<新・季節の人たち>
九月に発表された「私立大学・短期大学等入学志願動向」によると、二〇二四年度の私大の定員割れは五九・二%と約六割に達した。
少子化のなか、どう入学者を増やすかは私大にとって喫緊の課題だ。私大の収入には学費や関連団体(病院ほか)の事業収入などがあるが、学生数が減る=充足率が下がると補助金(約一三%)も減額される。そのため、なんとか学生を確保していかざるをえない。
そうした大学でよく取られてきたのは留学生による補充で一九九〇年代後半から進められてきた。〇一年、山形の酒田短大ではその九割が中国からの留学生で、しかも大半が東京に働きに出ていることが発覚、「歌舞伎町学部」と批判を浴びた。同大はその数年後、廃校となった。
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