受験生は65人にとどまり、最終倍率も1.4倍(+84)と高倍率のままでした。

 那覇高校はさらに顕著で、初回倍率1.39倍(+129)に対して、志願変更を
おこなったのがわずか24名、最終倍率も1.32倍(+105)で結果として
大量100名以上の不合格者を出すことになりました。

 今年は志望校がかなり分散されたので、高倍率になったのは首里普通科(+84)
浦添(+83)くらいで、豊見城市から受験可能な地域では、大量に志願変更が出る
高校はほとんどでないのではないかと思われます。

初回倍率(再掲、Excel)
http://www3.pref.okinawa.jp/site/contents/attach/8066/H23syokaisiganA.xls

   


Posted by 小美野塾 at 22:10Comments(0)沖縄の教育

2011年02月08日

初回倍率・志願変更

 平成23年度の沖縄県県立高校一般入試の初回倍率がでました。

http://www3.pref.okinawa.jp/site/contents/attach/8066/H23syokaisiganA.xls (Exel形式)
(昨日の時点で発表された表に間違いがあって、訂正されると同時にURLが変更されていました
2/9 21:48 新しいURLに変更しました)

 今回は前年と比べて、うまい具合に志願者がばらけたかな、というのが第一印象です。
去年最激戦となった小禄高校が今年は1.16倍(+49)、那覇高校は1.02倍(+8)とかなり
入りやすくなりました。
 糸満高校(-20)、豊見城南高校(-98)は定員割れ、豊見城高校も全体では1.06倍(+19)と
なって正直ほっとしています。普通校では首里高校(+84)に人気が集まりました。
旧制中学からの伝統校、那覇と首里は去年の反動なのか、ひっくりかえった数字になっています。

 ほとんどの中学校では志願変更できるのは今週までだと思われます。
ただ、志望学科が定員割れをしている場合は変更は不可となります。

 もし、中学校の先生や現在通われている塾の判断に疑問を感じておられる
生徒・保護者の方がいらっしゃいましたら、可能な限りご相談に応じますので
小美野塾の方までご連絡ください。塾にもセカンドオピニオンのようなものが
あってもいいのではないかと思っています。もちろん、料金をいただくような
ことはしません。

 受験まであと二ヶ月、塾にはもっとも熱い二ヶ月となります。
生徒全員が満足な結果が出るようにがんばっていきます。  


Posted by 小美野塾 at 22:29Comments(0)沖縄の教育

2011年02月03日

広告



 先日、市役所に住民票を取りに行ったときにもらったもの。
これはいい、さっそく小美野塾でもここに広告を載せてもらおうと
思ったら、契約資料は送るが、基本的に現在掲載している広告主が
優先されるのでと、あっさり断られた。

 こんなの後から気づくようじゃだめなんですよね。
うちもお金がかからなくて、みんなが楽しめるような広告つくりたいなあ・・・  

Posted by 小美野塾 at 22:40Comments(0)日記

2011年02月02日

正月と節分がいっしょにやってくる

 明日は2月3日節分です。
そして、旧暦では1月1日、元旦になります。

 盆と正月がなんて言葉がありますが、今年は盆と節分が
同時にやってきます。さすがに生徒たちの親の世代では
旧正月にお祝いすることはなくなりましたが、おばあ、おじいが
子と孫を呼んでお祝いする家庭もあるので、明日は休む子が
何人かいそうです。一、二年生は期末テスト中、三年生は
入試前で、あまり休んでほしくないのですが、沖縄では
年寄りがまだまだ、力を持っていますしね。

 そういえば、沖縄に来た15年位前まではお年玉を、旧暦の元旦に
あげるお年寄りがまだいましたが、最近はそれも聞かなくなりました。
もらえるほうにしてみれば早いほうがいいに決まってますしね♪  

Posted by 小美野塾 at 11:16Comments(0)日記