写真:料理サイトの「エピキュリオス」が気候変動対策を支援するため、牛肉のレシピを掲載しない方針を固めた/Postmodern Studio/Shutterstock
ニューヨーク(CNN Business) 料理サイトのエピキュリオスは26日、気候変動対策を支援するため、牛肉を「断ち切る」と発表した。
今後は新しい牛肉レシピを掲載せず、記事やニュースレター、SNSの投稿でも牛肉を取り上げない。牛肉生産の過程では大量の温室効果ガスが排出されるため、牛肉の一掃は地球に優しい措置と位置付けた。
「料理の持続可能性を高めたい人や出版社にとって、牛肉の断ち切りは価値ある第一歩」。エピキュリオスのマギー・ホフマン・シニアエディターと、デービッド・タマルキン元デジタルディレクターはそう説明する。
国連によると、畜産では世界の温室効果ガスの15%近くが排出され、中でも牛肉生産は排出量が最も多い。