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地震解析]渡島・檜山地方周辺での最大のピークは2000年3月のM4.5時。震源は有珠山付近で、群発地震が始まってから数日でマグマ水蒸気噴火が発生したが、現在は沈静化している。震源深さで最も多いのは震源深さ10km(黄)で次いで、ごく浅い震源(赤)で合わせると95%を占める。2000年の有珠山噴火の影響を除くと次いでのピークは2016年6月内浦湾でのM5.3時。全体の約2/3が胆振地方西部の震源であり、周囲での地震の方が多い。2008年頃から渡島・檜山地方での地震は増加しており、今後は要注意。
[12/16更新]グラフ見直し・更新。依然として2021年5月以降、M4未満・震源深さ20km(橙)以浅の地震が続いており、小康状態が続いている。今年の地震回数はまだ3回のみで、2020年以降で毎年10回以上に対して急減した。積算値ピークは低レベルで推移中。
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地震解析 積算図 北海道)
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