ダイダラボッチは巨人神か妖怪か?
ダイダラボッチは日本各地で山・湖・沼・池・川などを作った伝説の巨人です。
国造りの神としての巨人信仰として伝承されています。
地域によって、史料・資料によって様々
(訛言葉や聞き言葉のため20以上)な呼び方があります。
「でいだらぼっち」・・・「ダイランボウ」・・・「でいらんぼう」・・・
「デエダラボッチ」・・・「デイラボッチャ」・・「デーラボッチャ」・・
「デエラボッチ」・・・・「デーラボッチ」・・・「デイラボッチ」・・・
「だいらぼう」・・・・・「だいだらぼう」・・・「タイタンボウ」・・・
「デエデエボウ」・・・・「デイデンボメ」・・・「ダイトウボウシ」・・
「レイラボッチ」・・・・「ダダ星」・・・・「おおきいぼちゃぼちゃ」・・・
大太法師(だいだらぼっち)・・・大太郎坊(だいだらぼう)・・・
大人弥五郎(おおひとやごろう)
等様々な呼び名があり、
妖怪「大入道」もこの種のようです。
ジブリの「もののけ姫」にも登場します。
万物の生と死を司る神の昼の姿は“シシ神”、夜の姿は“ダイダラボッチ”。
スタジオジブリHPより
確かに気味の悪い妖怪そのものです。
英語版では“nightwalker”と訳されています。
確かに見ての通りですが・・・・。
何か味気ないです。
英語では奥の深さを表現できないのでしょう。
“もののけ姫”はどのように英訳しているのでしょうか。