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まん丸、メジャーへの道 6

あることないこと 話半分でお付き合いくださいませ

2021.06.20

怒髪天を衝く







怒髪天を衝く



どうも
三流亭まん丸でございます。


五輪に対する政府の対応についての記事はもう書かない、と言っておりましたが、あまりに傲慢で姑息で卑怯なやり方に怒髪天を衝きまして(※)、ついに我慢が出来ず書かせていただきますよ。

※ 怒髪天を衝く : 激しい怒りのために逆立った髪の毛が天を突き上げる様子を表す。



1万人規模の有観客での、なし崩し的な五輪開催


しかも開会式に至ってはスポンサー招待の関係で特例2万人観客入れるっていってんだから、もうね、「コロナなんてどうでもいい、自己都合最優先のやりたい放題、ここに極まる」ですよ。

結局、これですもんね。

政権は、緊急事態宣言を解除して、イベント人数制限緩和しましたけど、そのすべてが有観客五輪開催実施のためであって、コロナの感染状況を分析・検証しての判断じゃないんですからね。

「1万人規模のイベントができるんだから、五輪だって1万人の有観客で行える」って言いたいんでしょうけど、その地域の人たちが1万人集まる単発のイベントじゃなくて、東京で集中的に複数の会場で同時に競技が行われるのが五輪ですよ。1会場1万人ずつ、たとえば10カ所で同時に実施してれば、東京という会場の五輪という1個のイベントに10万人集まってんのと同じじゃないですか。しかもそれが五輪・パラの約1か月間続けば、毎日毎日10万人、延べ300万人が東京に集まり、日本各地へ戻ってくんですよ。

1万人の人数制限での有観客による五輪開催が「安全」だなんていう理屈は、現実とは全く異なる超絶美加工されたお見合い写真と同じ、完全なまやかしですよ。

それに加えて、その期間、ほぼ毎日、競技会場以外でも、日本全国のあちこちの町のどこかで、五輪に乗じたお祭りバカ騒ぎが起こることは必至。ワクチン接種が、最も活発に社会活動する若年層・青年層に進んでいない以上、現段階でコロナに対抗する手段は唯一「人流を止めて、密をつくらない」ことしかないにもかかわらず、政権は「日本中のいたるところに人流と密をわざわ作り出す」ことに躍起になってるっていうんだから・・・。

あまりの馬鹿さ加減に、もう国の言うことなんか、聞いちゃいられませんよ。

この1年半、私は対コロナの為に我慢していたんです。絶対に東京五輪の為じゃない。

17日の菅首相の会見を聞いて、かろうじてつないであったモラルの糸が、ぶっつり切れちゃいました。

世界規模の五輪ができるんだったら、我々の生活レベルの事は何だってできますよ。

感染症対策を講じてきちんとルールを守ってこられた飲食店の皆さま、これまでの我慢した分をおもいっきり取り返してくださいね。私はもうね、飲食店の全面的な味方をいたしますよ。飲食関係の友人・知人たちの悲痛、これ以上聞いていられませんよ。

我々に我慢を強い続ける一方で、散々自己都合による好き勝手をしてきた政府の言うことなんて、たとえ五輪中・五輪後に感染急拡大によって緊急事態宣言発出になってたとしても、もうね、おそらく国民の誰ひとり聞かないでしょうねぇ。



だいたいね、首相自体が党首討論の第一声で「世界のさまざまな国でロックダウンを行ってきたが、外出禁止などの厳しい措置を行った国々でも、結果として(感染拡大を)収束できなかった」って言い放っちゃたでしょ。

耳を疑いましたよ。信じられますか? 

諸外国のロックダウンでもコロナ感染拡大防止できなかったのに、日本の自粛要請レベルの緊急事態宣言なんか屁の突っ張りにもならないって、あれだけ堂々と言い切っちゃったんですよ。あれ聞かされたら、そんな政権公認の意味も効果もない宣言なんかにこれ以上振り回されるのは真っ平御免って、誰もが思うんじゃないでしょうかねぇ。

これまでかろうじて感染爆発に至らなかったのは国民のモラルがあったからですよ。「緊急事態宣言なんて何の役にも立たない」って緊急事態宣言の発出権者が認めちゃったら、「緊急事態宣言だから自粛しなければ」という国民のモラルが崩壊し、コロナに対する唯一の対抗策が無力化するのは、火を見るより明らかでしょうよ。

五輪開催により世界から日本に、日本国中から東京に、不特定多数が集まり、不特定多数が接触し、不特定多数が日本から世界に、東京から日本各地に散らばる。

その一方で選手の活躍やメダルの獲得により、不特定多数が一緒に興奮し、不特定多数が一緒に抱擁し、不特定多数が一緒にバカ騒ぎをする。

緊急事態宣言はもはや何の歯止めにもならず、国内は感染爆発し阿鼻叫喚に、そして世界にコロナ変異・東京株がバラまかれるんですよ。



でね、これも怒髪天を衝くこと。

五輪開催中、国会閉じちゃうってマジっすか?!

夏目雅子さんが「なめたらいかんぜよ!」、次に南野陽子さんが「おまんら、許さんぜよ!」、で最後に私が「※♯%$$α@!(←とてもとても書けませんよ)」ですよ。

専門家が五輪開催によるコロナ感染拡大リスクを訴えていて、もしその兆候が表れたとき、あるいはその懸念通りの事態がおきたとき、誰がどのようにその対応をするんですか? 

消防隊員は火災に備えて消防署で待機するでしょ。役所の防災担当部署の方々は、台風上陸の時は役所に詰めるでしょ。なぜ国会はそれをしないんでしょう? 強行してでも五輪をやるっていうんだったら、不測の事態に備えて、せめて最低でも国会を開いておくべきなんじゃないですか?! 

これじゃ、「五輪はやるぞ!」「でもあとはどうなっても知りませんよ」って言ってんのと同じじゃないですか。

民意を無視して五輪を有観客で強行開催し、感染状況を注視し見守るどころか国会閉じてほったらかしにして、国民そっちのけで「さあ、選挙だ、選挙だ!」ってその準備に奔走するってね、あんたたち、そりゃあんまりにもふざけすぎてませんか? 

そんな無責任極まりない、その無責任の塊のような人たちが、「安全・安心に開催できる」と言い張る。

今、一番聞きたくなくて、全く信用のおけない、違和感しか覚えない、呪文のようなこの「安全・安心」という文言ですけど、国会閉じて、いざというときに迅速な対応ができない状況で、いったいどこの何がどういう風に安全だっていうんですかねぇ。

安心だってそう。

ある日突然、作業員が押しかけてきて、自宅の庭をユンボで勝手に掘り始める。当然「何してんだよ!」って聞きますよね。その作業員が「安全・安心に穴掘る自信があります」って答えたところで、「あーそうですか。じゃ安心ですね」って納得するわけがねーだろっ!

何一つ有意な説明もなしに勝手に事を進めて、何が「安全・安心」じゃ。

そもそも「安心」っていうものは、他人から「安心しなさい」って押し付けられるもんじゃないし、私らがその状況を主体性をもって総合的・俯瞰的に判断して、個人個人が自分の心の中で感じるものでしょ? それを見ず知らずの他人の口が、自分の心中の「安心」を何のためらいもなく語るっていうのは、いかがなものか?って思いませんかね。

私は不安しか感じてないですよ。



この政権与党の傍若無人ぶりも目に余りますけど、それに抗しなければならない野党も全くダメですね。

「国会延長しろ!」の主張は大いに支持しますけど、それに応じなかったので内閣不信任案提出ってねぇ、出川哲郎さんじゃないですけど「お前ら、バカか?」ですよ。

もし「じゃ、解散!!」なんてことになったら国会自体、無くなっちゃうんですよ? 

それって「国会開け」って主張する張本人が、「解散しろ」って言ってんのと同じじゃないですか。

内閣不信任案提出なんて、感染拡大リスクが高まる五輪開催時期にわざわざ衆院解散総選挙をぶつけかねない最低最悪の愚策、前代未聞の醜態ですよ。

野党のバカさ加減も、ず~っと底が抜けっぱなしですよねぇ



野党の論理破綻のハチャメチャぶりは他にも腐るほどありますけど、たとえばワクチンをめぐる一件。

ワクチン接種の遅れは菅政権のワクチン調達の不手際だ!と野党は責めますけど、それは紛れもない事実として確かに存在しますよ。でもね、じゃ、ワクチン接種に対して国会議論していた時、野党はどういうスタンスだったんですか?ってお聞きしたいですよ。

昨年、政権が特例承認制度(海外の臨床データに基づいて迅速に承認を出す制度)を活用して早期接種開始を目指した際、人種的・体格的な差異を理由に国内治験の実施にこだわってワクチン早期接種に猛反対したのは、何を隠そう立憲民主と共産党ですよ。

しかも通常最低でも3年はかかる国内臨床試験実施まで主張したじゃないですか。接種まで最低3年かかることをこの緊急時にしろよ!って言ってたんですよ?! 

これまでとは違う方式のワクチンという事で慎重な判断が必要なのはわかりますけど、人類に対して全く未使用のワクチンってわけじゃなくて欧米各国ですでに接種されてたモノを打つって言ってんだから・・・。

その杓子定規の強烈な抵抗をうけて、政権が特例承認を断念したことが日本での接種時期開始の遅れ(イギリスの3カ月後、G7では最遅の接種スタート)の大きな原因の一つになってるんですよ。

その経緯を棚に上げて、そんなことなど忘れたかの如く、手のひら返しで「ワクチン接種の遅れは政権の不手際」と菅政権を一方的に責め続けるのは、どう考えてもおかしいでしょうよ。

ほんと、ふざけてますよねぇ。

政権与党も言動不一致で矛盾だらけだけれど、あんたら野党の言動もおもいっきり自己矛盾してること、わかってるんでしょうかね? 

こんなことやってるから、与党がエラーばかりしてるというのに、まったく国民からの支持が集まらないんですよ。



ほんと、もう、与党も野党もない、このクソみたいな日本政治の低レベルさにほとほと呆れ果てました。こんな方々に振り回されるのは、ほとほと疲れましたよ。

もうね、国民の望んでいることを全く行わずに不安や不平不満をかきたてるばかりで、国民の意識を逆なでするばかりの、国民意識と完全に乖離してしまった政府や国会なんて、存在する理由も必要性もないですよ。ジョンロックが「統治二論」で唱えた、市民に背いた政府に対して市民が当然に暴力を行使できる権利、「革命権」を行使したい気分ですよ。・・・まあ、暴力はいけませんけどね。

でもね、ここまで機能しなくなった代議制民主主義、議院内閣制といった日本の間接民主主義は、もはや看過できないレベルにまで堕落していることは間違いないですね。

あまりのしょうもなさに小選挙区で落選させた議員が、比例で復活当選などというデタラメ選挙制度により、いつまでたっても議員の顔ぶれが全く変わらない。その民意が反映されていない固定化された議員たちによる長期政権によって、国会という沼が水の入れ替えがなされていないことで腐敗し、泥沼化してるわけですよ。

かといって「ペンは剣よりも強し」「権力を監視する第四の権力」と評されたマスコミ・メディアも、許認可権を握られ、政治の腐敗を追求し不正に対してペンで戦うことを明らかに放棄してしまっているでしょ。それどころか政権になびくことで預かる特権・恩恵の甘い汁の味を覚えてしまって牙を失った政権の犬になり下がり、政権のスポークスマン的役割しか果たしていないじゃないですか。

だいたいね、新聞大手五紙すべてが五輪スポンサーだなんて信じられます? 販売促進・販路拡大の為に、立場上五輪は何が何でも開催であって、自ら進んで「五輪やめろ!」なんていうわけがないでしょ。(「やめたほうがいい」って言ったのは、「あの」朝日だけでしょ?) 

報道機関としての矜持はどこ行っちゃったんでしょ。

こんな第四権なんかにゃ全く期待できないですよねぇ。



ならば、我々国民がネット・SNS等ありとあらゆる発信機能を有効に利用して、直接的民意を表明し、賛同者を集め、世論を動かし、大きなうねりを作って、政権に対して主張し圧力をかけるしかないんじゃないでしょうかねぇ。

この第五権ともいうべき直接民主主義の行使を、真剣に考えるときなのではないでしょうかねぇ。

とはいえ、この第五権を担わねばならない有権者だって、今のままじゃダメ。政治に対して大多数が無関心すぎるんですもん。今のままでは第五権を担う資格がないですし、政治に対して何の圧力にもならないですよ。

今の間接民主主義の崩壊は、国民から信託された代表者である議員の見識の無さとモラルの欠如が最たる要因なのは間違いないことです。

でもね、「政治なんてどうだっていいよ」という政治への無関心からくる投票棄権や、政治が日常に関係ないと思っていることで議員の政治能力・資質の欠落を見定める目が全く養われず、それによって選挙の時だけ「おらが町のセンセイ」「有名だから」「かっこいい、美人」「大臣経験者だから」「なんとなく」「ほかにいないから」「○○党候補者だから」などという、議員の能力や資質とは関係ない本当にしょうもないくだらない理由で投票してしまう、そういう有権者の政治に対する見識とモラルの劣化にも大いに問題があるんです。

国民・有権者がここら辺の意識を変えていかないと、直接民意の集結という力は、政治へ圧力をかける勢力の「第五権」にはなりえないですよねぇ。

でもね、このコロナ禍で、国民は気づき、わかってきたんですよ。政治は関係ないものじゃない、自分の生活に直結するんだって。政治に対していい加減な態度をとっていると、平時ではあまり困らなくても、非常時・緊急時にはとんでもない痛い目に合うんだなってね。

今までの選挙で自分がしてきた投票行動じゃダメだな、棄権なんてもってのほかだって。

選挙期間中だけの「有権者の皆様の為に」や、その時限りの「美辞麗句」に騙されて、しょうもない奴に投票したり、投票棄権したりすると、ろくでもない奴が当選し、そいつらが好き勝手やって酷い目にあわされるんだなってことに気付き始めたんですよ。

不正・いつわり・改ざんの雨あられ、失政、失政、また失政の繰り返しで散々苦しめられ、さらに五輪によるコロナ感染拡大恐怖に怯えなきゃならならない国民は、議員たちのその場しのぎの二枚舌、当選した途端の手のひら返しをイヤというほど見せつけられてきたんですからね。

今度の選挙、これまでとは違って、見ていやがれ、思い知らせてやる!って思ってる国民・有権者の方、多いと思いますよ。
しょーもない奴全員、国民・有権者からの厳しい洗礼を受けてもらいましょう。




はぁ~、それにしても、五輪開催ですか。

なんとかなりませんかねぇ・・・って聞く耳持ってないんだから、なんともならないでしょうけどねぇ。

筒井康隆氏の著作じゃないですけど、ほんと「狂気の沙汰も金次第」ですよねぇ。

もう、どうなっても知らないですよ。

五輪強行開催によって引き起こされる全ての問題は、全て政府による人災、全て政府の責任。

ここに至るまでの経緯(民意無視、民主主義における意思決定プロセスの無視による独断専行)も絶対に許すことはできませんが、どうしても有観客で強行開催するというのなら、期間中に緊急事態再宣言になるような事態を招いた場合、誰がどういう形でどのような責任をとるのか、具体的に明確に説明していただかないとね。

これだけは絶対に譲れないですよ。

反対意見・開催への懸念に対して、真面目に向き合わず真正面から答えずにその議論から逃げまくり、自己利権を優先し、なし崩し的に五輪を開催するという、この民主主義国家でありながら民意を無視し、民主主義における意思決定のプロセスを完全否定した行いは断罪されなければなりません。

そして五輪を強行開催しその利権の美味いとこだけ貪り食った後に、間違いなくあちこちから上がるであろう「私には開催決定権はないので責任はない」というハイエナ・・・いや、ハイエナ以下の輩たちの言い訳を、我々は絶対に認めてはならないんですよ。

逃げ得は絶対許してはいけません。

責任が伴わない政治は暴政です。主権者である我々国民は、自らの政治権力を為政者に委託した以上、その為政者の政治的背信行為、つまり暴政を絶対に認めるわけにはいかないんです。主権者である国民は、その権力を委託した為政者が好き勝手やったら、それ相応の責任を取らせなければばならんのです。それが間接民主主義の根本でありルールなんですから。



菅義偉首相は17日夜の記者会見で、東京五輪開催についての海外メディアからの「感染拡大リスクがあっても、なぜ大丈夫だと思うのか。NOと言えないのか、プライドか、または経済の理由か」という質問に、「NOでもプライドでも経済でもない。日本においては、外国から来られた方の感染対策をしっかり講じることができるからだ」と答えました。

海外メディアに対してまで、ここまで見事なタンカを切った以上、もし感染拡大したら、その時は菅首相が責任を取っていただかないと、海外に対しても示しがつかない。ああ言い切った以上、もはや国内だけでなく世界に対しても菅首相が、責任者として責任を負わねばならない立場になったってことですよ。

もし感染拡大してしまった場合、責任を曖昧にするような言動がみられたら、「日本という国はいい加減だ。首相という最高責任者が公式な会見で表明したこと、いわば国際公約が全く守られないじゃないか。言行不一致ないい加減な国だ。その場しのぎの言葉ばかりで信用ならん。しかもその張本人である最高責任者が責任を全くとらないとは・・・」と世界に恥ずべき国家だと思われてしまうんですよ。

「責任を感じる」じゃなくて「責任は取る」、首相を辞めるのは当然だろうけど、それだけじゃない。もはや、今の日本国民の政治への不平不満、不信感と怒りは、そういう責任の取り方だけではもう許さないでしょう。これだけ無視されコケにされ続けてきた国民・有権者は、そんなお人よしじゃないですよ。

辞めて責任をとる、辞めればもう不問に付す・それ以上の責任追及はしない、辞めりゃこれまでのことは全部水に流してあげる・・・、そういう「ハラキリ」的責任の取り方は、これまでの日本では通用したかもしれません。でもね、この責任の取り方は、表面的にはその時にその問題は片付いたように見えても、根本は何も解決していなわけですよ。

つまり結果責任は取っても、最重要な、事態の再発を防止するという未来への責任は全くとったことにはならんのですよ。辞めるのは当然ですが、なぜそうなった原因を徹底的に検証し、そうならない対応をしない限り、違う誰かによる同じような事態がまた繰り返されるだけなんですよ。

五輪強行開催による感染拡大により、失われなくてもよかった命が失われるかもしれない。その二度とは戻らない命に対して、何をもって、どのような責任をとるのか、今ここではっきりと明言すること。それを我々国民が容認することが五輪強行開催の必要絶対条件であり、そして事が実際に起こってしまったら、その明言した内容と照らし合わせて、言動一致の責任を取らせることがセットでなければならないんです。

でもね、おそらくそうはならない、あーだこーだと言い訳並べ責任を回避しようとするでしょう。

その時は徹底的にその責任を追求し、また責任を取らせるために、国民・有権者が原告となって、五輪強行開催の責任者を「未必の故意(※)による殺人罪」で訴え、第三の独立した機関である司法の裁きを受けさせるべきですよ。

※ 未必の故意・・・犯罪事実の発生を積極的には意図しないが、自分の行為からそのような事実が発生するかもしれないと思いながら、あえて実行する場合の心理状態のこと。明確な殺意がなくても、相手が死ぬ危険性を認識していれば、故意として殺人罪が適用される。つまり「五輪開催でコロナ感染が拡大し多くの国民が死ぬかもしれないと思ったがそれでも構わない(それでも五輪開催する)と思った」が認められれば殺人罪が適用される可能性がある。

もし、司法に手が回って、司法がそれに屈して、ここまでやってもその責任を取らせることができなきゃ、日本においては民主主義は完全崩壊したってこと。

国民主権、権力分立という民主主義の大原則が死んで、自民党の専横的一党支配とその総裁(首相)の独善的思考、政治思想、政治信念による意思決定=国家の意思となるわけですよ(私は自民党中心の政権であるべきだと思っていますが、それは多様性への寛容、少数意見の尊重、議論による意思決定プロセス、全会一致、国民主権、権力分立といった民主主義の原則が守られていることが大前提。それを無視し特定の意思だけによる専横的政治体制がとられるならば、それはいかなる政党による政権でも支持できないです)。

それはすなわち中国の習近平の中国共産党一党支配、北朝鮮の金正恩の朝鮮労働党一党支配と何ら変わらない国家体制になったってことですよ。

そんな日本でいいんですかね?



・・・さすがにちょっと書きすぎましたね。

不平・不満・文句・怒りの殴り書きで、自己嫌悪に陥ってきたのでこの辺でもうやめますが、「利権」というウィルスに脳内が侵された老害どもが権力中枢に蔓延し健全な民意反映機能を失った「日本政治」を、国民・有権者が自分の手に取り戻し、きちんと民意が反映される元の形に戻すためには、我々有権者が覚悟ある「投票」という行動をするしかないんですよね。

史上最悪レベルまでコケにされた国民・有権者の政治への怒りは、これまでのものとはケタが違います。

我々が数という形で与えた権限を、その数の力を我々ではなく自分たちのためにやりたい放題・好き放題に使い、「国民・有権者を騙すなんてちょろいもんよ」と我々を小馬鹿にしていい気になってる奴らに、今度の総選挙でコロナよりもきつい一撃を見舞ってやりましょう!


以上、怒髪天を衝くお話でした。





最後に。

記事において何度も「怒髪天を衝く」と申しましたが、私の頭には天を衝くほどの髪の毛はございません。

正確性に問題がある表現を用いましたこと、ここに謹んでお詫び申し上げます。


テンツクテンツクテンテンテン・・・ ♬







コメント

まん丸師匠久しぶりに怒かってますね。書かれていることその通り。G7でオリパラ開催支持いただいた、と得意げに話し開催の後押しのネタに使う。G7がリスクに責任取りますか?儀礼的に「支持」しただけで、反対する訳ないでしょう。尾身会長が反旗翻したと思いきや一転有観客。所詮御用役人と同じ。政府のお金もらっている方は政府に逆らうことはできないんでしょう。感染拡大が起こっても 政府は専門家の意見聞き進めてきた。政府には責任ない,というのでは。会場まで直行直帰 馬鹿言うんじゃないよ。浮かれてはめはずすのは目に見えます。私の周りに政府支持する人は誰もいません。若い人も。マグマはたまっています。もし選挙で投票率上がらなければ 日本は間違いなく沈没です。団塊世代の友人、高度成長期に働き日本を押し上げ実感として感じた団塊世代。今の日本のテイタラクにいきどうりを感じます。コロナで良かったこと 日本の悪いことを浮き彫りにしたこと。再生するチャンスと捉えたいですね。野党も内輪喧嘩 政権奪回の一大チャンスなのに 国民が支持できない理由を真剣に考えろと言いたい。

2021.06.20  kitchenplaza  編集

無視されている政党

こんばんは。
コメントのアップが上手く行かないので、再度、手身近に:現在の日本の野党は、共産党とれいわ新撰組を除いて、すべて太い紐付きで与党の亜流でしかありません。
れいわ新撰組が党首討論会への参加も許されず、維新と異なり、政策がニュースになることもありませんが、党首は日本全国ドブ板行脚、直接人々との対話を続けています。
日本の政治を変えるためには、まだ若く時折ほころびも見えるこの新興勢力をみんなの力で育てなければならないと思います。
なぜ主要メディアが「れいわ新撰組」を無視するのか、その理由を真面目に考える時だと思います。

2021.06.20  yokoblueplanet  編集

kitchenplazaさん、コメントありがとうございます。

怒ってますよ~(笑)

国民の意見や考えを国政に反映するために、国民が代理として自らの権力を委任して、議会へと送り込んでいるのに、その議員が民意を無視し続けて好き勝手にふるまっている。また、民主主義は議論です。それをする場が議会なのですから、それが行われれず為政者の思うがままに事が進んでしまっているのもおかしいですよ。この点だけで、その議員・議会は存在価値はありませんね。


どの政党が政権を取っても、それは民意の選択ですから何ら文句はありませんが、その政権が民主主義の大原則を無視するようなやり方で事を決めるなら、どの政党の政権でも私はそれを認めることはできませんねぇ。



2021.06.21  三流亭まん丸  編集

yokoblueplanetさん、コメントありがとうございます。

政権にとって痛い事を言う勢力に対して、「ああ、なるほど、そういう意見もあるか」と耳を傾けるのが民主国家。
その勢力を弾圧したり、徹底的に干したりするのは専制国家。

民主主義とは、様々な価値観や意見を認め合いながら、少数意見を尊重しつつ、議論によってそれらを一つに集約し、全会一致(多数決は全会一致がどうしてもできなかった際の意思決定の一つの手法に過ぎない)によって、社会のルール・あり方を決めることであります。

今現在の日本は、為政者の専横による政治が行われています。
つまり、民主主義国家ではないんです。

今度の選挙で、専横的為政者から、我々の手に政治を取り戻すことができるか、今後の日本の将来を大きく左右する関ケ原の合戦になると思いますねぇ。




2021.06.21  三流亭まん丸  編集

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Author:三流亭まん丸
オヤジギャグ好きの
ただのそこらへんにいる
ちょいエロオヤジでございます。
あること・ないこと、
真偽のほどはいい加減。
そんな記事により
皆様に何か不都合が生じた場合、
その責任は痛感いたしますが、
責任はとりません。(笑)

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