2020.10.25 低山に登山と鉱物採集に行ってきました
10月24日の土曜日は群馬県のとある低山に登山と鉱物採集に行ってきました。
実は化石取りや鉱物採集は子供の頃からの趣味の一つでしたが、埼玉に来てからは近くに取れる場所も殆どないので余り行っていませんでした。
ところがここ最近、急に石を取りに行きたい熱が高まってきたので、手ごろな場所をネットで探しての挑戦です。
場所は家から二時間半ぐらいかかる群馬県某所の尖がった山。
ここは江戸時代頃から明治にかけて金を掘っていた鉱山がいくつもあり、その際に出た石から水晶やアメジストが取れるとの事。
ちなみに低山登山の山としても人気が有るようで頂上までの登山道も整備されているとの事。
紅葉にはちょっと早いですが、登山には良い時期なので登山をかねて石拾いです。
駅から5kmぐらいなので、1時間ほど歩いて到着。
民家に比較的近い山ですが熊が出るとの事なので熊よけ鈴を装備していきます。
熊対策ヨシ!
ここは登山コースが大きく分けて2つあります。
まずはオーソドックスな林道コース。
最初は車の入れる林道を歩き、途中からは山道を登ります。
コース脇には木彫りの動物がいくつも置いてあり、それを見ながら登るのも楽しめます。
何故かアマビエも。
そして登山道脇にもちょこちょこ鉱物っぽい石が落ちてるので石拾いのテンションも高まります。
登山の方は後半から比較的急な岩場に。
最後は鎖場などもあります。
そして登りはじめて40分ぐらいで登頂。
天気もよく低山ながら景色も最高。
登山時間は1時間かからない程度ですが、今日は石拾いメインなので丁度よいです。
頂上ではお昼休憩。
お昼を食べていると何匹かの鳥が近寄ってきます。
他の登山者さんが餌付けをしているのでマネをしてみますと、なんと手に止まってくれました。
野生の鳥なのに人に馴れすぎです。
お昼休憩後は石探しを開始。
まずは山頂付近をウロウロ。
すると大きな鳥が・・・
と思いましたが木彫りの鳥。
ついさっきまで本物の鳥に餌をあげていたのでこちらも本物かと思って一瞬ビックリしました。
さらにはこんな熊よけもあったのでカンカン叩いておきました。
さて山頂付近ではいくつかの鉱石っぽいの見つけたり、ちょっとした鉱山跡みたいなのも見つけますがいまいちぱっとしません。
そこで一回山を途中まで降り、もう一つの登山道である鉱山コースへ向かいます。
鉱山コースはこの山をほぼ真っ直ぐに登るコースなのでとても急です。
後半はこんなただの崖を登ります。
鉱山コースはその名だけあって、コース脇に鉱山跡がいくつかあります。
ネット情報だと中に入って探すと水晶の鉱脈があるらしいのですが、無装備のソロ活動では怖いので入れず。
ですが鉱山の外のズリ(廃石捨て場)にはこんないかにもな石がゴロゴロしています。
とりあえず石を拾って何か無いか探してみますが、既にたくさん人が来ているだろうからめぼしいものはありません。
さらにこの場所の上からもズリの石が流れてきているのを見つけたので、石が集まっているところを登って見ますとさらに鉱山跡。
中はこんな感じ。
ここは鉱脈が上に伸びていたようで、奥は浅く上に穴が上っています。
ズリもさらに上から来ているのでこんなズリ跡を登って見ると、さらに2つの鉱山跡を発見。
落ちている石もこんな感じで鉱石が混じっているのが多いです。
さらに良いものは無いかと探していましたが、木の下にマムシがいるのを発見。
登山道から離れた山の中で噛まれたら大変なので退却。
最後は登山道から近いところで探しますが、あまり良いものが見つからず早々に終了しました。
この日の収穫はこんな感じ。
汚れていたのが多かったので、一晩クエン酸をたっぷり溶かした水につけて洗浄してみました。
ムラサキが入ったアメジストのようなもの。
アメジストかというと微妙ですが、とりあえずムラサキの入った結晶入りの石を見つけることが出来ました。
長さ2~3mmですが水晶らしき結晶が詰まった石。
鉱物が一面に付いた石。
とりあえず鉱石らしいものをいくつか拾えたので満足です。
季節的に釣りもほぼ終了なので、スノーボードが始まる前にもう何箇所か石拾いにいきたいと思います。
2020.10.25 | 登山 | Comments(0) | Trackback(0)