2020/12/31|Category:膜
2020/12/27|Category:鱗
2020/12/25|Category:蜻蛉
2020/12/24|Category:甲
2020/12/21|Category:鱗
アカエグリバOraesia excavata。茨城にて。
低木に取り付き越冬体制に入っていた。枯れ葉そっくりの姿で枯れ葉の中に紛れ、実に見事な擬態と言いたいところ。しかし、俺は日常的にこの生物が止まる際の、周囲の環境に対する無頓着ぶりをさんざ見ているので、軽はずみにこの様を「擬態」と呼び難い。
たまたま越冬のために雨風をしのげる場所を求めて止まったのがここだっただけの話で、こいつ本人はこの環境に似せる意図があって止まったのではないと思われる。人間の目から見たら実にうまく景色に紛れているように見えても、案外天敵の鳥とかはこれを簡単に見破って食うのではなかろうか。「これを(で)食って生きている本職の天敵」に聞かない限り、このガの成りが本当に擬態と呼べるかなど分からないのだ。
なお、俺はこれを日中いきなり見つけた訳ではない。前日の夜、ヘッドラを付けて林を彷徨っていた時に偶然眼が赤く反射するのに気付いてこいつを発見した。翌日の朝、改めてそこへ行って撮影したに過ぎない。
低木に取り付き越冬体制に入っていた。枯れ葉そっくりの姿で枯れ葉の中に紛れ、実に見事な擬態と言いたいところ。しかし、俺は日常的にこの生物が止まる際の、周囲の環境に対する無頓着ぶりをさんざ見ているので、軽はずみにこの様を「擬態」と呼び難い。
たまたま越冬のために雨風をしのげる場所を求めて止まったのがここだっただけの話で、こいつ本人はこの環境に似せる意図があって止まったのではないと思われる。人間の目から見たら実にうまく景色に紛れているように見えても、案外天敵の鳥とかはこれを簡単に見破って食うのではなかろうか。「これを(で)食って生きている本職の天敵」に聞かない限り、このガの成りが本当に擬態と呼べるかなど分からないのだ。
なお、俺はこれを日中いきなり見つけた訳ではない。前日の夜、ヘッドラを付けて林を彷徨っていた時に偶然眼が赤く反射するのに気付いてこいつを発見した。翌日の朝、改めてそこへ行って撮影したに過ぎない。
精霊
2020/12/20|Category:未分類
2020/12/19|Category:膜
2020/12/18|Category:甲
2020/12/16|Category:半
2020/12/15|Category:鱗
2020/12/14|Category:双
2020/12/13|Category:鱗
2020/12/12|Category:鱗
2020/12/11|Category:鱗
2020/12/10|Category:鱗
2020/12/09|Category:脈
2020/12/08|Category:脈
2020/12/07|Category:半
フウナガマダラオオアブラムシLongistigma liquidambarus。茨城にて。
1990年代初頭に岡山で発見され、その後日本各地で生息が確認された外来アブラムシ。植栽されたモミジバフウの枝に群れで取り付く。アブラムシとしてはぎょっとするレベルの、破格の巨大種。恐らく体長的には在来のクチナガオオアブラ類とどっこいどっこいだが、オレンジ色で目立つクモじみた長い脚をもつため、視界に入った時のサイズは物凄くでかく感じる。
干渉されると、逆立ちするような体制で長い後脚をバタバタさせる。こいつの天敵の寄生蜂とか日本にいるんだろうか。少なくともここの周辺に本種のマミーは見出せなかった。
たまたまいつも歩く歩道上で、地面をよたよた歩いてる個体を見つけ、その近くに立つモミジバフウの枝にコロニーをいくつも認めた。というより、このアブラムシがいたおかげで、いつも歩いている歩道脇の街路樹がモミジバフウであることを知った。
虫の存在を認知したために、その食草の存在を認知した。本来、逆なのだろうが。
1990年代初頭に岡山で発見され、その後日本各地で生息が確認された外来アブラムシ。植栽されたモミジバフウの枝に群れで取り付く。アブラムシとしてはぎょっとするレベルの、破格の巨大種。恐らく体長的には在来のクチナガオオアブラ類とどっこいどっこいだが、オレンジ色で目立つクモじみた長い脚をもつため、視界に入った時のサイズは物凄くでかく感じる。
干渉されると、逆立ちするような体制で長い後脚をバタバタさせる。こいつの天敵の寄生蜂とか日本にいるんだろうか。少なくともここの周辺に本種のマミーは見出せなかった。
たまたまいつも歩く歩道上で、地面をよたよた歩いてる個体を見つけ、その近くに立つモミジバフウの枝にコロニーをいくつも認めた。というより、このアブラムシがいたおかげで、いつも歩いている歩道脇の街路樹がモミジバフウであることを知った。
虫の存在を認知したために、その食草の存在を認知した。本来、逆なのだろうが。
2020/12/06|Category:未分類
2020/12/05|Category:鱗
2020/12/04|Category:鱗
2020/12/03|Category:半
2020/12/02|Category:膜