毎日芸術賞

第66回毎日芸術賞贈呈式　受賞者喜びの声

　第66回毎日芸術賞（特別協賛・株式会社ユニクロ）の贈呈式が7日、ホテル椿山荘東京で開かれた。本賞5人、特別賞1人の受賞者と若手芸術家を顕彰するユニクロ賞の受賞者1人の計7人がそれぞれ喜びを語った。（写真はいずれも小林努撮影）　◆文学Ⅰ部門（小説・評論）　奥泉光さん　小説『虚史のリズム』（集英社）　

毎日芸術賞

毎日芸術賞・ユニクロ賞贈呈式　7人が喜び

　第66回毎日芸術賞（特別協賛・株式会社ユニクロ）の贈呈式が7日、東京都文京区のホテル椿山荘東京で開かれた。本賞5人、特別賞1人に加え、若手芸術家を顕彰するユニクロ賞1人の各受賞者に、松木健・毎日新聞社社長が賞状などを、柳井康治・ファーストリテイリング取締役が花束やカシミヤのセーターなどをそれぞれ贈

声優の野沢雅子さんら7人が受賞　毎日芸術賞、ユニクロ賞贈呈式

　第66回毎日芸術賞（特別協賛・株式会社ユニクロ）の贈呈式が7日、東京都文京区のホテル椿山荘東京で開かれた。本賞5人、特別賞1人に加え、若手芸術家を顕彰するユニクロ賞1人の各受賞者に、松木健・毎日新聞社社長が賞状などを、柳井康治・ファーストリテイリング取締役が花束やカシミヤのセーターなどをそれぞれ贈

第６６回毎日芸術賞

第66回毎日芸術賞　「ナミビア」が映す時代　柳井康治さん×山中瑶子さん

　◇ファーストリテイリング取締役　柳井康治さん×ユニクロ賞・映画監督　山中瑶子さん　文化・芸術の発展に寄与した人々を顕彰する毎日芸術賞（特別協賛・株式会社ユニクロ）は2024年度で第66回を迎えた。本賞に5人、特別賞1人が選ばれ、40歳未満の若手芸術家を顕彰するユニクロ賞には、映画「ナミビアの砂漠（

毎日芸術賞の人々

／6止　野沢雅子さん／山中瑶子さん

　◆野沢雅子さん　特別賞（放送部門）　テレビアニメ「ドラゴンボールDAIMA」（フジテレビ系）での主人公・孫悟空の声など長年の功績　◇肝は観察　天性の少年　日本アニメの発展と共に歩んできた。現在フジテレビ系で放送中のアニメ「ドラゴンボールDAIMA」の主人公・孫悟空は、演じ始めて40年近く。声優界の

毎日芸術賞の人々

／5　小島ゆかりさん

　◆小島ゆかりさん　文学Ⅱ部門（詩・短歌・俳句）　歌集『はるかなる虹』（短歌研究社）　◇歌わずにはいられない　16冊目の歌集『はるかなる虹』は、ちょうど新型コロナウイルス禍やロシアのウクライナ侵攻で世界の危機感が高まり、さらに60代後半に入って自らの老いを感じる時期に詠んだ468首を収める。さまざま

毎日芸術賞の人々

／4　奥泉光さん

　◆奥泉光さん　文学Ⅰ部門（小説・評論）　小説『虚史のリズム』（集英社）　◇戦争語り継ぐ岐路に　「デビュー以来、アジア太平洋戦争を中心とした近現代史を題材に小説を書いてきました。一種の集大成といえる作品に賞をいただけて、うれしいですね」　受賞作は、同じくアジア太平洋戦争をテーマにした長編『グランド・

毎日芸術賞の人々

／3　慶徳紀子さん

　◆慶徳紀子さん　美術Ⅲ部門（書道）　「間」慶徳紀子書展（東京・セイコーハウスホール）　◇「自分探し」の旅、結晶化　「？？……。私のような人間が、このような大きな賞をいただいていいのでしょうか……」と受賞の報には半信半疑の様子。　大東文化大学に進学して書に取り組み始めた。日本全国から俊英が集まり切磋

毎日芸術賞の人々

／2　渡辺順生さん

　◆渡辺順生さん　音楽Ⅰ部門（クラシック・洋舞）　アルバム「フローベルガー＆　ルイ・クープラン：チェンバロ精華集」　J．S．バッハ：トッカータ全7曲のチェンバロ演奏会　◇内面的な音楽求めて　チェンバロには、こんなにもまばゆいばかりの音色が秘められていたのかと驚かされる。受賞作のアルバムは、奇跡のよう

毎日芸術賞の人々

／1　市村正親さん

　◆市村正親さん　演劇・邦舞・演芸部門　ミュージカル「スウィーニー・トッド」「モーツァルト！」での演技　◇生涯現役「突っ走る」　舞台の世界に足を踏み入れて以来、常に最前線で活躍する75歳にとって、2024年は俳優生活51周年だった。「なぜか50周年の時は出演舞台があまりなかった。演劇の神様が『少し休

社告

第66回毎日芸術賞受賞者決定

　第66回（2024年度）毎日芸術賞（特別協賛・株式会社ユニクロ）の受賞者が決まりました。2月7日にホテル椿山荘東京（東京都文京区）で贈呈式を行います。（敬称略・50音順、21面に受賞者業績）　市村正親（俳優）ミュージカル「スウィーニー・トッド」「モーツァルト！」での演技▽奥泉光（作家）小説「虚史の

第６６回毎日芸術賞・ユニクロ賞

第66回毎日芸術賞・ユニクロ賞　受賞者7人の業績

　第66回毎日芸術賞（特別協賛・株式会社ユニクロ）は、あらゆる芸術分野を対象に、特に優れた業績をあげた個人・団体を顕彰する賞です。このうち、ユニクロ賞は今後の活躍が期待できる若手芸術家を表彰する賞です。今回、受賞が決まった皆さんの業績を紹介します。　◇選考委員（敬称略、50音順）　片岡真実（森美術館

第65回毎日芸術賞贈呈式　受賞者喜びの声

　第65回毎日芸術賞と若手芸術家を顕彰するため新設された第1回ユニクロ賞（いずれも特別協賛・株式会社ユニクロ）の贈呈式が8日、ホテル椿山荘東京で開催された。受賞者6人がそれぞれ喜びを語った。（ユニクロ賞を除き、写真は藤井達也撮影）　◆大竹しのぶさん（俳優）　演劇・邦舞・演芸部門　舞台「GYPSY」「

大竹しのぶさんら受賞者6人が出席　毎日芸術賞、ユニクロ賞贈呈式

　第65回毎日芸術賞と若手芸術家を顕彰する第1回ユニクロ賞（いずれも特別協賛・株式会社ユニクロ）に選ばれた6人の贈呈式が8日、東京都文京区のホテル椿山荘東京であった。賞状を松木健・毎日新聞社社長が、花束やカシミヤのセーターなどを木下孝浩・ファーストリテイリンググループ上席執行役員がそれぞれ受賞者に贈

第６５回毎日芸術賞

毎日芸術賞　65回の軌跡　昭和、平成、令和　文化振興に一助

　毎日芸術賞は2023年度をもって第65回を迎えた。昭和、平成、そして令和という三つの時代を通じて、幅広い領域の優れた芸術家を顕彰し、日本の文化振興の一助となってきた。加えて今年度から、気鋭のアーティストを応援する「ユニクロ賞」も新設され、次世代も力強く後押しする。伝統ある賞の歴史をここで一度振り返

「子供たちの初めてに」　ユニクロ賞の30代指揮者、沖澤のどかさん

　昨年4月に京都市交響楽団の常任指揮者に女性初、史上最年少で就任した沖澤のどかさん（36）は、現在の音楽シーンでひときわ強い輝きを放つ。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団で腕を磨き、国内外のオーケストラで客演を重ねるなど、音楽家としての歩みを着実に進める新星だ。40歳未満の若手芸術家を顕彰する第1回

毎日芸術賞ユニクロ賞に沖澤のどかさん　京響常任指揮者就任演奏で

　若手芸術家を顕彰する第1回（2023年度）毎日芸術賞ユニクロ賞（特別協賛・株式会社ユニクロ）の受賞者が、指揮者の沖澤のどかさん（36）に決まった。対象は昨年4月に京都コンサートホールで、同9月に東京・サントリーホールで開かれた京都市交響楽団常任指揮者への就任披露演奏会。ユニクロ賞は、今年度から株式

毎日芸術賞・ユニクロ賞

／下　新たな才能を後押し　映画部門／文学部門／美術部門

　65回目を迎える毎日芸術賞に今年度から、40歳未満の若い芸術家を顕彰し、今後の活躍を後押しする「ユニクロ賞」が新設される。2月8日の受賞者発表を前に、各界の若手アーティストたちの活躍を紹介する。　◆映画部門　◇自主製作起点に世界へ　第77回毎日映画コンクールで、「ケイコ　目を澄ませて」（2022年

毎日芸術賞・ユニクロ賞

／上　躍動する若手アーティスト　演劇部門／クラシック部門／ポップス部門

　65回目を迎える毎日芸術賞に今年度から、40歳未満の若い芸術家を顕彰し、今後の活躍を後押しする「ユニクロ賞」が新設される。2月8日の受賞者発表を前に、各界の若手アーティストたちの活躍を紹介する。＝［下］は2月1日掲載　◆演劇部門　◇歌舞伎俳優の成長著しく　今、演劇の分野で若い世代の充実を語る時、ま

毎日芸術賞の人々

／下　山下洋輔さん／大竹伸朗さん

　◆山下洋輔さん　音楽Ⅱ部門（ポピュラー）　重量盤アナログレコード「村上春樹presents山下洋輔トリオ再乱入ライブ」　◇情熱不変「大暴れ」　「びっくりです。なんでこのようなすごいタイトルの賞をいただけるのだろうと。でも、人様が何か認めてくださるというのはいつもうれしいですね」。顔をほころばせて受