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現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
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たまゆら

帰ってきたちみっ子。
2006-02-02 Thu 21:08

 

 んばば、んばんば、めらっさめらっさ。

 

 漫画を買いすぎて、就職活動がままならない蔵間マリコです。

 今日は、前回述べたとおり柴田亜美のギャグ漫画『PAPUWA』の感想に早速とりかかります。しかしその前に、何故、自分の柄にも無くPAPUWAなんか買ったかというと、それは懐かしかったという一言に尽きる。

 

 私が、小学1年か2年ぐらいに柴田亜美の出世作『南国少年パプワくん』が流行っていた。当時、パプワくんほどのシュールでナマモノな作品は無く、パプワくんが流行していた。私もそれに該当してして、アニメ版は毎週欠かさず見ていたほどだった。

 柴田亜美の漫画に魅入られた私は、ドラゴンクエスト4コマ劇場自由フリーマンと読む。)、ジバクくんとかも全巻借りて読んだ(買えよ!!)。

 しかし最近まで、どうしたことか柴田亜美のことをすっかり忘れてて、もはや存在が風化しかけていたところだった。そこに、専門学校生になった私が本屋のガンガンのコーナーで1冊の漫画を発見した。それは、今回のブログのお題である『PAPUWA』!!

 私は、PAPUWAを手に取り恍惚の笑みを浮かべた。恐らく、私の近くにいた人は変人だと思っていただろう。レジに速攻で向かい、家に帰って読んだ。面白い。

 面白かったので次巻も買おうとしたが、色々と予定が嵩張ったせいでついついレビューを書くのを忘れてしまった。そして今に至る。

 

 ま、こんなわけだす。

 さらに、8巻も今日買ったので感想を書くつもりだった。

 

 さて、その件のPAPUWAの感想はというと。

 まずストーリーに関しては、南国少年パプワくんのときとは微妙に流れが違うように感じた。シンタローの代わりに、コタローが記憶喪失になって(シンタローは記憶喪失になっていないが。)パプワ島に流れ着いたり、最初からリキッドパプワ島にいたりとそういう初期設定の違いだろう。しかし、パプワ君の時のように視角が送られたり(方式が違うが。)、秘石をめぐって戦ったりと昔となんら変わりがない。どっちかというと、今のファンより昔のファンが多いかも。

 

 キャラクターに関しては、パプワシンタローはもちろんのこと、ガンマ団の仲間やガンマ特戦隊、それに心戦組が加わった。ナマモノに関しては、イトウくタンノくんみたいに懐かしすぎるキャラクターから、カッパ☆海老戦隊キムラくんみたいな新参者が登場する。どのキャラクターも面白い。

 だが一番面白いキャラクターはやはり、原田コージ(ちなみに出身地は、私が現在在住している広島。)の妹であり(?)、心戦組所属の原田ウマコが強烈である。なにしろ、ひげが生えてたり、どう見ても男顔だし、一撃で熊をしとめるほどの力を持っているのである。リキッドは『UMA』とか『世紀末覇者』とか言ったりしていたり、青の一族全員はガンマ砲で吹っ飛ばしたり、相当嫌われている。だが、兄の原田コージだけはなぜか「妹萌え」とかいってるけどね(笑)。

 

 最近は、ちょっとシリアス展開(?)なため爆発力不足だが、ギャグは昔と変わらぬ面白さ。小学生、中学生だった頃にパプワ君を読んだ人には特にオススメする。絶対に懐かしいと思う。

 

 ところで最近だから言えることだが、柴田亜美はやおい好きかショタ好きだと思う。リアルタイムでパプワくんの頃はそこまで気にしてなかったが、今だからそんなことが言える。特に、自由人とかが顕著に現れている。ほぼ全員男性キャラクターだからである。

 女性だと思われていた、サクラリングは女装キャラクターだし(サクラは、バードが女と間違ってナンパしてたり、リング至ってはホモだし。)、それに輪にかけてまともな女性キャラクターの登場率の少なさ。いても、パプワくんPAPUWAクリ子ぐらい。柴田亜美が、世間でやおい好きといわれる所以が最近分かった。なんか哀しい。

 

 PAPUWAの評価

 

 満足度 ☆☆☆☆

 ギャグ度 ☆☆☆☆☆

 懐かしさ度 ☆☆☆☆☆

 

別窓 | 趣味人の日記 | コメント:4
タイトルなし
2006-02-02 Thu 13:49
別窓 | レビュー | コメント:0
| 黒のノエル。 |