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5434.jpgクロヒラタヨコバイPenthimia nitida。茨城にて。

遠目には昆虫に見えない。拡大しても、一見甲虫にしか見えない。

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5432.jpgヨツモンカメムシUrochela quadrinotata。長野にて。

ハルニレの木に多数集まっていた。北方系の種で、本州では比較的稀と言われる。しかし、普段木の高所にいて目につかないだけで、潜在的な個体数は恐らく少なくない。

5433.jpgハルニレの葉を巻いたゴールを開いたらいたアブラムシ。長野にて。

恐らくニレハマキワタムシの仲間。ある場所に多数植栽されたハルニレのうち、人の背丈ほどしかない1本の矮小な株の葉だけに見られた。この場所では、同じく植栽されたケヤキの葉を巻く超絶幻UMAのアブラムシがかつて出たとか出ないとかの噂があり、たびたび気にして探しているが、見た試しがない。

5429.jpgモンクチビルテントウPlatynaspidius maculosus。茨城にて。

微小な外来種のテントウ。ぬいぐるみのようで見た目は愛らしい。

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フタモンアシナガバチ。島根にて。

5430.jpgミツバセイボウTrichrysis cyanea。茨城にて。

普通種のはずなのに、なぜか日本で撮影された写真が驚くほどネット上に存在しない。茅葺の家の屋根に無数のハムシドロバチ類が営巣しており、そこに多数飛来していた。

※ナミハセイボウでした。道理で腹端の歯が目だたたなかった訳だ。ご教示下さった方、誠にありがとうございます。

5428.jpgコムラサキApatura metis。茨城にて。

精霊

5427.jpg情報が少なすぎんだよ!

以外にコメントはない。

5426.jpg栃木の、公式記録ではありえない地域で得たKurasawatrechus

Trechiamaが2種いるあの辺り」と言えば、分かる人間には分かるだろう。実際、それ目当てで行った。行って掘ったがTrechiamaはかすりもせず、代わりにこれが出た。一体何者なのか。
胸部が真四角でないのを見るあたり、県の中南部にいるアブクマメクラ群の2種とは何の関係もない奴であろうことは察しがつく。緯度的に近い所にいるヤミゾメクラに、姿形の雰囲気は近い。しかし、いる山塊が真反対だからヤミゾメクラではあるまい。多分、「福島県側にいる何らかのKurasawatrechusの種の分布域が、実は栃木にまで伸びていたのを確認した」か、あるいは「全くの未知なる種を掘りあててしまった」かのどちらかになる。

5425.jpgタケウチトゲアワフキMachaerota takeuchii。都内にて。

和製バラノトゲツノゼミ。希少種扱いされるが、ここみたいに市街地の只中にもスポット的に大発生することがある。

クイーンフィンジゴアット

5424.jpgオオスズメバチVespa mandarinia。千葉にて。

新女王が樹液に来た。ぎょっとするほど巨大だが見た目ほど危険な生物でもない。

5423.jpgクロハナムグリGlycyphana fulvistemma。千葉にて。

伐採木に飛来した。地味な普通種だが、このシックな色合いは嫌いじゃない。

5422.jpgヨコヅナサシガメAgriosphodrus dohrni。千葉にて。

ガの幼虫を襲っていた成虫。予想以上に口吻が長いのに驚いた。成虫は大柄で立派だが、初夏の短期間しか見かけない。

5418.jpgベニモンアオリンガEarias roseifera。茨城にて。

ツツジ類の害虫。発生時期は長いが、特に初夏に出るものは緑の前翅に赤みがさす。このさまが、赤みを帯びたサツキの新葉の雰囲気に実にそっくり。たまたまサツキの葉に止まっているのを見つけたが、偶然翅を2、3回開閉する瞬間を目にしなかったら発見できなかった。

5419.jpgこれは擬態と呼んでよいものなのか。