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安倍晋三元首相銃撃

2022年7月8日、演説中の安倍元首相が銃撃され、死亡しました。その後の「国葬」にも疑念が…。

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最大派閥会長として存在感示した安倍氏 死去は岸田政権に影響か

安倍晋三元首相=小川昌宏撮影
安倍晋三元首相=小川昌宏撮影

 安倍晋三元首相(67)は自民党最大派閥・安倍派の会長として政策面での発信を強めていた。参院選後をにらんで、岸田政権内で存在感を示す狙いがあったとみられる。安倍氏の死去は岸田文雄首相の今後の政権運営にも大きく影響しそうだ。

 安倍氏は自民党内で積極財政派の後ろ盾となり、基礎的財政収支(プライマリーバランス)を2025年度に黒字化する目標を政府の「骨太の方針」(6月に閣議決定)から削除させた。来年度予算編成に向けては防衛費を7兆円近くまで増額するよう繰り返し主張した。一方、首相はこれまで明確な方針を示していないことから、政権内では、首相官邸と安倍氏の間のすきま風を懸念する声が出ていた。

 首相が会長を務める岸田派は党内第4派閥で、安倍派、茂木派、麻生派の支援とバランスで政権が成り立っている。その意味で、参院選後に予定される自民党役員・内閣改造人事で首相が独自色を出すか、引き続き各派に配慮するのかは党内の関心事だ。会長を失った安倍派が最大派閥として求心力を維持できなければ、各派閥の均衡が崩れかねない。

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