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地震解析]千島列島南東沖周辺での最大のピークは1995年12月の択捉島南東沖でのM7.3時。このエリアでの地震は択捉島南東沖の震源が全体の約6割を占め、千島列島南東沖の震源は1割程度に過ぎない。震源深さの分布はごく浅い震源(赤)と30km(黄緑)の震源が最多で各々全体の約1/4で、合わせると全体の約半数がこれらの深さで占める。ごく浅い震源(赤)は前述ピーク時の1995年以降では発生が途絶えており、地震活動は沈静化した状況に見える(遠い海洋部での発生なので、小さな地震は見えていない)。
[12/24更新]グラフ見直し・更新。1995年の積算値最大のピークより以降で目立ったピークはなく、震源深さ30km(黄緑)と100km以深(灰)の2極化。昨年、10年ぶりの地震が1回発生、今年はまだ発生なし。エネルギー蓄積モードなので、将来的には要注意。
(地震予測
積算図 北海道)
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