2023.06.23 Fri
機動戦士ガンダム 水星の魔女 #22
この前にも話したお話なんですけど、エアリアルって元はシェイクスピアに出てくるテンペストって作品の妖精らしくて。
契約のせいで術氏プロスペラの僕と言う設定で出て来るんじゃがー、まぁ、最終的に契約を解除されて自由の身になるんだけどさ。
多分、エアリアル=エリミオと見るなら色々と見えてきそうよね。
多分、プロスペラは、その怨恨ゆえに、ある種、上位概念になったエリミオに見限られるのではなかろうか?と。そして、晴れて自由の身になったエアリアルとエリミオはどうなるのかって言うと、エアリアルと言う身体を放棄してエリミオはデータサーバのはるかかなたに旅立つのか、それとも、フェネクスの様にエアリアルと一緒にどこかの世界に行くのか。
しかし、ミオリネもいい加減、そろそろ、スレッタと再会すべきだとは思うんだけど、後、3話で出来るんですかね。オリジナルエランが勝ち逃げしそうな感じもあるしなー
しかし、最終的にフェンシングとか、ファーストガンダムのアムロとシャアの一応の決着の付け方ってこれだけど、そのオマージュですかね。あれをやるってことで、もう、簡易でありながらも決着は確実に付けた。ってことでも良いんだろうな。何気に、スレッタの最後のポーズ、あれラストシューティングのオマージュだしな。
っていうか、思った以上に、ミオリネとスレッタの再開、早かったな。
そんな感じで、ベストじゃない選択を取った代償との向き合いと、しかし、それは間違いではあったし、多くの悲劇を生んだけど確実にスレッタは成長を与えたんだよなーと。
そして、その間違った選択の中で、確かに間違いの中で多く傷ついて、その思いは傷つき成長する中でスレッタが成長してきたのも事実だし、そこには、ミオリネの影響があったのも隣にいたのもまた真実なのよな。だからこそ、今のスレッタと言う存在があるわけでさ。
そして、プロスペラの口車に乗ってしまったミオリネに対して手を差し伸べるのがスレッタっていうのが良い感じに若くていいよな。取り返しは付かないけど、お互い、ベストな選択をすることを放棄して、プロスペラの思い通りになってしまったミオリネが背負わされてしまった罰に対して真摯に向き合えるのって、やっぱり、スレッタだけなんですよ。ましてや、スレッタの場合は、あの母親の一応、子供でもあるわけですから。
そして、スレッタはミオリネのために間違った選択をして、ミオリネはスレッタのために間違った選択をしてしまったからこそ、二人は手を取り合い抱きしめ合い、愛し合う権利と言うのがあるのです。蹴りって言うと大げさですけど、それがミオリネとスレッタの二人の間だけに許された、ふ亜tりの間だけに生まれた百合の絆。
そんな、間違ってしまった道を行って、成長していくのも、また子供の特権でもあるからこそ、それに対して悪い大人の口車に乗って罪を犯した子供たちを守り、悪い大人の罪を清算するのは大人の仕事でもあるという部分がちゃんと描けているのが良いところでもあるわな。
しかし、キャリバーン、白いな。
永野護先生のZZガンダムも白かったけど、まぁ、そんな感じで、あれなんですけどね。思うところはあるんですけど、まさか、スレッタ、死なないよな?キャリバーンがちょっと死に装束に見えたこともあって、ついでに、小説版ファーストガンダムだとアムロが戦死するので、色々とね?
キャリバーンがウェディングドレスになるのか、それとも死に装束になるのか・……
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最後の決闘
昔のカンフー/武侠映画も、白装束の主役が大勢の敵と血まみれになって戦うのがお約束だから不穏よね…
2人とも相手の事を想うが故に間違った選択をして、共に過ちに気付いたから一緒に前見て歩ける様になった。
その流れが大変美しいと思いました。ミオリネが自らスレッタに会おうとする件など名シーンだと思います。
スレッタが苦しみながらもパーメットスコアをクリアした事で、ミオリネが安堵してつい涙ぐむ所も良い。
こうした関係性の細やかな描写が、何だか妙にグッと来ます。
| kwai | 2023/06/25 23:16 | URL |