2023.06.27 Tue
機動戦士ガンダム 水星の魔女 #23
そろそろ、#水星の魔女 最終回だし、旬な間に、こういうの作って出しておこう。 pic.twitter.com/j6RrXwVd6C
— 百合べえ (@YURIncubator) June 24, 2023
水星の魔女、思えば規模がデカいパトレイバーって見た方が正しいんだろうな。水星の魔女のストーリーライン、1クールはテレビ版パトレイバーで、2クール目は、そうか。
劇場版パトレイバーだわ。
MSがあるきな臭い平和な世界に起きるプロスペラって女が起こすテロと言うかね。
何気にラウダはファンネル、使えるていうか、この時代のMSってある程度、パーメットとか、そういうのとリンクしてデータストームとどうのこうのやってると使えるようになってるのな。
今更、おおもとの黒幕っぽいおっさんが出てきても、それに対する描写とかはする気はないんだろうなーと。
水星の魔女っていうのはスレッタとミオリネ、そしてプロスペラの物語だから、それに付随する人物は殆ど舞台装置に近いのよね。
一応、水星の魔女の世界って大きな戦争が終わって紛争がこじんまり続く世界だから言うなれば0083に近いのよね。
アルビオン隊が頑張って何とかしたけど世界は悪い方に行ったように、スレッタたちの戦いが終わっても、世界は変わらない。っていう、そういうスタイルで終わると思う。
だから、唐突に黒幕っぽいおっさんが出てきたんだろうけど。
オリジナルエランがご乱心して敵を銃を乱射して、あのばあちゃん達、死ぬ説。
ラストに黒幕っぽいおっちゃんが出てきたのって、0083の終盤にコリニー提督と後にティターンズの総帥になるジャミトフが出てきたパターンと似てるから、たぶん、あれじゃないかな。
スレッタの戦いは、あそこで終わったとしても世界はきな臭いまま歪に時を過ごす終わり方が一番しっくりくる。。
そこ行くと、あの世界の結末は伸びしろとか考えると色々と読みやすさはあるけど、じゃぁ、スレッタとミオリネはどうなるのか。
ってなると、やっぱり、もう今週の宣言通り「スレミオ仲良し家族エンド」が一番の理想よ。
コロニーレーザーを無効化するエアリアルの描写→ユニコーンを思い浮かべる人がいるだろうけど、でも実は、福井先生は昔、∀ガンダムの小説で∀ガンダムでコロニーレーザーを無力化する描写いれてるから、実は、これ二度目のオマージュっていうね。
ついでにユニコーンの方はセルフオマージュ。
ラウダとグエルは、何て言うか、そういう運命と言うかねー、なんだろうね。ラウダって頼りないように演出されてきたからこそ、なんか、こっちもそういう風に見えちゃうメンヘラ気質。いまいち、良いところが無い分、彼自身、それがコンプレックスになってるし、それが今回の暴走に繋がってるんだろうと。本当は、ただ、グエルに見てほしかったんだろうと。不甲斐なさと、兄に隠された秘密やら、そういうのが、ね。色々とあったんだろうね。兄は有能で弟は無能みたいな、そういうコンプレックスに触れることがあったんだろうな。ああいう髪を弄る癖って、ガルマが、そうだったから、あれもラウダと似てる部分があるからねー……ガルマの家族に対するコンプレックスって、あいう感じだしな。少なくともザビ家は穏やかだったからこそ、ガルマは、ある意味ではシャアに利用されつつもまっすぐな存在として描かれたからなー。ある種、第二話におけるグエルの「ラウダは所詮、親父サイドの人間」っていうのも結構、本来、グエル大好きだけど、そういう部分で頼りなく見られてしまうこと、兄貴に頼りなく見られることが恐怖だったんだろうなーって、そういうの思いますよ。
実際、良い兄だったんだろうね。ある意味、あれは恋心ですよ。そして、強いようで、どこまでも虚勢を這っていかないと生きていけなかったグエルっていうのも、あるんだけどね。結局、あいつ、変わったけど親父のことを隠してラウダに話すこともなかったのは、ある種の、あれも虚勢だからなーと。治っちゃいないのよ。簡単に人は成長したとしても根本は治らないという、そういう部分が垣間見えますね。
ある意味、それがじぇたーくの人間の上に立ったものとしての責務だと思うんだろうな。だから、自分よりも弱いと感じてしまったラウダに関して気を使ったことが今回の事件なんだろうと。
ってか、グエル、ダリルバルデ、もってくれば……いや、あそこまで行くと修理不可か。
さて、まぁ、ミオリネサイドは色々とあれよね。
まぁ、見入るね。
あれね。
エアリアル改修型、まさかラスボスになるなんてなーとか思いながら見ているんですが、あの最後のコロニーレーザーを防いだシーン、ユニコーンのオマージュって感じだよね。
ある種、親子でも簡単に分かり合えないけど、分かり合えないけど、それは絶対ではない。っていうことを描きたいんだろうねー。道を違えど、それが家族なら……っていうのもあるんだろうなーっていうのは見ていて思うんですけどね。プロスペラ、なんやかんやで、プロスペラは死んだけど、これからエルノラとして生きていくような、そういう感じがしないでもないですね。
そう言う意味でも、今回、最後の最後でミオリネがプロスペラを負かした。しかも、組織戦でと言うことで、ある種、ミオリネもプロスペラも同じような存在だからこそ、プロスペラはミオリネを操りやすかった。っていうのもあるんだろうな。
でも、それでも、スレッタや周りとの成長を通して人に触れることを知り、成長した、スレッタを通して結んだきずなの強さは、それこそ、もう、今までの経験を通して、彼女は正の方に成長したからこそ、スレッタに対する思い、スレッタの中にある死を覚悟してでも、母を止めるという覚悟を選んだからこそ。
彼女は、スレッタの嫁として、母を殺すのではなく止めるという思いを抱いて、あの「家族になるんだから」の下りっていうのがあるんだろうね。
スレッタの思いを貰ったミオリネだからこそ、彼女は殺すのではなく活かす手段を取った。そして、家族として掬う未来を選んだというのは、良い感じに、ここまでキャラクターの成長が見れていいよな。本当は殺したいほどに組んでると思うんだよ。自分を陥れて、あんな大虐殺を大罪を着せた女なんて。
でも、それでも救うという手段を取ったのはスレッタの嫁だからなんだよな。
本来、ミオリネってプロスペラに大罪を着せられた女だから赦せない感情もあるんだろうけど、自分の父親の罪もあるだろうし、それ以上にスレッタの嫁と言う立場もあるし先人の罪の二の轍を踏まないために選んだ手段が、過去の過ちを全て背負っての「家族なんだから」だと思うと成長したなーって。
これから、プロスペラは死んだけどエルノラとして生きるみたいな、そういう感じで、あれで、なんだ、悪い魔法使いは死にました。
って演出にしたんだろうね。
オリネの殺意を止めたのがスレッタと言うか、プロスペラの罪はエリーの完全な死と言う形で罰を負った。っていう形になるんだろうなーって。それが元に戻ることでもあるという。そこ行くと、デリングとかも色々とあれなんですけどね。デリングはプロスペラの憎悪を受け止めることが自分の罰とか思ってそう。
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武装ハロ
遂に、終わってしまった…(呆然) 最終回のコメントはまた後程。
将にお兄ちゃんどいてそいつ殺せない状態のラウダ。この絶妙なまでのKYぶりがたまりません。(ノ∀`)
不毛な兄弟喧嘩はグエルの説得と戦闘放棄、そしてフェルシーの消火活動で幕と相成りましたが…いやはや。
一方、クワイエット・ゼロ内部での攻防戦は意外な人物の善戦もあって弥が上にも盛り上がります。
仮面の外れたプロスペラにミオリネが啖呵を切る意趣返しの件は、未来の義母に対する温情でもあり。
今更ながら真のラスボス然として現れる議会連合勢、こっちもKYです。エリクトの選択に…(´;ω;`)
| kwai | 2023/07/02 20:36 | URL |