「放射能社会を生きる:」連続セミナー 第10回 のご案内
福島第一原発事故から8年となり、「見えない、臭わない」放射性物質が、食や土壌とともに日本中にますます拡散されようとしています。この現状を憂慮し、放射能社会を生きるセミナー第10回を、再び郷地秀夫医師を講師に開催したいと考えております。
2013年5月の郷地秀夫医師を講師に迎えた放射能社会を生きる連続セミナー第1回の開催から6年。内部被ばくについてわかっていることとわからないことを整理することから始めた放射能社会を生きる連続セミナーですが、現在、郷地先生の言葉を借りるならば、「内部被ばくの考え方が大きく変わりえる」、不溶性(水に溶けない)セシウムを体内に取り組むことの危険性に着目する研究が多く発表されているそうです。
また環境省により福島県で除染された放射性汚染土の公共事業への再利用計画が進められていますが、それによって環境に拡散されうる不溶性セシウムの危険性、またどのような健康上の懸念が考えられるのかなどを具体的に学ぶため、再び郷地先生を講師に迎え放射能社会を生きる連続セミナー第10回の開催を以下のとおり企画いたしました。
政府も多くのメディアも、オリンピックだ復興だ帰還だと、福島第一原発事故の現実を不可視化しようとするかに思える今、改めて何が起こっているのか、何が起きようとしているのか、しっかり見つめていくために。ぜひ参加を。