姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

ダイダラボッチは巨人神か妖怪か?

 ダイダラボッチは日本各地で山・湖・沼・池・川などを作った伝説の巨人です。

国造りの神としての巨人信仰として伝承されています。

地域によって、史料・資料によって様々
(訛言葉や聞き言葉のため20以上)な呼び方があります。

「でいだらぼっち」・・・「ダイランボウ」・・・「でいらんぼう」・・・

「デエダラボッチ」・・・「デイラボッチャ」・・「デーラボッチャ」・・

「デエラボッチ」・・・・「デーラボッチ」・・・「デイラボッチ」・・・

「だいらぼう」・・・・・「だいだらぼう」・・・「タイタンボウ」・・・

「デエデエボウ」・・・・「デイデンボメ」・・・「ダイトウボウシ」・・

「レイラボッチ」・・・・「ダダ星」・・・・「おおきいぼちゃぼちゃ」・・・

大太法師(だいだらぼっち)・・・大太郎坊(だいだらぼう)・・・

大人弥五郎(おおひとやごろう)

等様々な呼び名があり、

  妖怪「大入道」もこの種のようです。

 

ジブリの「もののけ姫」にも登場します。

万物の生と死を司る神の昼の姿は“シシ神”、夜の姿は“ダイダラボッチ”。

 スタジオジブリHPより

確かに気味の悪い妖怪そのものです。


英語版では“nightwalkerと訳されています。

確かに見ての通りですが・・・・。

何か味気ないです。

英語では奥の深さを表現できないのでしょう。

“もののけ姫”はどのように英訳しているのでしょうか。

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