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アラタカンガタリ〜革神語〜第319話「スケープゴート」感想 

門脇の闇を払うべく、全力で挑む革と
革に共鳴するかの如く、憎しみと憎悪も薄れ始め、
ただ純粋に本気の革との戦いを楽しみ始め追い詰めていく門脇
絶体絶命の窮地に追いやられた革は一か八かの賭け、
相手を傷つける事のない創世で門脇を刺して…

最終章、突入!!!!
内に秘めし、門脇の闇が今暴かれる!!!!
そんなわけで長く続いてきたアラタカンガタリも遂に最終章に突入、
その最終章、最初の物語は革と門脇、その決着の物語、
追い詰められた革は、門脇に創世を刺す事で直接闇を払おうとして…
今まで断片的にしか明らかにならなかった門脇の過去、
生き物を育てるのは大変と言うのはわかりますけど、
門脇の母は、自分の息子を道具かなんかと思ってる気がします。
ピアノ自体は悪くないですけど、幼い内におもちゃじゃない、
本物のグランドピアノって、大人のエゴを
子供に押し付けてる感じで好きにはなれないです。
そして革と門脇、幼い頃に1度出会っていたとは。
ただ本当に幼い頃みたいなので革が覚えてないのも仕方ないです。
猫に関しては門脇が1人で抱え込んだのが原因でもあるので、
こればかりはそうとしか言えませんね。
生き物関連はその命を扱う以上、重みが必ずあります。
例え、子供でも一時の気持ちで拾えば辛い現実が待っている、
命を扱うと言う事は自分も傷つく覚悟が必要だと思いますから。
これに関してだけは門脇の母はきちんとした対応と思います。
そして幼い頃は門脇もまた正義感のある子供でした。
でしたけど…周りの悪意ある子供や自分の事しか考えない
両親に振り回されていくのが目に見えるようにわかります。
子供が両親に褒めて欲しいと言う思いは間違ってないですし、
正しいとさえ思いますが、その両親は価値観の違いで喧嘩、
最初のうちは両親に褒めて欲しい一心だったのが、
次第に現実逃避の手段になっていってるのがえげつないです…。
クラブに入った事で幼少期に一度出会った革と再会しても、
一度きりの出会いだったからか革は覚えておらず、
あの時の辛さを忘れるために1人で抱え込み、
家での両親の喧嘩も忘れる為に一人で抱え込んで…。
挙げ句の果てに母親は自分の味方としか見ておらず、
息子である門脇を良いように扱って家を出るって、
門脇が後々、捻くれていったのはこれじゃ仕方ないとさえ思えてきます。
父親は成績とかしか見ない、母親は門脇を体良く捨てて
別の男性と結婚した上に子供まで儲けてるとなると絶望するのも仕方ないです…。
でも、そんな門脇を救ったのが、革の何気ない誕生日メール、
単純に妹の仍と同じ誕生日だから覚えやすかったのもあるでしょうけど、
何気ないそのメールは、門脇を救うのには十分過ぎますし、
門脇が革に依存したくなる気持ちもわかります。
でも、それは革と門脇、2人が陸上勝負をした時に崩れ始め…
そのきっかけとなった門脇の不調は、偶然、母と再会してしまい、
抗えない自分への気持ちに苛立ってのものだったとは…。
門脇の境遇には同情するところが多いです。多いですが…
革に当るのだけは間違ってます!!!
そりゃ、門脇の不調を聞いてしまい、
実力を出し切れなかった革にも非がありますよ?!!
それを一方的に裏切った、裏切られたって、
今まで革の何を見てきたんですか?!!!
現にその後も気まずいながらも気にかけてましたし、
それを一方的に振りほどいたのは他ならぬ門脇です!!!
結局、門脇も母親と同じで自分に都合のいい部分しか
革を見てなかったって事じゃないですか!!!

まぁ、それはさておき、いじめの件、門脇が主犯と思ってましたけど、
革と門脇の仲違いに乗った生徒達が原因で、
門脇自身はそれに乗っただけだったとは思いませんでした。
それでも、乗った時点でアウトだと思いますし、
自分ならそうするからって革がそうするとは限りません。
門脇は本当に自分の求める姿を革に押し付けてきたのがわかります。
助けてもらった事で革は裏切らない親友と思い、
無意識の行為とは言え、革が裏切ったと思ったら手のひら返し、
自分ならそうするからさっさと本気で怒れと求める、
門脇がやってた事は自分の理想の革の押し付け以外の何物でもないです。
門脇は革のメールで自殺を思いとどめましたけど、
革は命の危機なら本気で逃げますし死のうなんて思いません。
そしてクラス替えで会う機会が減った中、起こったのが
本来の脚力を失う事になったあの交通事故…
門脇自身は当初、革から離れるつもりでしたし、
本当に同じ高校に進学した事は偶然だったんですね。
あの時、革も絶望してましたけど、門脇もまた絶望してたとは…。
そして、自分以外の人間と笑い合う
革の姿に今まで溜め込んできた思いが爆発…
ただのヤンデレじゃないですか!!!!
自分以外の相手と革が笑い合うのが許せない、
自分から勝手に裏切り者扱いしたのに、
その革が他の友達と自分以上に
仲良くなるのが許せない!!!!
そのヤンデレ気質でリーダー格してたんですか?!!!
でも、そんなヤンデレ気質を持った
門脇を見捨てないのも革です!!!!
正直、ここまでヤンデレ気質なら見捨てられても
やってきた事がやってきた事なので
仕方ない部分もありますけど、
それを真面目に捉えて救おうとするのが革です!!!!

革は門脇を救うべく、門脇に創世の光を注ぎ込み…
ようやく気づいてくれたようですね。
本当に革を見ていなかったのは自分という事を。
ただ自分を捨てた母と重ね合わせていただけで、
革に依存していただけだったという事に。

本当に気づくのが遅過ぎですよ門脇!!!!
でも、それは門脇を再び絶望へと叩き落す事!!!!
革はただ門脇を救いたい、元の関係に戻りたい、
わかり合おうとしただけなのに、
その結果が逐力に見限られて
全てを諦める姿なんて!!!!
それに対し、本気の怒りの本心をぶつける革!!!
でもその怒りは門脇への憎悪や憎しみじゃないです!!!
一人で抱え込んで、自分に打ち明けてくれなかった、
友達として頼ってくれなかった事への怒りです!!!!
怒りでもこういう感情は負の感情じゃない!!!!
革らしい優しさ故の怒りの感情だと思います!!!!
革と門脇の決着は望みました!!!
望みましたけど、この結末はあんまりです!!!!
ようやく門脇の本心に辿り着いて和解する道も出来たのに!!!
それが門脇にとっては眩し過ぎて、全てを諦める事になるとは…!!!
お願いです!!!まだ完全に飲まれないでください!!!
革はその手で逐力を掴んで門脇を本当の意味で救って欲しいです!!!
そこまでして、本当の意味で決着だと思いますから!!!!

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

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