2005-12-27 Tue 15:36
早速続き買っちまったよ。
『ひぐらしのなく頃に』が結構面白かったので、ついつい『綿流し編』を買ってしまった蔵間マリコです。 いや~、ヤバイですね~。最近、自分でも知らないうちこういう美少女物の漫画が増えているような気がするんですよ。エルフェンリート、真月譚月姫、GUNSLINGERGIRL、これが私の御主人様など、なんか俺の本棚の漫画のジャンルが占める割合が高くなってきてね~、家族にも変な目で見られてしまいます。『ひぐらしのなく頃に』をとりあえず『祟殺し編』まで買ったら、今度は新説ブレイブストーリーでも買おうかなと思っている。まあ、今回は綿流し編のあらすじと感想でも書いておくから興味があったらとりあえず読んどいて。
まずは、例の如くあらすじ解説。原作をよく知らないから、また表紙の後ろのあらすじを書かせてもらった。
昭和58年初夏、雛見沢村に越してきた少年・前原圭一は、園崎魅音を始め級友達と楽しい日常を送っていた。だがある日彼は、その村で毎年祭りの日に「一人が死に一人が消える」という連続怪死事件が起きている事実を知る。偶然か、陰謀か。・・・それとも祟り!?旋律の超話題ノベルゲーム『ひぐらしのなく頃に 綿流し編』を完全コミック化!惨劇が今幕を開ける――。
んまあ、実際の内容はあらすじ通りって言ったらあらすじ通りだろう。 この『綿流し編』のメインヒロインは竜宮レナではなく、園崎魅音と妹の園崎詩音。園崎魅音は、男勝りでリーダーシップを取る性格だが、園崎詩音は対照的におしとやかな性格でちょっと人見知りの激しいキャラクターになっている。やはり、姉妹キャラは対照的な性格というのが相場なのだろうか。
ほんでもって、感想。 私は、『綿流し編』が『鬼隠し編』に比べるとなんかずいぶん見劣りするような気がすると感じた。何故かというとたぶん最初に見たのが『鬼隠し編』というのもあるだろうけど、最大の理由は2つある。まず、内容がラブコメ調であることかな?前回のレビューでもあんだけギャルゲー要素はやめろといっているのに、なんか『綿流し編』ではさらに拍車をかけている。 特に、園崎詩音の働く喫茶店エンジェルモートのシーンなんかが。時代設定が昭和58年なのにコスプレじみたようなメイド服はないと思う。ていうか、昭和58年にメイド喫茶も、メイド服もないと思う。それより、その喫茶店に行く前原圭一の父親もどうかと思うぞ!?
もう一つの理由は、『鬼隠し編』のメインヒロインであったレナに原因がある。別に、「かぁいい」モードはギャップ付けのためにいいんだけど、そのギャップとなる対象のやばい目つきのレナがね~、いかんせん良くないな。『鬼隠し編』の作者の画力の甲斐があってのものか『鬼隠し編』のレナは、恐すぎるぐらい恐かった。前回のレビューでも語っていた「嘘だ!!」なんかがね。 でも『綿流し編』のレナは、正直『目つきが変な人』程度で止まっている。確かに、圭一の行動に対して園崎魅音が傷ついていると語っているところは少し恐いけど、『鬼隠し編』に比べると屁みたいなもんだ。画力の差?それはないと思う。多分、それは作者自身のチョイスだと思う。しかしそれは間違った選択だと思った。
でも、ちゃんと上手く『鬼隠し編』とうまくリンクさせているところはなかなか良かった。『鬼隠し編』だともう故人である富竹の死ぬまで行動が『綿流し編』だとちゃんと描かれてるしね(全てではないが。)。これでいっそう謎が深まるばかりである。 それとは対照的に、だんだん時間軸が明白になっている。謎と雛見沢村で起きた出来事、対照的な方向に進んでいるような気がする。
次回は『ひぐらしのなく頃に 祟殺し編』をレビューしたいと思う。
しかし、ガンガンって昔こんな漫画あったっけ?私は、南国少年パプワ君とか魔方陣グルグルの世代だからな。こんなん昔なかったぞ。
ひぐらしのなく頃に 綿流し編の評価
満足度 ☆☆ ギャルゲー度 ☆☆☆☆☆☆☆(だからこんなのイラネって!!) 恐怖度 ☆
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| 黒のノエル。 |
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