姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

姫木小屋で鉛筆程度のヘビを見ました

雨上がりの切り株にカナヘビが・・・。

あれっ、足がない。

ミミズのように伸縮を繰り返して進むのではなく、

長い尻尾がスーッとまっすぐ動いています。

鉛筆より細い20cmほどの蛇でした。

小屋周辺で蛇を見るのは初めてです。

全身黒づくめ、首には黄色のネックレス。

子蛇だろうと思いますが、カメラを取りに行って戻っても

もうそこには居ませんでした。

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自宅に帰ってから調べましたが、首にだけ黄色い帯の蛇は該当するものがありません。

タカチホヘビ科タカチホヘビ属タカチホヘビが最も近そうです。

(幼い時だけ警戒色を纏っていて、脱皮すれば真っ黒なのかも)

  Wikiより


体長30~60cm、半地中性の蛇であり夜行性の蛇ですが、雨天時には昼間でも地表に現れて活動することもあり、食性は動物食で甲虫類の幼虫やミミズ等を食べるようです。無毒。


  “タカチホヘビ5,000円~10,000円で販売されています

日本の蛇ですが、採集するのが困難なので、販売されることはほとんどありません。

だって。


タカチホヘビは九州で発見されたのではなく、発見者の教授名をつけたのだそうです。

始めて聞く名前ですが、科名も属名もタカチホなので、科内主流派というものです。


貴重な出会いでした。

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