今までも今もこれからも。
岡本倫先生の漫画が大好きで大好きでたまらない
蔵間マリコです。
さ~てさて、一年間続けてきた企画ですけど、今回でラストとなります。
週刊ヤングジャンプ所属の鬼才漫画家、
岡本倫長期連載開始10周年を独断と偏見で語るコーナーが。
いや~、ちょくちょく更新してきたコーナーですが、ラストとなると少し寂しいものがありますねえ。まだまだ語りたいことがありますが、全部語ろうとなるとさらに1年以上は必要になりますし、前回は
極黒のブリュンヒルデを語りましたからね。ちょうどキリの良い所だと思います。
さて、そんな最終回となるこのコーナー、今回語るのは今までの総括みたいなものです。
岡本倫先生が
エルフェンリートで鮮烈デビューを果たし、それから今に至るまで。それを自分なりにまとめさせてもらいます。
当然ながら、
岡本倫先生の独特の作風に関わる部分やいつも以上に暴走した内容となります。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫だよ、という人はどうぞ。
たまたま偶然読んだ週刊ヤングジャンプが、
エルフェンリートの1話目の掲載号だった。自分にとって、岡本倫先生の漫画との出会いは、ただの偶然みたいなものだった。だけど、そのファーストインプレッションが重要だった。当時は稚拙ながらも他の漫画家と一線を画す独特の作風と読者を惹きつけるストーリー。だけど、そういった理由とは別に、一目惚れや恋に落ちた状態に近いと言ったほうがいいかもしれない。
それからは、別に特別でもない木曜日が特別な曜日となった。倫たんの漫画を読むために、いち早くコンビニで買って、それを学校で楽しむ。
エルフェンリートを読む人はいれど、注目していた人間は自分ぐらいしかいなかったが、それでも自分にとっては満足だった。こんなに面白い漫画を毎週読めるのだから。作品に対するときめきの素晴らしさ、それは漫画に限らずとも映画とかでもドラマとかでも小説とかでも同じであろう。
高校を卒業してからは、学校での楽しみから木曜日の朝一番の楽しみへ。
エルフェンリートから
ノノノノ、そして
ノノノノから
極黒のブリュンヒルデへ。自分や周りの環境は目まぐるしく変われど、この10年間、この気持ちは全く色褪せていないし、これから先も全く変わらぬ思いでいられる自信はある。それだけ、岡本倫先生の漫画が好きなのだから。
もし、自分が
倫たんの漫画と出会わなかったらどうなっていたのだろうか?あるいは、
倫たんの漫画の存在を知るのが遅かったらどうなっていたのだろうか?多分、木曜日がなんら変哲もない日のままで、退屈な毎日を過ごしていたかもしれない。これほどに惚れ込んでいたことは無かったかもしれない。
エルフェンリートの1話目、最初の最初だからここまでドップリとはまったのであろう。
最後に。自分は、
岡本倫先生の漫画を愛している。確かに
岡本倫先生の漫画よりも、面白い漫画はたくさんあるかもしれない。いや、間違いなくある。でも、自分にとって
岡本倫先生の漫画はそういうのは関係ない。理屈抜きで一番好きな漫画群なのだ。これから先、どのようなことがあるか分からない。それでも、初めて出会った時のときめきは忘れたくない。それでも。自分は影ながら応援したいし、
倫たんの漫画そのものを愛でたい。
今までも今もこれからも楽しみにしている
岡本倫先生の漫画。
さて、明日は
極黒のブリュンヒルデが掲載されている週
刊ヤングジャンプの発売日。合併号という、ファンとしてはちょっと辛い時期が待っているが、それだけに
倫たんの漫画をいつも以上に噛みしめて楽しみたいものだ。
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