5月24日、恒例のマルイ前アクションにはいつもに増して多士済々で盛り上がりました。
オープニング・メッセージ
アメフト事件、学生の話は信ぴょう性があるが、監督やコーチの話は嘘・誤魔化し・・
〈情報を小出しにする。嘘をつく。隠す。〉
東電や関電、原発を推進している人たちも同じパターン。
〈情報を小出しにする。嘘をつく。隠す。〉
今若狭の原発3基が稼働している。ここから90キロしか離れていない。
もし事故が起きたら、私達は被ばくするしかない。
さあ、みんなで歌おう〈オーラッシャヤーン〉
みんなで賑やかなオープニング🎵
詩 二階堂晃子作『ぶっしあわせ』朗読~ 吟遊詩人舎 望月逸子さん
他の方の作品を朗読させて頂くのは、初めての体験です。
作者の「心・精神・魂・・・」等の内面が、詩の言葉というカプセルに詰められていますので、それを飲み込み表現することは、自作の朗読より練習時間を要しました。
まず暗誦を目標に、毎朝こっそり呟き乍ら夙川河畔を散歩。
作者の哀しみや持って行き場のない怒りなどが、日々私の中に種播かれたように思います。
歌『一坪たりとも渡すまい』~脱原はりま:Sさん
『一坪たりとも渡すまい』が、沖縄で座り込んでおられた時にみんなで歌われた歌なので。「脱原発の歌でないけどいいかな。」とおっしゃっていました。
マルイ前アクションは、線を引きません。民衆の抵抗の仕方やそれが歌われた状況は様々ですが、闘う相手は一緒です。怒りや悔しさ、負けないぞという気持ちを共有できると思いますので、最前線で歌ってこられた歌の種を、これからもマルイ前で播いて頂きたいです。
原発賠訴訟報告
政府の地震調査推進本部は大津波が来ることを予想し、東電も15.7メートルを超える津波が来ると知っていてその対策を怠ったのだ。
年間20ミリシーベルトで帰還しても良いと日本政府。ドイツは国連人権委員会で「福島に住む人の基準を1ミリシーベルトに戻せ」と勧告しているという。「この差って何ですか?」自国の民を少々被曝させても、何事もなかったように福島を『復旧・復興』させたい日本政府と、例え他国の民でも、原発事故後、何重にも被害を及ぼしてはならないという姿勢を貫くドイツ。
★原発賠償訴訟の傍聴を!
5月31日(木)関西訴訟 大阪地裁13時集合
8月2日 (木)兵庫訴訟 神戸地裁14時開廷
『We shall overcome』
『それが大事』
〈大事マンブラザーズバンド〉の『それが大事』
10年程前でしたっけ。随分流行っていましたね。
横林さんの新しい曲の開拓に、心から「いいね!」です^^♪
福島レポート
「福島には、2年ほど前の正月年始、初めて行きました。
浜通りは、ほとんどの地区に避難指示が出て、誰も住んでいませんでした。・・・・」
「この国は 除染もすんでいない場所を、『年間20ミリシーベルト以下ならどうぞ帰ってください。』と勧めています。」
「住民はほとんど帰っていない。生活しているのは警察か、役場関係の人だけ。」
「日本の原発政策は、はっきりいって破綻しています。
バックエンド、核のゴミをどうするか?核燃料サイクルはできない。『再処理して作った物を地層深く埋める』と言ったが受け入れる所はない。」
ニューフェイス登場!
一人の若者が、飛び入りで素晴らしいメッセージと歌を披露してくれました。わたるくん!あの忘れられない2012年の大飯原発再稼働の日も、今月9日も彼は大飯原発再稼働抗議の場に参加していたそうです。
「TOKIOの山口問題、日大のタックル問題に隠れて大飯原発は再稼働されました。原発1基動かすのに、1兆円の税金を投入しています。皆さんの力を貸してください。1日原発を動かす毎に3000人のヒバク労働者が生まれます。核のゴミどこに置くのか?10万年、核のゴミをどこに閉じ込めるの?10万年前、地球上に日本はなかったのです・・・・・。僕の故郷葛飾柴又、今水道の水が飲めません。保育所へ、ペットボトルの水を持たせています。・・・」
簡潔で熱いメッセージの後、ボブマリーの『解放の歌』。わたるくんのフレーズをヤマトーさんが呼応して、ジャンベや手作り三味線も加わりとても贅沢な完成された演目を聴かせて頂きました。
歌『げんぱつどん』即興バージョン
加納さんの、新境地を垣間見させて頂きました。曲のフレーズが、繊細だったり、ドキッとさせられたり・・・。
ヤマトー・スミスさん~『平和のラップ』
この日はヤマトーさんが、わたるくんにも加納さんにも臨機応変に合わせて歌われるプロの技量を、十分にみせて頂いた後、ヤマトーさんの独唱も聴かせて頂き、贅沢な時を味わえました。
小野さん~『僕の夢』
愛の歌でした。いいなあ~♪小野さん♪
一人の女性が立ち止まり、重そうな買い物袋をさよげんの丸椅子に乗せて、小野さんのお歌を真剣な表情で聴いておられました。
彼女の切ない思い出と小野さんのお歌とが響きあっているような、そんな感じが伝わりましたよ~。
エンディング 『種を播こうよ』
さよげんメンバー以外の方も、この場面では多くの方が一緒に歌って下さっていました。いつも以上に盛り上がったエンディングで無事終える事が出来ました。用意したチラシも撒き切り何名かの方に署名もして頂きました。皆様有難うございました。