前新潟県知事 泉田裕彦さんが来神!
前の新潟県知事で、東京電力の柏崎刈羽原発の「再稼働ありき」の姿勢に対して安全性の検証を徹底して求め、厳しく対処してきたことで注目を集めた泉田裕彦さんの講演会が神戸で開かれます。
地方自治体の首長として、県民の安全を守るために当然の姿勢を貫いてこられた泉田さん、その当然のことをしない、できない自治体が多い中、信念を貫いた泉田さんのお話をぜひ聞いてみたいですね。
■■■泉田裕彦(前新潟県知事)講演会■■■
◎日時 2017年6月25日(日)13:30~16:30
◎場所 兵庫県私学会館大ホール(定員300人)元町駅東口西北歩2分
◎内容
・講演「原発と地方自治体」泉田裕彦前新潟県知事
・質疑
◎参加費 前売券800円 当日券1000円 学生・避難者は半額
◎主催 泉田裕彦講演会実行委員会
問合せ先 高橋秀典 090-3652-8652 [email protected]
2011年3月11日の東京電力福島第一原発事故(フクイチ事故)以降、市民の中に原子力発電所に対する不安が大きく広がりました。その不安が現在でも根強くあることは、各種の世論調査からも明らかです。もしフクイチ事故のような原発事故が起きたら、自分や家族の命はどうなるのか?政府や自治体は住民の命を守ってくれるのか?誰もが抱くその疑問に対して「私は住民の命を守る!」と言い切れる首長は、どれだけいるでしょうか?残念ながらわずかでしょう。
泉田裕彦さんは、新潟県知事就任直後の新潟県中越地震、そして2007年の新潟県中越沖地震と柏崎刈羽原発の火災事故を経験し、原発震災の危険性を内外に明らかにしてきました。そしてフクイチ事故の後は東京電力や政府に対して事故の検証と改善策を求めて一歩もひかない姿勢を貫かれました。
その行動を支えた信念をぜひ知りたい!という趣旨で神戸での講演会を開催いたします。原発を抱えるこの国において、地方自治体とりわけ首長に問われることは何なのかを、泉田裕彦さんにお話していただきます。ぜひご参加ください。
プロフィール
泉田裕彦さん 1962年生まれ 京都大学法学部卒業後通商産業省(現経済産業省)入省。資源エネルギー庁、産業基盤整備基金、岐阜県庁などへの出向を経て退官。2004年の新潟知事選挙に自民公明両党の支持のもと当選。知事就任の前日に発生した新潟県中越地震の対応や被災地の復興に奔走。2011年3月の東京電力福島第一原発事故は、「福島事故の検証なしに再稼働の議論はしない」と国や東京電力に対して主張し続けた。2016年10月任期満了により退任。
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