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放射能を学び、福島の今を知る

神戸学生青年センターの常設連続セミナーの一つで食の安全をテーマとする「食料環境セミナー」の6月~7月は放射能汚染、東電福島原発事故関連をテーマに開かれます。
福島原発事故からすでに7年が経過しましたが、福島原発からは未だ膨大な放射能が放出され、福島の人々の健康を脅かしています。今も原子力緊急事態宣言発令が続く中、東電も政府もその責任を認めないまま、帰宅困難区域の一部解除、自主避難者の住宅支援打ち切りなどの対応は理解に苦しむものです。福島の現状から目を離すことはできません。関西に住む人々の健康・生活にも無関係ではありません。8年目に入った今あらためてこの問題に向き合いたいと思います。

◎2018年5月23日(水)午前10時30分~12時
「 放射能って何? 」
 食の安全と環境問題の専門家の話を分かりやすく解説する元科学者 三原 翠さん
日本の放射能汚染状況を知るために東北、関東などの各地の土壌測定を続けておられる三原翠さんは40年にわたり食の安全と環境問題に関わるお仕事に携わってこられました。もともと東京にお住まいでしたが数年前から神戸にもお住まいを持たれ、東京と行き来する中、汚染区域で暮らす方々や避難者の方々に寄り添う厚い支援も続けておられます。放射能や内部被曝の事など科学者の観点からの専門的な研究、情報のみならず、私達にとって難解な放射能、放射線、その影響を分かりやすく解説してくださいます
★★開催要領はページ末★★

◎2018年6月27日(水)午前10時30分~12時

「 原発事故後を生きる私たち 」
 いわきの初期被曝を追及するママの会 代表 千葉 由美さん

千葉さんはいわき市で事故後、母親同士のネットワークを立ち上げました。2013年開始の子供たちを被曝から守るための活動「TEAMママべク子どもの環境見守り隊」では、保育所、幼稚園、小・中・高校の校庭やその周辺の放射線量の測定を週2回行い、現在も継続中です。又、不安に思う人々が孤立しないように繋がり交流するコミュニテイの場として「ママcaféかもみーる」を定期的に開催し汚染地で暮らす人々の支えの場となっています。目に見えない放射性物質と戦う千葉さんのこの7年間の奮闘と今・・その現状をお聞きします。
★★開催要領はページ末★★

◎2018年7月25日(水)午前10時30分~12時
「福島から母子避難7年『避難の権利』と憲法~国連人権理事会で世界に伝えた母たちの願い・子どもたちを被ばくから守って!~」
                 
東日本大震災避難者の会 Thanks&Dream代表、原発賠償関西訴訟原告団代表 森松明希子さん
原子力発電所の事故による今も続く数々の人権侵害について、20183月に国連人権理事会でスピーチをされたことは、マスコミでも取り上げられましたのでご存知の方も多いことでしょう。
「放射線被曝から逃れ健康を享受する権利」、「平和に生きる権利」の確立を求めての活動および国連での訴えについてお話いただきます。
★★開催要領は下記★★

●会場:神戸学生青年センターホール
(阪急六甲下車徒歩3分、JR六甲道下車徒歩15分)
●参加費:600円 ※託児(無料)があります。
必要な方は前々日までに予約してください。
●主 催 : (公財)神戸学生青年センター
〒657-0064 神戸市灘区山田町3-1-1
TEL 078-851-2760  FAX 078-821-5878
ホームページ http://ksyc.jp  e-mail [email protected]
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