オレ流アルキメデスのポンプ工作実験
そうだ!
今回は来年の本格製作に向けて、水汲み機の基本部分の試作しに来たはずです。
螺旋の板を回転させて水を上に移動させようということです。回転は水力に頼るしかありません。電気を使ってモーターを動かせば簡単ですが、自然のエネルギーだけで行おうという難題です。
螺旋の板も難しそうです。
基本的にはアルキメデスのナンチャラポンプというものです。
そこで回転軸にホースを巻き付けて螺旋の板の代用にしてみたらと試作候補にしました。
軸は強度と軽さが求められます。鉄管も木も重いです。塩ビ管は自重でたわんでしまいます。ペッドボトルは候補にはしておきますが、繋ぎ合わせが難しそうです。
【試作1】
使うことのなくなったゴルフクラブ整理パイプと購入したホース・ガムテープで基本部の試作です。
うまく巻けるか。うまく固定できるか。うまく水を汲み上げられるか。
柔らかいホースも巻いてみると意外に硬く、無理するとホースが潰れて水の通り道がなくなります。
一応巻き終わりました。
小川で試してみます。
かなり寝かせた状態で人力でぐるぐる回転させると、手元のホースから水が出てきました。
一応成功です。
ただし軸とホースの角度の最も小さい角度の分だけしか軸は傾けられません。
軸の傾きを大きくして一気に高いところへ汲みたいので、ホースの巻き方に工夫が必要なことが分かりました。
ホースをつぶさないできつく巻けるようにするのが次への課題です。
水を汲み上げてどうする。?