2019.12.31 Tue
2019年、今年も恒例(?)の百合を自分なりにまとめてみた。
さて、今年も終わり・・…
何か、本の数か月前感あるんですよね。
去年の今年の百合ー
をやった時にさ。
何か、驚きですよ。
あれから、数か月……って感覚だったのに、なぜ、今、もう、こんなに速く。
ってなっちゃったし。
速いなー……
いや、マジで。
最優秀百合賞「やがて君になる」
今年は、やっぱり、これの完結って言うのは一番大きかったと思うんですよね。
一つの百合の歴史が終わってしまった!って思えるほどに、凄い終わったことで感慨深さを感じてしまった。歴史の終焉ですよね。
だからこそ、何よりも感慨深いし、あぁ、こんなに素晴らしい物語が一つ終わりを迎えてしまったのだという、あの実感は、何とも言えないですよね。
なんか、もう、調べると色んな分野に影響を与えたようですしね。
ついでに舞台版で澄子を演じた女優さんは、スタァライトで大場菜々を演じた、彼女だったりと、そういう意味でも、凄い印象の不快漫画でしたよね。
最終巻が発売されて、一時期、TLが凄い盛り上がったんですよ。
これ、何が凄いってさ。
ようは、男性キャラを出すことで、正直、多くの百合漫画に出てくる男性キャラって不快なんですよね。でも、この漫画は、それがない。そういう奴がいないことが奇跡なんですよね。
そういう部分を含めて、やっぱり、そこが大きく、他の男が出てくる百合漫画と大差をつけてしまった、そういう部分は自分はやっぱり大きいと思うんですよね。
最優秀百合アニメ賞「Reステージ!ドリームデイズ」「神田川ジェットガールズ」
今年の下半期の百合は凄かったですね……
もう、この二つは言うまでもないでしょう。
その代わり、上半期はバンドリがあったんですが、これに比べると弱いよね。後、一歩な感じもしますが、やはり、それ以上に、Reステージの、まなさゆ、式宮姉妹など、神田川ジェットガールズの凜ミサとか、ゆずまなつとか、そこら辺に至ると、どうにも、こう既存であるからこその新鮮味の無い……
贅沢ですよねw
しかも、Reステージも、神田川ジェットガールズもさ。
百合好きの好きなツボを突いてくるのが強いんだよなー。
下手な百合作品よりも、この二つは強いんですよ。
それゆえの、大体、何故、ここまでスタッフは解っているのかという、それでも見ていくうちに、それより、強い百合をー!!ってなって、こうして光になっていく。
選べねーよー。
この二つ、どっちが良いかって―
日常百合部門の大賞は「ルミナス=ブルー」「ロボット依存系女子のメーワクな日常」
「ルミナス=ブルー」と「ロボット依存系女子のメーワクな日常」の二本ですよ。
個人的にですね、これが、長く続けば「やがて君になる」に匹敵するレベルの強い百合になると思っていたんですよね。それでも、それでも、この2巻でおさまってしまったけど、それでも、この輝きは、スタァライト風に言うのであれば煌めきは、どうにもならないほどの作品の潜在能力があるよね。
だからこそ……
悔しいんだよなー。
繊細で共感性のあるものになっていたりね。
いや、まだまだ見たいシーンとか、掘り下げをしてほしいキャラクターとかもいたんですけどね。
うちほと雨音の絡みとか、もっと見たかったよね。
そして、そんな自分たちを繋ぎとめた光に対して抱いた寧々と、雨音の感情もね、もっと欲しい!って思ってしまった。あの展開に行くなら、もっと、続いたら、もっといいものになっただろうという欲望が出てしまうようになりました。
うん……
いや、でも二巻で終わったとはいえ、自分の読んできた百合漫画の中で上位に食い込むくらい、好きかもしれない。
岩見先生、同人でもいいから、出してくれないかな。
結婚生活編。
二つ目は、そう巨大ロボットが出てくる百合漫画なんですが、何故、これが日常系なのかと言うと現実の日常の延長線上、ようは、今までの百合とロボットアニメって、毎回、あの少女二人が過酷な運命に立ち向かい結ばれるような、そういう百合だったんですよ。
ただ、あくまでも今までの!
って部分が大事で、この百合漫画は何が貴重かと言うと、ロボットと百合の共存のレベルがパトレイバーと同じなんでうしょね。パトレイバーの様な世界観の百合ってことで、凄い希少なんですよ。物語も良い感じにライバル百合とか、一人の女を巡って二人の女が蠢くとか、そういう楽しい展開とかあったんですよ。
非常にもったいない感じで二巻で打ち切りにあってしまったのが惜しいところなんですけどね。
グリフォンみたいなラスボスも出てきたりとか、そういう意味でも楽しかったんですけおdねー。
百合模様が二巻で凄い盛り上がったんですよねー。
惜しむらくは、この二つは打ち切りにあってしまったことよ。
非日常百合部門の大賞は「アイカツオンパレード」「世界の終わりと魔女の恋」
いや、これは、もうやってることが非日常すぎる中で、良い感じに日常百合にしてやってくれたので、本当に素敵でございました。やっぱり、全員集合して、新たな可能性を創り上げるって言うのも、また素晴らしき可能性ですよねー。
そして、長く続いた老舗百合だからこそ、ここまでくると、「あぁ、もう、アイカツってこういうものだよな―」とか「あぁ、こういうアイカツ百合は素敵だよなー」とか、そういうことを思えて来るw
やっぱり、フレンズのみおあいが、ここまで続いてくるのも嬉しいですよ。
夜空と美月先輩ですよ。
ワンカットとはいえ!
この、ワンカットの強烈さよw
プリキュアとか、そういうの無しで、こういう共演が出来るって言うのは良いですよね。このつながりの面白さですよ。しかも、戦うとか、そういうディケイドとか、ジオウのようなものではなく、全員でアイドルする。
SF的な設定ももちろんなんですがね。
それ以上に、やっぱり、この作為品の垣根を超えた、らきちゃんの彼女……ねぇ。
いいよねぇ。
さて、「世界の終わりと魔女の恋」は今年の百合漫画で上位に食い込むくらいのお気に入りだったんですが、個人的に、凄い好きなんだけど、何故か話題にならなかった( ・ω)
今どき、禁断の百合とか言ってんじゃねーよ!
まぁ、ルビとかを見ると思うけど、そうじゃないんですよ。
この世界、魔女が恋をすること自体がNGって言う、そういう設定なんです。
何故、そうなのか。
それは、あの、ジュウレンジャーのバンドーラのラストを思い浮かべていただければわかり休んですけど、こうなってしまった時の危うさ、それゆえの魔女としての危険性。
しかし、そこで心を鮮やかにしてしまう少女と出会ってしまった、優秀な魔女……
この流れ、どうなるか楽しみなんですよね。
結ばれるまでの過程とか、魔女ゆえに迫害された時代の恋愛とか描かれているのは、本当に、面白いんですよねー
百合漫画部門大賞は「おへその下が熱いんだ」「レズう風俗アンソロジーリピーター」「ヒーローさんと元女幹部さん」
エロ漫画が二冊ですね。
それでも、やっぱり、あさぎ龍先生の新作百合漫画と、レズ風俗アンソロジーは強いですよ。数あるアンソロジーの中でも、これはやっぱりぴか一でしたね。
いや、他にもね、あったんですよ。色々と。
オムニバスなんだけど、その中にあるセックスをしているリアルな女たちの描写が実に素敵。
この心地よい、繊細なタッチとエロスが融合された百合漫画の捨てきっぷりって言うのは、他じゃ真似できないけど、思えば、このタッチに近いのが岩見先生の作品なら、それに近いような気がする。
それで、岩見先生のレズセックスが描かれたのが……
このレズ風俗アンソロジーリピーター何ですよね。
レズ風俗って言う、ある意味での特殊な空間の中で行われる恋愛模様や、客は客、風俗嬢は風俗嬢みたいな、そういう関係の立ち方とか凄い素敵で好きなんですよね。
はぁ・・…
素晴らしかった。
そんな、アダルト二つの中で輝いた、この一つ。
ヒロ幹は、もう、今年の自分の中での目玉だわ。
何がもう、ってもう、二巻の感想を読んでいただければわかるんですがねw
あれに、この作品の言いたいことが書いてある。
やっぱり、こういう作品と百合の組み合わせだからこそ強い。
いや、やっぱり、百合漫画って強いですよね。そういう意味でも。
GODだし。
フューチャー百合部門大賞は「少女☆歌劇レヴュースタァライト」「魔法少女まどか☆マギカ外伝マギアレコード」
貫いてみせなさいよ あんたのキラめきで……by???
二つとも貫いたし……
二年連続ですよ。
かれひかまひも、いろやちも結婚したんですよ!!!
結婚したからこそ、スタァライトは今後が気になるし、マギレコは、それがどう描かれるのかが気になる!!
ついでにスタァライトは去年は、最優秀百合作品だったし。そして、マギレコは、やっぱり、もう、ゲームを実際にプレイすればわかる程の女たちの関係の強さは、やはり、まどマギを土台としている分、強いんですよ。
ただ、それ以上に映画決定、ゲームからのアニメ化決定と。スタァライトは3rdステージ、2ndステージの漫画の補強とか、そういう部分は、やっぱり、大きな可能性がありますよね。
スタァライトもマギレコの広がりはすさまじいし、留まることが無いのだなと。
改めて実感させられます。
スタリラのキャラクターも、ゾクゾクと物語に絡んできましたし。
映画版は、どうなるんですかね。
って、そういう楽しみが、今からでも抑えきれない。
そういう意味での未知への百合に対する楽しみは、スタァライトとマギレコが強いんですよね。
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