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機動戦士ガンダム 水星の魔女 #21


なんか、スレッタ、明るいな。
こういう状況になって何処か変わったような、やはり、人の死っていうのはマイナス面に描かれがちですけど、この最近の情勢と言うのはね。でも、やっぱり、そういうのを描くことで自分を慕ってくれた人が重傷を負ったりすること、母の言うままにやっていたら、おそらく、自分が学園を破壊する側に回っていたかもしれないとか、だからこそ、そういうことを考えてしまう前に、そして、ある種、母が仕組んだことでもあるからこそ自分が動くべきことをする。
人の死をもって自分のなすべきことを思い出す。
っていうのは、やっぱり、単純だけど、一番いい手なんだろうね。ましてや、こういう日常の非日常の合間にある作品だからこそ、非日常が間近にある世界だからこそ、そういうものなのかもしれない。
今、自分ができる最大限のこと。
それが、学園の生き残った人たちを助けるってことなんだろうと。
それでいて自分が力を持っていることを考えれば、自分が何かをしないといけないというか、そういうのを見ていると思うんですけどね、やっぱり見て変わったのかなーとか思いますね。
人が変わるなら、安易だけど、もう、それくらいしか、あのスレッタが立ち直れる手段って結構、無いよな。ミオリネが突き放してるから二人が邂逅することはまだないだろうし。
同時に、何も出来なくてもね、何も手に入らなくても自分で出来ることをすればいい。
それが、ある意味では序盤のスレッタの口癖である、あのセリフを言わないのは、ある意味では本当の意味で魔女の自分の中の魔女の呪縛を断ち切ったんだろうね。
ある意味ではガンダムがな食ったからこそ、すべてを失ったことによって彼女の中にある呪いも断ち切られたということなんだろうね。。
全ては、何もかもが、あの魔女、プロスペラの口車に乗ってしまったことが原因でもあるという。
なんかねー
ついでに、なんか、ここにきて新ガンダムが来たけど、あれが予約した奴なんですかね。キャリバーンと言うことで。魔女を倒すには絶好の名前ですわな。
元より、エアリアルっていうのもシェイクスピアの『テンペスト』で魔女シコラクスの使い魔として使役されていたり、術師のプロスペローの僕として出るけど、最終的には契約から解放される事となり、晴れて自由の身になる話とか、そういうのもあるんですけど、そういう感じで行くんだろうね。
シェイクスピアからとったんだーとか、1期の中盤辺りから、ちょっと調べてて、こういうことなんだなーってなるんですが。まぁ、丁度、エアリアルが今、プロスペラの僕状態ですから、やっぱり、そういうことなんじゃろうと。全ては、あの女のせいなんですがね。しかし、なんか、それはそれで面白くないという部分もあってですね。
あんな女に、いちいち、ねぇ。
まぁ、だから、あの太った恰幅の良いおばちゃんは、それに気づいて色々と暗躍をしていたんでしょうけどねwあのおばちゃん、ちょっとキャラが好きだったから、あーって感じでw

しかし、何もかもを失ったはずのスレッタに合った希望が、ミオリネとの絆の象徴であるトマトで、それが人を救うっていうのはエモさよな。

この時期の人間って自分は何でもできると思い込んでしまうほどのあれがあって、なおかつ、それほどの力を持ってしまうと、それ以上に頭のいい大人に利用されるっていのがね。まぁ、もう、辛いところだな。頭が変に良い分、そういうところを解ってしまうという感じでもある。

| ガンダム作品感想 | 00:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

プロスペラの本

1クール目のあわあわした口調はすっかり鳴りを潜め、自ら考えて行動するスレッタ。憑き物が落ちた感が。
プロスペラの求める進めば二つ、ってエリクトの居場所作りと復讐を同時進行でやっちゃおうって事なのね。
議会連合艦隊の殲滅シーンが実にエグい。ミオリネがまた曇る…
例えプロスペラやクワイエット・ゼロを何かしたとしても話が綺麗に終われる気がまるでしないですが。

| kwai | 2023/06/18 23:11 | URL |

kwaiさんへ

個人的な意見なんですけど、たぶん、これはプロスペラとスレッタの物語で他の要素は舞台装置的な部分があるんで、たぶん、大きな色んな問題は、そのまま終わるんじゃなかろうかっていうのを個人的に考えてます。4クールあったら、色々とありそうですが、たぶん、そうならないので。
そんな感じで、キャリバーンが出てきたりと、まぁ、ミオリネ、色々とありましたが、最新話では良い感じなので。見ていただければ。

| 月 | 2023/06/18 23:24 | URL |















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