アラタカンガタリ〜革神語〜第273話「ザマアミロ」感想
2021/10/28 Thu. 00:45 [アラタカンガタリ~革神語~]
ハタレマの兵士達を説得すべく兵学校へ入隊した革達であったが、
彼らの鞘に対する憎しみと倒す事に歓喜すら覚える光景、
革の話し合いという意見すら大半には伝わらない結果に終わり、
好成績を取り、優待生に選ばれる事でシムに呼ばれる食事会での
シムとの接触で神意を解いてもらおうと作戦を変更した革達
ところが、そんな中、かつて革をいじめていた門脇が上級生達に目をつけられ、
イジメにあってしまい、門脇もまたお返しとばかりに同じ方法で反撃をする
その結果、夜1人になったところを集団で取り囲んこられて…
彼らの鞘に対する憎しみと倒す事に歓喜すら覚える光景、
革の話し合いという意見すら大半には伝わらない結果に終わり、
好成績を取り、優待生に選ばれる事でシムに呼ばれる食事会での
シムとの接触で神意を解いてもらおうと作戦を変更した革達
ところが、そんな中、かつて革をいじめていた門脇が上級生達に目をつけられ、
イジメにあってしまい、門脇もまたお返しとばかりに同じ方法で反撃をする
その結果、夜1人になったところを集団で取り囲んこられて…
前回、上級生の一人、イオレのイジメに対し、同じ方法でやり返した門脇、
しかし、その行動が返って上級生達の不快感を買ってしまったようで
門脇が1人になったところを集団で逃げられないようにして…
入隊して早々に目をつけられた挙句、
その後の言動を考えても遅かれ早かれこうなるとは思ってました。
一方の革の方はなんだかんだで門脇の事を気にかけてますね。
門脇の件は元を辿れば革の優しさ故の本気に
なれなかった事が災いした部分が大きいですが、
理由こそわからなかったものの自分が悪いと思い、
イジメに耐え忍ぶ道を選んだ革と異なり、
やられたらやり返す門脇とはまさに正反対ですね。
門脇からしたら、自分と同じ行動、革がやり返す形で
本気にさせる事を望んでいたわけですけど、
2人の性格は根本的に違うんですから無理な話ですよね。
革は耐え忍んだり仲間の為に本気を出せるタイプで、
門脇はやったらやり返す、本気の勝負を臨む好戦的なタイプ、
耐え忍ぶとのやり返すタイプじゃ価値観が根本的に違いますし、
そういう価値観の違いがすれ違って互いの溝は深まったんだと思います。
当時の門脇からすればイジメていればいつか革がキレて
自分と本気でやりあってくれると思っていたでしょうし、
革はイジメられても耐え忍べば相手は満足したり、
いつかはイジメが終わるとそう思っていたんでしょうから
争いを極力回避しようとするタイプと本気で戦いたいタイプとじゃ
虐める虐められるの関係じゃ何の解決もしませんよね。
そう考えると2人が世界を超えて、降し合いを通して
本音をぶちまけられたり、自分達と似た関係の者と
出会えてたのはよかった事だと思います。
降し合いに巻き込まれてなかったら今も2人の関係は
もっと邪険な関係だったと思いますからね。
さて一方、上級生に囲まれて森に連れてこられた門脇は…
まあ、門脇が上下関係守れる性格じゃないですしね。
おまけにやられたらやり返すタイプなので、
戦いたい相手以外とはあまり戦闘しない代わりに、
敵対する相手にはきちんとやり合う
ある意味で協調性のないタイプとも言えます。
さて、上級生達相手に襲われる門脇ですけど…
まあ、門脇は数多の戦いをくぐり抜けてきた鞘で、
上級生達は成績優秀のエリートでもただの人間なので
身体能力では門脇が圧倒的有利どころか相手は相手にすらならないレベル、
ただ、シムの食事会を目指すなら上級生達に逆らったら原点、
それを思い出した門脇はしぶしぶわざとリンチを受ける事に…
やっぱり耐え忍ぶ力は門脇はそこまで高くないですね。
まあ、ムナカタから譲り受けた腕を侮辱に、
ミヤビから渡された結婚の首飾りまで引きちぎられたら
元々、耐えるよりやり返すタイプの門脇が
我慢できなくなるのは無理ないです。
それと上級生のリーダー格のシラヒトですけど、
イジメに関しては問題ですが、
最低限の良心があるとわかったのは良かったです。
私刑そのものは悪く思ってこそいませんが、
結婚の証に対しては神聖な物だからやり過ぎと
同じ上級生のイオレに制裁の一撃与える辺り、
主犯格でも根っからの悪人でも小悪党でもないと思います。
通りかかった上官と兄弟ともわかり、
その後の描写でシムに描いてもらった人物が
兄のソサノ上官と同じ女性と言ってる辺り、
結婚の証に対しては個人的な思い入れもあるんでしょうね。
だから門脇は気に入らない相手でも、彼がしている
結婚の証たる首飾りを引きちぎったイオレにも一撃入れたんだと思います。
さて、私刑も終えて革とワカに連れられて医務室に向かう門脇、
そんな門脇を革は心配しますが…
本当にこの2人の価値観は根本的に違うんですよね。
門脇は本当に自分がかつて虐めていた革と同じ
立場に自分がなった事に対して革はザマァミロと思っていると思います。
それは自分が虐めていた事が悪い事と自覚している表れであり、
ザマアミロと思われても当然と考えているからだと思います。
でも、革はそんな事一切思ってないんですよね。
自分が虐められてた時も門脇が虐められた今も、
革が思うのはイジメそのものが嫌という感情です。
それこそが門脇にはない革の価値観であり、
二人が根本的に違うタイプの人間という証だと思います。
だからこそ、戦って本気で本音をぶつけ合わないと
本当の意味でわかり合う事は出来ないと思います。
さて、一人で医務室にたどり着いた門脇ですけど、
流石に一方的に猛攻を食らったダメージは
鞘といえども意識を失う程で倒れてしまい…
ここでコトハと再会は良いかも知れません。
思えばアカチ領での革と対決時や、
イソラ戦など門脇と同じ場に居合わせる事はあっても、
きちんと対面するのはクグラの一件以来なんですよね。
あの時はコトハは革の強さを理解できない限り、
革には勝てないと断言していましたが、
心身共に成長した門脇とコトハが今話し合うと
どういうやりとりになるか興味があります。
少なくとも昔みたいに革が弱いと決め付けたりしないと思いますし、
門脇は門脇になりに革には言えない本音を
話してくれる可能性もあると思いますから。
しかし、その行動が返って上級生達の不快感を買ってしまったようで
門脇が1人になったところを集団で逃げられないようにして…
入隊して早々に目をつけられた挙句、
その後の言動を考えても遅かれ早かれこうなるとは思ってました。
一方の革の方はなんだかんだで門脇の事を気にかけてますね。
門脇の件は元を辿れば革の優しさ故の本気に
なれなかった事が災いした部分が大きいですが、
理由こそわからなかったものの自分が悪いと思い、
イジメに耐え忍ぶ道を選んだ革と異なり、
やられたらやり返す門脇とはまさに正反対ですね。
門脇からしたら、自分と同じ行動、革がやり返す形で
本気にさせる事を望んでいたわけですけど、
2人の性格は根本的に違うんですから無理な話ですよね。
革は耐え忍んだり仲間の為に本気を出せるタイプで、
門脇はやったらやり返す、本気の勝負を臨む好戦的なタイプ、
耐え忍ぶとのやり返すタイプじゃ価値観が根本的に違いますし、
そういう価値観の違いがすれ違って互いの溝は深まったんだと思います。
当時の門脇からすればイジメていればいつか革がキレて
自分と本気でやりあってくれると思っていたでしょうし、
革はイジメられても耐え忍べば相手は満足したり、
いつかはイジメが終わるとそう思っていたんでしょうから
争いを極力回避しようとするタイプと本気で戦いたいタイプとじゃ
虐める虐められるの関係じゃ何の解決もしませんよね。
そう考えると2人が世界を超えて、降し合いを通して
本音をぶちまけられたり、自分達と似た関係の者と
出会えてたのはよかった事だと思います。
降し合いに巻き込まれてなかったら今も2人の関係は
もっと邪険な関係だったと思いますからね。
さて一方、上級生に囲まれて森に連れてこられた門脇は…
まあ、門脇が上下関係守れる性格じゃないですしね。
おまけにやられたらやり返すタイプなので、
戦いたい相手以外とはあまり戦闘しない代わりに、
敵対する相手にはきちんとやり合う
ある意味で協調性のないタイプとも言えます。
さて、上級生達相手に襲われる門脇ですけど…
まあ、門脇は数多の戦いをくぐり抜けてきた鞘で、
上級生達は成績優秀のエリートでもただの人間なので
身体能力では門脇が圧倒的有利どころか相手は相手にすらならないレベル、
ただ、シムの食事会を目指すなら上級生達に逆らったら原点、
それを思い出した門脇はしぶしぶわざとリンチを受ける事に…
やっぱり耐え忍ぶ力は門脇はそこまで高くないですね。
まあ、ムナカタから譲り受けた腕を侮辱に、
ミヤビから渡された結婚の首飾りまで引きちぎられたら
元々、耐えるよりやり返すタイプの門脇が
我慢できなくなるのは無理ないです。
それと上級生のリーダー格のシラヒトですけど、
イジメに関しては問題ですが、
最低限の良心があるとわかったのは良かったです。
私刑そのものは悪く思ってこそいませんが、
結婚の証に対しては神聖な物だからやり過ぎと
同じ上級生のイオレに制裁の一撃与える辺り、
主犯格でも根っからの悪人でも小悪党でもないと思います。
通りかかった上官と兄弟ともわかり、
その後の描写でシムに描いてもらった人物が
兄のソサノ上官と同じ女性と言ってる辺り、
結婚の証に対しては個人的な思い入れもあるんでしょうね。
だから門脇は気に入らない相手でも、彼がしている
結婚の証たる首飾りを引きちぎったイオレにも一撃入れたんだと思います。
さて、私刑も終えて革とワカに連れられて医務室に向かう門脇、
そんな門脇を革は心配しますが…
本当にこの2人の価値観は根本的に違うんですよね。
門脇は本当に自分がかつて虐めていた革と同じ
立場に自分がなった事に対して革はザマァミロと思っていると思います。
それは自分が虐めていた事が悪い事と自覚している表れであり、
ザマアミロと思われても当然と考えているからだと思います。
でも、革はそんな事一切思ってないんですよね。
自分が虐められてた時も門脇が虐められた今も、
革が思うのはイジメそのものが嫌という感情です。
それこそが門脇にはない革の価値観であり、
二人が根本的に違うタイプの人間という証だと思います。
だからこそ、戦って本気で本音をぶつけ合わないと
本当の意味でわかり合う事は出来ないと思います。
さて、一人で医務室にたどり着いた門脇ですけど、
流石に一方的に猛攻を食らったダメージは
鞘といえども意識を失う程で倒れてしまい…
ここでコトハと再会は良いかも知れません。
思えばアカチ領での革と対決時や、
イソラ戦など門脇と同じ場に居合わせる事はあっても、
きちんと対面するのはクグラの一件以来なんですよね。
あの時はコトハは革の強さを理解できない限り、
革には勝てないと断言していましたが、
心身共に成長した門脇とコトハが今話し合うと
どういうやりとりになるか興味があります。
少なくとも昔みたいに革が弱いと決め付けたりしないと思いますし、
門脇は門脇になりに革には言えない本音を
話してくれる可能性もあると思いますから。
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
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