【TCテントを汚してしまったら】 薪ストで焦げた疑惑から復活・TCテントやタープをきっちり洗濯し撥水処理する方法




2月中旬の道志村では まだ氷点下になる時間帯が

あることはわかっていました






ということはもちろん薪ストキャンプになります

今年になって こちらの薪屋さんで求めた広葉樹薪を

持ってきてありました




東京薪販売さんです

キャンプに持ち込んだ薪は 果樹コンテナに2箱

約40キロで 雪が残っていると知っていましたから

きっと寒くて 40キロくらいは軽く使い切るだろうと

考えていたのですが…




朝になっても消費したのは半量にも満たず

だいたい15キロくらいで このあと使う分を

差し引いても コンテナ1箱で収まりそうです




朝10時でも幕外の気温は4度までしか上がらず…

外が寒いことは間違いないので 意外に感じます




これは芯を交換したアルパカが

思いのほか火力が高くて 暖かかったからだと思います




前述したように 薪ストの煙突の長さ調整に失敗したまま

運用していたので 薪の消費が少なくて済んだのは

不幸中の幸いでした




煙突の先端がテンティピの天頂部と同じくらいの高さにしか

なっていない状況で 風向きが変わらないことへの祈りは

虚しく やはりテンティピ天頂部はダメージを受けた感じ…




撤収してテンティピを畳む段階になれば

もっと間近で確認できるはずです

あまり考えたくないことを考えながら

撤収を開始します




正午を過ぎると 太陽が高くなり もう少し暖かく

なってきました

おかげで撤収のピッチも上がります




デリカをバックさせ テンティピに近づけて

荷物を搬入しやすくして…




薪ストの撤収をしながら 新しい装備も加えた

煙突まわりを振り返ってみることに…




アイアンストーブちびの継ぎ煙突

実は焼き付きやすく 撤収時に外れにくくなることが

多いです そのため本数を増やすことを躊躇ったのですが

それでももう一本 継ぎ足すべきでした




自作と市販品を組み合わせて長さを稼いだ煙突ガードは

成功です

ちょうど良い位置に吊り下げられましたが 継ぎ煙突を

足すのであれば 吊り具の再検討が必要になります




雨傘の支柱部に30cmのステンワイヤーを通し

吊り下げているのですが 継ぎ煙突をもう一本足すなら

煙突ガードの位置を下げる必要があるので

ワイヤーの長さを倍にする必要がありそうです



ワイヤーは2本使うので これと同じものをもう2本

用意しなくてはなりません

この吊りワイヤーは どのホムセンでも

たいてい置かれているので すぐに入手可能です




そしていよいよテンティピを畳む段階へ…




センターポールを引き抜いて 天頂部が地面に

着地したのち おそるおそる見てみると…




これは… 焦げてしまったのか?

うーん いろんな意味でダメージがでかい…




焦げたのか 煤けただけかわかりませんが

とりあえずトップハットのコードをはずして

自宅で対処することに…




のんびり作業していたら いつの間にか時間が

経ってしまい 撤収の完了したのはこんな時間に

なってしまった…






空模様が怪しくなってきたので 途中から急いだのですが

これだけ遅れたのは テンティピを焦がしたかもしれないという

ダメージが 大きかったということ…




幸い帰路は雨も雪も降らず 無事に帰宅して

荷下ろしを済ませてから テンティピ トップハットの

復旧を試みます




焦げたのではなく煤けただけと信じて マジックリンで

ガシガシこすり洗いしたところ…




ほっとしました

焦げてはおらず 煤けただけだった…

近年まれにみる綺麗な状態まで戻せました




でも洗っただけじゃダメなので 撥水処理も施します

ニクワックスのコットンプルーフです

ジルコン15全体に撥水処理するには これが2本必要なので

自宅に2本キープしておいたものから 少量だけ使いました




コットンプルーフ1に対し 水9で希釈しますが

かなり溶けにくいので 割り箸でしつこく攪拌します

もっと大量に使うなら 大き目の塗料バケツと

電動ドリルがあれば こんなものを用意すると楽になります




エポキシなどを拡販するドリルのアタッチメント

コットンプルーフはとにかく溶けにくいので

電動工具の力を借りたほうが格段に作業が捗ります




今回はそこまでの量ではないので 手で攪拌した希釈液に

トップハットをどっぷり浸します

テンティピ ジルコン15は全高3.6m で 底面の直径6m の

巨大なTCテントです




トップハットは小さめのパーツなので 小ぶりな塗料バケツに

浸せましたが 全体を撥水するなら…




デッキブラシと 多めの洗濯洗剤と

広めのコンクリート張りされたような場所が

必要です




すすぎはジェット水流が放出可能な

ガーデンホースがあったほうが良いでしょう




また 水を吸ったTCテントはかなり重くなりますから

濡れた状態で運んだり動かしたりする必要が

生じた場合は…




大きめで強めなポリ袋を用意すれば

運搬しやすくなります

転がせるようになりますから(笑)




さらに撥水材の塗布にあたっては

塗料バケツと刷毛が絶対に必要です




テンティピ ジルコン15の場合は6リットル近い

水でコットンプルーフ2本を希釈しました




このバケツだと6リットルはあふれてしまうので

3リットルずつ希釈して 作業してました



次にジルコン全撥水するときは

これくらいのサイズのバケツを用意するつもりです


…で トップハットの撥水はもっと簡単なので

あとは固く絞って干して乾けば

再撥水完了




この状態で一昼夜放置して乾かし

試しに乾いた状態で水をかけてみましたが…




きっちり弾いてます

無事に復旧完了です




過去に一度だけジルコン15を全洗いして

全撥水処理を試みましたが あまりに

大変だったので 縫製部だけ塗布にとどめました




また汚れてきたので 近いうちに二度目の全洗いと

今度は最後まで全面再撥水処理を施そうと思います




あと煙突の突き出しはこれくらいになるように

今シーズン中に何とかセッティングのめどを

つけたほうがよさそうで 春休みを取りたいものですが

たぶん 取れないだろうなぁ…(^^;



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tag : 久保キャンプ場TCテント薪ストーブキャンプキャンプギアメンテナンスニクワックス撥水コットンプルーフ煙突ガードキャンプギア自作


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No title

ハットが焦げてなくて何よりです、コットンは耐熱性高いですね(^u^)

こんにちは

分かりますぅ。
ショックな事があったとき、すぐさま確認すれば良いのだけど出来れば先送りしたい、でもすごく気になる。
大事にならなくて良かったです。
もう駄目だと思ってました。 焦げたなって。
洗って綺麗になって済むなんて本当にラッキーです。
今年は火事のニュースも多いですから気を付けないとですね。

先日の春闘のニュース、羨ましいですね。
大きな会社はどんどん給料が上がって、でも下請けは無理だろうなぁ。
今やってるWBCを見ていると、息子が通っている会社の名前が・・・
元請けってやつかしら。
随分景気が良いんだなぁって、同じ場所で働いてても下請けは厳しいですね。

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