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スロイスが勝手にオススメするエントリー

2021.01.03  荒廃林道を越えての廃鉱山探し

今日は新たな廃鉱山跡を探索しに行ってきました。

今回行くところは運が良ければトパーズやサファイアや蛍石が採れるとのこと。
今まで水晶ばかりだったので新しい鉱物を求めての挑戦です。

まずはネットで調べたそれっぽい林道に入っていきます。
ですが今は管理されていないのかひどい有様。

沢付近では道が消滅してますし
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何か所も倒木があり道をふさいでいます。
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倒木エリアは何か所もあり、50本は木を乗り越えたりくぐったりしたと思います。
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さらに途中で血まみれになった鹿も死んでて死ぬほどビビります。
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こんな道をひたすら上り林道の終点付近に到着。
しかし周囲にそれらしい場所はなく、近くの斜面を登ってみますがそれらしいものがありません。


仕方がないので少し下って別の林道に入ってみます。
その林道があたりだったようで、少し上部にズリエリアらしきものが見えるのでそこに向かってみます。
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どうやら正解だったようで、いくつかの坑口を発見。
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さらに尾根まで登ると平場に石積みが有ったり
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大規模に斜面を削った跡もあります。
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このエリアを探索後、尾根伝いに少し移動してみるともう一か所の採掘場を発見。
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この鉱山名で検索するとよく出てくる坑口もありました。
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こちらは短いながらもトンネル状になってる坑道。
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このエリアでもしばらく鉱物を探してみましたが、山に日がかげってしまうと寒くて石どころではなかったので早々に退散しました。


帰りのルートは川も綺麗で、シーズンになったら釣りに来るのも良さそうです。
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石の方はというと本命の物は採れなかったのですが
紅柱石っぽい赤の入った石や
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白雲母
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透明度の高い石英と白いチャート?
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花崗岩の白ベースっぽい石と、それをそのまま黒くしたような石
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目立ったものは採れませんでしたが、1つの石としてみると面白いのが採れました。
石の名前もほとんど知らないのでもう少し見分けがつくようになりたいです。

 

2021.01.03 | 鉱石採集 | Comments(0) | Trackback(0)

2020.12.20  アメジスト採集と廃坑道探検

12月19日の土曜日も栃木の廃鉱山跡にアメジスト探しと、坑道探検に行ってきました。
今回は先週の続き的な感じで前回周り切れなかったエリアを探検しにいきます。

まずは山に入って左手側に入りいつもの尾根の裏手側から探検。
植林用の林道を歩くと足物には石英や黄鉄鉱の入った石がゴロゴロ。
尾根沿いに行くと数箇所の試掘後っぽいのが見つかります。

その後も尾根の裏手を周り沢付近まで下りてみますが、コレといってめぼしいものは無いので尾根沿いへと登ります。
尾根に上ってからは先週と同じエリアを歩き、こんな岩のちょっとしたピークまでやってきました。
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過去の探検でこの岩山の右手側の南西側には、試掘だか狸掘りだかの跡が有るのは確認済み。
なのでここを左手側に周り北東側を見にいきます。

岩山に沿ってぐるっと回ると、思ったとおり岩山の根元に穴を発見。
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さらに上を見上げると岩山の途中に穴っぽいものが。
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岩にしがみついて登っていくと思ったとおり採掘跡。
ライトを差し込むとそれなりに深く人も入れそうな深さです。
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ですが、入り口付近の岩が完全に浮いている状態で、いつ崩れるかわからないので覗くだけにしておきます。
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下から見上げた岩山はこんな感じ。
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岩山付近を歩くと足元はズリ石の様子。
それなりの規模で掘った場所が有りそうなので岩山まで登って確認にいきます。
上部に行くと思ったとおり、鉱脈に沿って掘ったと思われる露天掘り跡がありました。
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お次はそのまま尾根沿いに進んで、ちょっとしたピークを目指します。
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このピークが多分採掘当時「○子山」と呼ばれていたと思われる場所。
この山の斜面にはいたるところに採掘跡が残っています。
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ここのエリアは帰りにまた寄る予定なので、先を目指します。


こんな道無き尾根を進みます。
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この尾根沿いの右手側にそれなりに深い採掘跡が1つと、左手側に埋まってる採掘跡を確認。

さらに進んで山の頂上付近。
右手側に回り込むと採掘跡。
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さらに下の斜面にも縦に掘られてるのが確認できますが、こちらはまた帰りによります。


そのまま斜面の岩に取りつきながら回りこむと、長さ数十メートルにわたって斜面が切り取られている採掘跡。
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反対側には深い穴も。
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コレを回り込むと山頂に。
山頂には数人の登山の人達がいましたが、私が正規のルートじゃないところから登ってきたので驚かれてました。
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景色も良いです。
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下山もまた正規のルートではない藪を突っ込んでいきます。
下る際には登り時に見かけた採掘跡を経由していきます。
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これらも山頂付近からの鉱脈に沿って真っ直ぐに掘ってあります。
所々深そうな穴が有ったので石を落としてみたら、着地までに10秒近くかかる場所もあり深さはかなり有すようす。


こんな斜面をトラバースしつつ下っていくと。
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マイマイン(My mine)
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前回来たときに良い場所を採ってしまったのですが、まだアメジストの鉱脈は残っているので叩いて引っこ抜いていきます。
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1時間ほどやってこれぐらい採集。
今は泥を被っていますが、家に帰って泥を落とすのが楽しみです。
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ちなみにアメジストの鉱脈はこんな感じになってます。



アメジストを採集してからは、岩を背負ってさらに斜面を探検しつつ下っていきます。

この斜面は採掘跡が多い。
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中には鉄柵のある深い場所も。
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下っていくとこんな場所も。
ここは沢の下部から尾根の頂上まで鉱脈に沿った堀跡が続いています。
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ここは以前来た穴。
上部に水晶鉱脈が残っていました。
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ここも以前来たけど来たけどぬかるんでいるので中には入らず。
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さらに下って前回ちょっとだけ覗いたものの思った以上に深くて断念した穴。
最後にここを攻めてみます。
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ですがやはり穴を目にすると一人ではかなり怖いです。
どうしようか躊躇していたら、近くに穴探検に来たっぽい人達が。

声をかけると既に一回入りこれからまた入るとの事で、ご一緒させてもらうことに。


イザ突入。
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湿度と地熱のためか坑道内部はかなり暖かい。
Tシャツ+レインウェアだけの格好でしたが、それでも暑いぐらいです。


手前はシュリンケージ採掘をしていたようで、上部を掘るために足場が組まれ二階建て構造になっています。
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所々上部から採掘した鉱石を落とすための木製ホッパーも。
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脇には足場が崩れ崩落している坑道もあります。
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さらに中を進んでいきます。
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そして突き当たり。
メインの坑道は50メートルぐらいな感じ。
色的に銅の鉱脈に沿って掘られた様子。
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今度は戻りながらじっくり様子を見ていきます。
足元には枕木の跡もあるので、トロッコが走っていたっぽいです。
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木が渡してありますがこの下に立坑が有ります。
見た感じ4~5メートルぐらいあり、中は水没してました。
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ここから鉱石を落としていたはずなので、水没エリアのしたにはさらに別の坑道が有るかもです。


上部の足場はこんな感じ。
しっかり組まれてるようですが、木は腐ってグズグズなのでちょっと怖いです。
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時にはこんな感じで崩落していることも。
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溶け出た鉱物の鍾乳石っぽいのも。
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上の階層に行く梯子。
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見えた範囲で上に2階層はある様子です。

横に分岐していた坑道も探検しました。
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そんなわけで廃坑道内も無事探検終了。
いける範囲は思ったより狭く、初心者には丁度良い範囲の坑道でした。
ご一緒させていただいた方々、ありがとうございました。


今回取れたアメジストはこんな感じ。
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現物はもっと淡い色なのですが、ライトを当てると紫色が濃くなって綺麗です。


今回の探索ではおおよそのエリアを周ったのと、廃坑道も見学できたので満足。
アメジストも良いのが取れたので良かったです。





以下個人的メモ。
宝エリア左から周ると縦の鉱脈に沿って露天掘り。
上部にいくつか採掘跡あり。

深い縦坑は宝エリア手前の沢筋(上部に上下二段の穴あり)
稜線二本目の露天掘りは宝エリア2つ目の採掘と繋がってる。

営林署の林道→藪エリア→ワイヤーエリア→岩の小ピーク→○子山?→稜線沿いの右に深い穴左に採掘跡。
山頂付近は縦に採掘跡。

2020.12.20 | 鉱石採集 | Comments(0) | Trackback(0)

2020.12.13  山を探検し廃鉱山からアメジスト採集

12月12日の土曜日はまたいつもの廃鉱山に水晶探しに行ってきました。

今回もまずはエリアの探索。
今まで行ったことない尾根沿いを歩きます。
ちょっと歩くと狙い通り、採掘跡発見。
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わかりにくいですが、赤で囲んだ部分が鉱脈に沿って露天掘りされています。


ぐるっと回り込んで採掘跡の最上部まで登ってみます。
上部の尾根沿いにも幾つかの堀跡が有ります。
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周りの岩を見ると、小さいながらも水晶鉱脈が走っているのがわかります。
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とりあえず尾根上部に登ったので、この尾根沿いを歩いてみます。
歩くといってもこんな様子で道は無いので藪漕ぎします。
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尾根沿いにも小さい採掘跡がいくつも見られます。
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鉱脈っぽいところを探すとこんな水晶クラスターも。
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しばらく歩くとこんな大規模な露天掘り跡。
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さらに沢を挟んで反対側の尾根の直線上にも採掘跡が。
ここは大規模な鉱脈が真っ直ぐに走っていたようです。
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とりあえずこの露天掘りの真下にも何か見えるので、回り込んで降りてみます。
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降りてみるとこんな縦坑。
深くて底が見えません。
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とりあえず石を落としてみると、10秒近く落下音が止まらないほどの深さ。


落ちたらまず助からないですね・・・。


この縦坑にビビッていると、その脇の岩に真新しいアンカーが打ち付けてあるのを発見。
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こんな穴でも降りてる人達がいるようです。
恐るべしケイビングマニア・・・。


今度はこの縦坑の沢を挟んで反対側の尾根の穴に向かいます。
沢を下ってきましたが、直線上に所々堀跡があるので怖いです。
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で反対側の尾根へ。
ここは深さ数メートル程度。
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さらにその先も直線上に別の沢底へと掘り跡が伸びていますが、そこまで追うのが面倒なので当初の尾根筋に戻ります。
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尾根を暫く登るとまたこんな露天掘り跡や
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水晶の鉱脈などもちらほら
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尾根の中腹では営林署が管理してるようなエリアも。
林業関係者の忘れ物のようですが、誰もいない山の中でこういうのはちょっと怖いですね。
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その先はまた山が荒廃したエリアへ。
とあるところで直径5cm位のワイヤーがたくさん放置されてる場所を発見。
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コレだけ太いのがたくさんあるので、鉱山関係のものでしょうか。


その先はまた急な斜面が増え、同時に採掘跡も増えてきます。
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穴はたくさん有るのですが、這い蹲らないと入れないサイズばかり。



とりあえずこのエリアの上部がちょっとしたピークになっていたのでそこまで登ってお昼休憩。
景色は全く見えませんね・・・。
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休憩後はピーク斜面を下って、いくつもある採掘跡を見にいきます。
何箇所目かを見に行くとこんな感じの穴を発見。
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中を覗くと天井部にアメジストの入った鉱脈を発見。
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良さそうなクラスターになってる部分があるので、その周辺に鏨を打ち込んで叩きます。
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真上の隙間なので非常にやり辛く叩くたびに砂と泥まみれになりますが、30分ほど頑張って何とか幾つかの鉱石をゲット。
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これは水晶の頭が見えるので良さそう。
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ちなみに穴はこんな感じ。
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程よいサイズで住めそう。

アメジストを取って満足したので、他の穴を探しつつ斜面を降ります。
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試掘っぽい穴や既に埋められた穴ばかりですが、たくさんの掘り跡が見られます。
家に帰ってちょっと調べたら、昼休憩した場所が既に地図にも載っていないようなのですが、採掘当時は○子山と呼ばれていたようです。
この斜面は○子山鉱区とか呼ばれていたらしく、たくさんの坑口が有ったそうです。


○子山から降りて少し離れた場所の鉱口。
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しっかりした作りですが、数メートルで突き当たり。


ついでにこのエリアのメインっぽい坑口も。
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ちょっと入ると予想以上に深く、上下や分岐など入り組んでます。
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こちらは上部。
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シュリンケージ採掘ってやつですかね。
鉱脈に沿って上下に掘られてます。

こちらは分岐した坑道。
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こちらもだいぶ先がある様子。
予想以上に深かったので、入り口の光が届く範囲だけ見て撤退。


最後はズリエリアで水晶を探しますが、あまり良いのが拾えず終了です。
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鉱脈から取り出してきたアメジストを洗って、泥を落としたらこんな感じ。
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小さいながらもクラスターがそろってるので綺麗です。
素人が取ってきたには上出来なので満足。
まだ錆が残っているので、後で酸に漬けて綺麗にしようと思います。




2020.12.13 | 鉱石採集 | Comments(0) | Trackback(0)

2020.12.06  ズリ山エリアで水晶採集

12月5日の土曜日はまたも水晶採集に行ってきました。
今回は前回の水晶採集の帰りに見つけたズリ山の沢を中心に周ります。

いつものように最寄のバス停から1時間ぐらい歩きます。
途中からは舗装された林道に入り
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最後はこんな場所を歩き
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ズリ山エリアに到着。
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ここは人気なポイントのようで、既に数人の方が水晶を探しています。
私の方は探す前に周囲の散策。

とりあえずズリ山を上がって一番奥の坑道口へ。
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ここは懐中電灯有れば入れそう。


横を見ると50mほど離れた斜面にも坑道っぽいのが有るのでヤブこぎしてそちらも見にいきます。
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こちらは上の坑道口から鉱脈に沿って上に採掘したようで、斜面に亀裂のような堀跡が残ります。
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そのほかにも辺りにはたくさんの坑道跡が残ってます。
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そのまま登って尾根に到達。
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尾根沿いを歩くとこちらも多数の堀跡がみられます。
枯葉に埋もれてますが、下に穴が有りそうで怖いです・・・。
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そのまま尾根沿いに歩いてピークっぽい場所に到達。
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ここから営林署の作業道っぽいのを下り戻ります。


下り途中で崖の上に坑道口を発見。
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見つけたからには見にいきます。
ズリの小石の上に枯れ葉が積もってて、足を取られ非常に登りにくい・・・。
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坑道口はというと枯れ葉に埋もれてますが深そうです。



周囲の斜面を一通り散策してからは、ズリ山の手ごろな場所をほじくり返して水晶探し。
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ここでは小さいながらも比較的良い型の水晶がチラホラ見つかります。
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時にはクラスター化してるのも
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水晶は洗ったらこんな感じになりました。
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クラスター化したのは錆が多かったので、サンポールに数日漬け込んでただいま洗浄中。


今回のズリ山エリアでは小さいながらも、オーソドックスな水晶が拾えたので満足。
今年はスノーボードが始まるまで、この鉱山跡に暫く通いそうな勢いです。

  

2020.12.06 | 鉱石採集 | Comments(0) | Trackback(0)

2020.11.29  栃木の鉱山跡地にアメジストリベンジ

11月28日の土曜日は以前に行った栃木の山へアメジストを取りに再度行ってきました。
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前回は山の山頂にたどり着けなかった事と、本来の目的で有ったポイントにたどり着けなかったので再度の挑戦です。
電車とバスを乗り継ぎ、さらに道を1時間ほど歩いて林道の終点に到着。
ここからは歩いて山を登ります。

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前回は右側の沢を登ってみましたが頂上や鉱山跡にはたどり着けなかったので、今回は左側の沢を登ります。


今回の沢は最初は比較的広く人も入った跡も見受けられます。
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暫く登るとネットで見かけた鉱山関連の廃墟も発見。
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今回のルートはアタリかと思いましたが、少し登ると沢もこんな有様。
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明らかに人が登る道ではありません。
さらにもう少し頑張りますが、沢も無くなり藪だらけに。
山の頂上も見え始めてるので、何とか登ろうといけそうな斜面を見つけて無理やり登ってみます。


登れそうと思って見つけた斜面こんな場所。
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ここの面だけ比較的藪が少なく行けそうな感じ。
少し行くとここの斜面の足元は土ではなく石のかけらである事が判明。
「これ、もしかしたら鉱山のズリ跡(不要な石捨て場)では?」と思い、さらに上を目指すと見事に廃鉱山跡を発見。
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この鉱山は鉱脈が縦に走っていたようで、岩肌に沿って縦に何箇所も穴が開いています。

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一つの穴は見える範囲でこんな感じ。
落ち葉の積もっている場所まで3~4mぐらい。
落ち葉が堆積しているので実際の底はどの程度か分からず。

ソロ探索なので落ちたら出てこられませんねコレ。
ちなみにこの斜面試掘っぽいのも含めていくつか斜面に穴があり、結構危険な感じ。
怪しいところは近づかず、生えている木の近くを通りながらさらに登ります。

とりあえず尾根に到着。
ここからは尾根沿いに山の頂上を目指します。
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道無き道を尾根沿いに歩きますが、尾根沿いにもたくさんの鉱山跡が。
一歩間違えると滑落からの鉱口落下もありえるので少し慎重に歩きます。
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これは底が深くて見えません。


そんなこんなで尾根を歩いて山頂に無事到着。
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景色も良い感じです。
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頂上で小休止したら尾根を伝って元の沢へと戻ります。
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登り時には見つからなかった鉱山跡。
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さらにはこんなトラップも。
落ち葉に埋もれた人工的な木の柱ですが、その隙間からは底が見えない穴が・・・。
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知らずに近寄ったら落ち葉の下にズボッと行く奴ですね。

ここも鉱脈に沿って掘った感じの場所。
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ちなみにこの山一帯は古くは金の採掘、昭和の初期頃は銅の採掘をしており昭和の後期まで操業していたらしいです。
金の採掘は1500年ごろの戦国時代から行われていたようで、いくつもの野良鉱山があった様子。
そのため人に知られていない鉱山跡も多数あるようです。

下り途中ではズリ跡を探ってみるも鉱物類はありますが、目的の水晶やアメジストは見つからず。
徐々におり沢付近まで来るとやっとそれっぽい水晶を発見。
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さらに下って結局は前回と同じエリアを中心にアメジスト採集。
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アメジストは細かいのを中心にこんな感じ。
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水晶も比較的良いのを見つけることが出来ました。
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とりあえずお土産は手に入ったので少し早めに上がろうかとポイントから撤収します。
その途中で気になる林道があり、入ってみると隣の沢へと繋がっているのに気がつきます。

ついでなのでその沢を登って見ると、探してた本命の場所を発見。

ハッキリとわかる坑道に
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大量のズリ
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残り時間も少なかったので20分だけ探しましたが、短時間にもかかわらず良い感じの水晶が見つかります。
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周囲が薄暗くなってきたので後ろ髪を引かれつつ足早に山を下りましたが、最後に本命場所を見つけてしまったので近いうちにまた来なくてはいけなくなりました。


そんなわけで主な採集品。
アメジスト類(画像は少し明るく調整してあります)
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水晶クラスタ
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水晶クラスタの裏面もアメジスト化してました。
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2020.11.29 | 鉱石採集 | Comments(0) | Trackback(0)

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さいたま周辺の荒川・入間川・びん沼・新河岸川放水路とかに自転車でブラックバスを釣りに出没中。
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