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核兵器禁止条約

核兵器開発などを初めて全面的に禁じる核兵器禁止条約が21年1月22日に発効しました。核軍縮の前進につながるか注目されています。

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「日本はせめてオブザーバー参加を」 ICAN、核禁条約3年で訴え

 記者会見するICANのメリッサ・パーク事務局長=東京都千代田区の日本記者クラブで22日午後
 記者会見するICANのメリッサ・パーク事務局長=東京都千代田区の日本記者クラブで22日午後

 核兵器禁止条約発効から3年を迎えた22日、来日中の非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のメリッサ・パーク事務局長(57)が東京都内の日本記者クラブで記者会見した。核抑止論を否定、条約不参加の日本政府に「被爆者の警告に耳を傾けなければならない。せめて(締約国会議に)オブザーバー参加すべきだ」と訴えた。

 パーク氏は今回の来日で広島と長崎を訪問。被爆者たちが「原爆の実体験を分かち合い、核廃絶への情熱を表明してくれた」とし、「これに代えられるものはない」と強調した。昨年11~12月の第2回締約国会議を欠席した日本政府に「失望を覚えた」と述べ、条約への参加と貢献を求めた。

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