NO.1545 こっけいと言うか、「やっぱり小沢一郎はエライ!」んだなあという話。
春のうららかな日差しが恋しい今日この頃です。
ニンジンを切ったときこうしておけば、部屋の中で小さな緑が可愛いですよ!
はじめに、マスコミに載らない海外記事さんのココログ版が、突然閉鎖させられたそうです。
とのこと。全く心あたりはありません。トラックバックできないブログに何の意味があるでしょう?
政党のビラをまくと豚箱。ピザ、鮨、あやしい宗教団体のビラなら不問の社会、不思議なことではありません。
最新の記事、クリス・ヘッジスによるもので、「情報スーパー下水: インターネットは企業権益によってハイジャックされるだろうか」というものでした。
私はネットの世界には疎く、事情は飲み込めませんが・・・。
海外からの貴重な情報を提供いただいていたのに残念です。是非どこかで復活して頑張ってほしいものです。
さて、今日はあまり書かないタイプの話。
こっけいと言うか、やっぱり小沢一郎はエライ!と言う話です。
小沢氏、生方副幹事長解任を撤回 「党の団結大事」(東京新聞 2010年3月24日 01時13分)
民主党の小沢一郎幹事長は23日夕、党本部で記者会見し、執行部を批判した生方幸夫副幹事長の解任方針の撤回を表明した。これに先立つ生方氏との会談で「参院選を控え、党の団結と協力が大事だ。本来の副幹事長の職務に全力を挙げてほしい」と伝え、続投を要請したことを明らかにした。生方氏は「分かりました」と受け入れた。
党執行部は当初、同日午後の常任幹事会で生方氏を「人事異動」の形を取って解任する方針だった。しかし、参院選を控え党内外から批判が高まったことを受け、方針を一転させた。ただ、小沢氏がいったん了承した解任を撤回したことで、威信低下が浮き彫りになり、今後の鳩山政権内の力関係にも微妙な影響を与えそうだ。
鳩山由紀夫首相は23日夜、生方氏の続投について記者団に「それは小沢幹事長が判断した。いろいろ考えられた末の結論だったと思っている。党の中でしっかり議論することになるわけで、むしろ良かったんじゃないか」と指摘した。ただ党幹部は、首相から同日昼に小沢氏に連絡があり「幹事長の判断が変わったようだ」と述べ、首相からの指示があったとの見方を示した。(共同)
民主党内も支持者もどうなんでしょうか?
民主党支持のブログシーンは、申し訳ないが、滑稽です。
持ち上げていたらはしごを外されたわけですから。
一度目は、「政治とカネの問題」で不起訴決定を受けてのからの出来事。
検察の捜査を「このようなことを許していたら日本の民主主義は暗澹たるものとなってしまう」として、断固たたかう姿勢を見せていた小沢氏は、不起訴処分に対し、「公平・公正な検察当局の結果と受け止めている」と言ったもんだ。
当のご本人がこう言ってしまえば、応援団はは立つ瀬がないというのが普通ですが・・・。
そして今回の生方副幹事長の解任とその撤回劇。
小沢氏の意向にそう解任を持ち上げては、またその撤回劇にヤンヤの拍手を送る。
「vanacoralの日記」 2010-03-23 「どこまでも恥を知らない植草一秀 」が、以下こき下ろして紹介しています。
そして、■生方副幹事長問題を解決した小沢幹事長の凄腕(23日付『知られざる真実』)
民主党副幹事長の生方幸夫氏を解任するとの民主党の方針決定は、本来、大きく取り扱われるような案件ではなかった。小沢氏を攻略したい利権複合体の走狗である一部マスメディアが大騒動に仕立て上げたものだ。
(中略)
生方副幹事長は、党執行部の運営に問題があると感じるなら、会が終わった後にゴタゴタいうのはやめて、堂々と党内会議の席で表明するべきだったのではないか。
(中略)
生方副幹事長問題を小沢一郎幹事長が見事に処理した。悪徳ペンタゴン連合よりも、小沢氏の方が一枚上手であった。
と結んでますが。ど・こ・が?
「小沢氏の方が一枚上手」なら、ここまで騒ぎが大きくなる訳ないでしょう。これぞ「恥も矛盾も感じず」「論理的思考ができない」植草氏の真骨頂ですねorz
・・・ということで、以下のなるほど、そうだ!という記事を紹介しておきましょう。
田畑光永氏が(ジャーナリスト)ブログリベラル21で、書いています。
かつては自公政権を厳しく批判し、民主党政権を天まで持ち上げ小沢擁護に海外から「健筆」をふるった方は、「真実」が見えて嫌気が差したのか、もう一ヶ月以上に渡り日本の政治の話はエントリーに挙げていないようだ。しかし、マスコミに載らない海外記事さんが言う「あやしい宗教団体」ならぬブロガー達は、またしても植草氏のアジテーションに陶酔するのでしょうか・・・?「2010.03.24 民主党、生方氏の副幹事長職解任を取り消し――これぞ独裁の証し」
民主党は新聞のインタビューで小沢幹事長を批判する発言をしたという理由で、去る18日、副幹事長職を解任することを決めた生方幸夫衆院議員について、23日、小沢幹事長が直接、生方氏に会って解任取り消しの意向を伝え、生方氏も留任を了承したために、事態は一転、元の鞘に収まって終息した。生方氏解任に対する世論の激しい反発に小沢氏が譲った形だが、この経過そのものが党内における小沢氏の独裁振りを証明したと言える。
(中略)
これぞ典型的な独裁のメカニズムである。独裁者は腹のうちを明かさず、周りのものがそれを忖度して、気に入られるように物事を処理する。うまくいけばそれでよし。案に相違してうまくいかなければ、そこで独裁者が決定を改める。当初の決定をしたものの立場など意に介さないばかりか、場合によっては逆に責任を追及される。
(中略)
民主党にもせめて自民党程度の民主化を求めたい。生方解任が取り消されたことは小沢氏自身が世論の逆風にたじろいだことの現われだろう。北教祖からの不正献金を受けた小林千代美議員が離党も議員辞職もしないと言って頑張っているのは、北教祖関係者の逮捕、起訴を理由に小林議員が離党したり、辞職したりすれば、当然、秘書3人が起訴された小沢氏にあらためて世間の目が注がれるのを避けたいがため、本人の意思とは別に頑張らされているのだと言われるが、そんな形で政治の筋をねじ曲げ続ければ、結果はさらに悪くなるだけである。
鳩山首相は小林議員について「何らかの対処をする必要がある」と述べているが、ここはせめて「指導性」を発揮して、きちんとした対応をすると共に、小沢幹事長の進退にも総裁としてのけじめを見せてもらいたいものだ。
やっぱりイチローはエライ!(笑)
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2010.03.24 | | Comments(1) | Trackback(1) | ・民主党批判Ⅱ