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新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP 第7話「チェスの王様(キング)」感想 

U-17 WORLD CUP予選 グループリーグ、2回戦の相手は開催国オーストラリア
一度は真田の黒龍二重の斬で追い込むもののクリスとジャンによる
オーストラリアフォーメーション使用のアイアンウォールに苦戦を強いられる
追い込まれた幸村と真田は出会った当時の事を思い出し、
ディフェンスで対抗し、跡部の挑発効果も相まり、逆転勝利をもぎ取る事に成功
続くダブルス1は不二と仁王がミルキーとマックに挑むものの、
彼らの攻撃的なビッグサーブの前に苦戦を強いられることとなる
そんな中、タイブレークに突入と同時に仁王に化けていた跡部は正体を表し…

激戦と化すオーストラリア戦の裏で行われる心理戦!!
勝つのは天才か王様か?!!
オーストラリア戦決着!!!


画像は後で貼ります
前回、試合に出ていた仁王は仁王ではなく、仁王に化けていた跡部と判明、
その事は観客はもちろん、日本代表メンバー達も驚きを隠せないでいて…
まぁ、相手側からしたら、誰が出ても初対戦なので、
普通に考えたら意味はあまりないんですよね。
そもそも仁王のイリュージョンは通りすがりの破壊者よろしく、
他のテニスプレイヤーに試合中に変身して、
変身した選手の技を使いこなすテニスなので、
仁王が跡部にイリュージョンすれば良い話なので、
その事も考慮に入れると余計に意味がないと考えても不思議じゃないです。
ただ1人、入江だけが別の誰かと戦ってると考える辺り、
誰よりも跡部の事を理解しているのが入江なんですよね。
この時点では他に氷帝メンバーがいないから尚更です。
そして一見、意味のないように思えるこの戦略は、
試合を裏でゲームメイクするノアにとは効果抜群です。
ノアは相手が次にどう動くか見極める洞察力で
オーダーは勿論、出場選手のプレイもドルギアスを通して助言しています。
そのおかげで強豪スイスにも勝利出来たと言っても過言じゃありません。
しかし、ここに来て、ノアの戦略は悉く破られました。
ダブルス2では挑発されたクリスが痺れを切れして
防御を崩した事で触覚を奪われて形勢逆転、
今しているダブルス1も攻撃特化で持久戦に持ち込まない、
相手のダブルスも想定通りと跡部が正体を表すまで思っていたんでしょう。
しかし、実際は試合を裏でコントロールするノアを欺く為、
跡部は敢えて終盤まで仁王を演じ続けてきたんです。
下手に選手変更してたら、ノアなら戦略を練り直すでしょうし、
終盤まで相手が意外に粘る以外は予定通りならノアも油断しますから。
事実、ここまでされて、ノアは会場まで出向き立て直すと考えてますし、
これがどれだけノアにとって想定外の出来事なのかわかりますし、
すぐに会場まで着けるわけでもないですから、
オーストラリアは実質司令塔抜きでダブルス1をしなくてはいけなくなります。
この時点で跡部はノアを大きく出し抜く事に成功したと言って良いです。
さて正体を露わにした跡部は得意のタイブレークから反撃に出て…
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跡部の強みは相手の弱点を見極めるインサイドは勿論、
俺様系に見えて持久戦が得意な泥臭いテニスにもあります!!!
そして跡部の初期から使われてる破滅へのロンド!!!
物理技が多くなってきたテニプリでは地味になってますが、
それでも跡部の代名詞的な必殺技であり、
一撃目でラケットを落とさせ、次で決めるこの技は、
一定以上のパワーショットを打てる選手じゃないと
返すのは難しい強力な技なのは変わりません!!!
そして、今回のタイブレークは跡部の得意分野だけでなく、
不二が相手のタキオンを見極める為の時間稼ぎでもあります!!!
相手の打球より早く、理解して判断して放たれるショット!!!
これが第2のクリティカルウィンド「光風」!!!
口で説明するのは簡単ですが、思考と判断力の
両方が神がかってないと出来ないショットです!!!
実際、タキオンのスピードは越智のマッハに匹敵する以上、
タキオンの速度を上回る理解力と判断力の速さがないと
出来る技じゃないです!!!
そして進化したのは不二だけではありません!!!
跡部もまた、ここに来て大きく進化です!!!
プレW杯での敗北を糧に生み出した
新たな必殺サーブ「氷の皇帝(エンペラー)」!!!
超高速サーブかつ、放たれた瞬間、
凄まじい衝撃波も同時に起こり、
周囲のガラス状の物を問答無用で破壊する
傍迷惑込みの強力必殺サーブ!!!
相手選手が反応できないのは勿論、
会場の照明、乾の眼鏡をも
破壊する衝撃波は脅威です!!!!
と言うより、乾にまで被害出てるんですけど!!!
そして勝利した後も、ドルギアスを挑発する辺り、
跡部がどれだけ心に余裕を持ってるのかわかります!!!
確かに跡部は俺様気質でプライドも高いですけど、
売られた喧嘩を簡単に買うタイプでもないですよね!!!
全国大会では越前と賭け試合をしましたけど、
それは互いにシングルス1でマッチングした後でなので、
対戦カードが決まってから挑発に乗る事はあっても、
対戦相手が決まってない状況下だと、
挑発に乗る事がどれだけ危険か相手の弱点を突く
跡部なら嫌という程わかってると思いますから!!!

さて不二と跡部が勝利した事で後がなくなったオーストラリア、
ノアが立て直す時間稼ぎの為にもドルギアスが出陣し…
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対する日本代表からは鬼ではなく金太郎!!!
悉くオーストラリアの予測を外してきてます!!!
何より金太郎は中1とは言え、
代表入りの高校生にも張り合える実力者!!!
鬼が出なくとも、シングルス3を任せるには
これ以上の適任はいません!!!!
ドルギアスはオーストラリア代表の中ではトップでしょうけど、
高いポテンシャルと天衣無縫の極みを併せ持つ
金太郎相手じゃ部が悪すぎます!!!

そんな金太郎の規格外のテニスと跡部の挑発と
2つにドルギアスは苛立ちは限界値を超えて…
原作ではジャンが制止しましたけど、
アニメでは自力で抑えた分、まだ理性的ですね。
そしてアニメではドルギアスの設定が微妙に異なってると判明、
原作では目を悪くしたノアをアカデミーから追放した事への
復讐心とノアの夢の間で揺れ動いてましたけど、
アニメだとドルギアスは復讐じゃなく、
ノアを追放したアカデミーに絶望して
テニスを止めようとも思い込まれていて、
テニスを辞めたい思いと弟の夢で揺れ動くキャラになってます。
多分、ドルギアスが周囲に当たりがきつかったのは、
弟の夢を選んでいてもテニスを辞めたい意思もあり、
夢を叶えた後は後腐れなく辞めるために
憎まれ役をあえて買ったんだと思います。
そんなドルギアスの本心を知るノアが来た事で
初めてオーストラリア代表は本当の意味でチームになれたんだと思います。
クリスはドルギアスの事が嫌いなのは変わりませんが、
全てを敵に回しても尚、弟の夢を選んで挫けない
ドルギアスに何か思うところができたでしょうし、
他の選手達だって、ただ傍観するだけではなく、
ドルギアスを応援し、ドルギアスが勝つ事を信じる方向にシフト、
観客だってあれだけヤジを飛ばしていたのに、
それでも挫けず試合をする姿、他の代表が
ドルギアスを支えたり信じる姿勢に感化されて応援に戻ったりと、
これを本当の意味で一つのチームになったと言わずして何を言うんですか。
そんなゲーム上は勝っていても雰囲気ではオーストラリアペースでも、
その流れに飲み込まれず楽しめるのが金太郎なんですよね。
その金太郎の存在もまたドルギアスに良い意味で影響を与えてます。
弟の夢と弟を捨てたアカデミーへの復讐心という、
テニスを楽しむのと真逆のスタイルだったドルギアス、
しかし、ここに来て仲間に支えられ、
一度は見限った観客達も声援を送りドルギアスの力となっている、
そして相手は強敵でも心の底からテニスを楽しむ金太郎、
この環境自体がドルギアスを改心させる舞台と言って良いです。
今のドルギアスは弟を追放したアカデミーへの絶望でテニスを辞めたいと思い、
負の感情を周囲に撒き散らす傍若無人なテニスプレイヤーじゃありません。
この環境が、対戦相手の金太郎がドルギアスを、
もう1度、心からテニスを楽しめるテニスプレイヤーに戻してくれたんです。
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そんなドルギアスはシングルスでも1人じゃない!!!
ドルギアスの心は常に弟のノアと共に戦ってます!!!
原作のオーストラリア代表の眼に映る光景じゃないのは残念ですが、
全てを見透かす跡部のインサイドにノアと兄弟で
挑む姿が映るというのもありと思います!!!
既にインサイド「跡部王国」は常人のレベル超えますから!!!
そして今のドルギアスは天衣無縫の金太郎すら追い込む
最強格のテニスプレイヤーと化したと言っても良いです!!!

ドルギアスから放たれた強烈な一撃を金太郎は必死に追い…
ドルギアスが弟のノアの思いを背負い、
他の代表メンバーや観客達の声援を力にしてるように、
金太郎もまた、大切なものを背負って来てます!!!
全国大会での越前との一球勝負!!!
U-17合宿所での激闘の日々!!!
それらが金太郎の成長へと繋がり、
彼の夢を日本一から世界一の
テニスプレイヤーへとなる夢に進化させたんです!!!
なお、原作では金太郎の過去も繋がってるんですけど、
アニメ版と設定が異なる部分がある事や、
尺の都合もあり、カットで断念ですけど、
アニメ版だと小6の時点でテニス始めてるので、
こればかりは原作通りの過去描写は
無理なので仕方ないです!!!
流石にova当時は原作の金太郎が
中学に入ってテニス歴数ヶ月なんて
設定出てなかったんですから仕方ないです!!!

そんな金太郎が拾い上げたボールを
ドルギアスは打ち返すもののアウトコースで…
鳥に当たった事でポイント無効となりましたけど、
復讐を捨てて本来の優しい性格を取り戻したドルギアスは、
試合を続ける事よりも鳥を動物病院まで送る事を優先、
ノアの兄さんらしい発言からも普段の横暴さよりも、
鳥であろうと気遣う姿が本来のドルギアスなんでしょうね。
ただ、金太郎にとってはちょっと不服かもしれませんね。
理由はどうあれ、相手選手の棄権による勝利ですから、
もうちょっと続けたかった気持ちがないとも言い切れませんから。
そんな試合を終えた金太郎は試合終了後、
越前が出場している会場へと向かい…
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馬上テニスを先にやった際に先に桜乃のやりとりをやっていたので、
ここの展開はカットすると思ってました。
まぁ、それは追いておいて、金太郎の世界一になる発言に対し、
英語で全員かかって来やがれというのが越前らしいですね。
日本語じゃなく英語で挑発的な部分が特にです。
そして久々のCパートですけど…

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スイス戦、いきなり2連敗してるんですけど!!!
確かに尺の都合や原作でも割と瞬殺でしたけど、
次回を待たずにしてCパートで、
木手&大曲、石田師範&デュークが敗北は予想外!!!
でも、逆に言えば、これで心置きなく次回の
亜久津VSアマデウスに存分に尺を回す事が出来そうです!!!
おまけコーナーはドルギアスと金太郎!!!!
ここ最近はキャラソンの話題ばかりだったので、
本編での後日談的な話題はありです!!!

テーマ: アニメ・感想

ジャンル: アニメ・コミック

[edit]

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