シルバーウィーク2日目の9月2日は秩父の武甲山に登山に行ってきました。
ちなみに武甲山とは秩父に有る標高は1304mの、山肌が石灰の採掘で段差状に削られた山です。
武甲山(ぶこうざん・ぶこうさん)は、埼玉県秩父地方の秩父市と横瀬町の境界に位置する山である。秩父盆地の南側にあり、標高は1,304メートル。日本二百名山の一つに数えられる。
武甲山は北側斜面が石灰岩質であり、石灰岩の採掘が行われている。
Wikipediaより
まずはさいたま新都心駅に5時50分台の宇都宮線に乗り、赤羽で乗り換えての池袋駅へ。
池袋駅からは前日に予約しておいた特急レッドアロー号に1時間半程乗って横瀬駅へ。
横瀬駅でトイレや準備を済ませて、朝8時20分に武甲山に向け出発。
まずは普通の道を6km程歩いて、武甲山の登山道へと向かいます。
途中の撮影地点にはこんな看板も。
近づくにつれて武甲山が大きくなり、若干焦ります・・・。
登山道に向かう道沿いはいくつもの石灰工場がひしめいています。
石灰をダンプカーに積み込むホッパーなどは、道から中がよく見えて工場萌え属性の人にはたまらないかも。
しかし、ダンプカーが通るとこの有様。
呼吸をすると石灰の味がします・・・。
石灰の工場地帯を通り過ぎるときれいな林道に。
ここの道沿いに延命水なる湧き水が有ったらしいのですが気が付かずスルー
横瀬駅から1時間10分ほど歩いてやっと武甲山の登山口に到着。
マイカーも多いようで駐車場は満車。
グループの登山家たちはタクシーでも着てたり。
横瀬駅から歩いてる登山客は自分以外に2人しか居なかったです。
ここで休憩&ルートの確認をしていざ登山開始。
最初はこんな感じの林道を歩きます。
登山道脇には「○丁目」目印となる石が。
頂上は50丁目付近らしいので頑張ります。
林道を暫く登るとこんな養殖用と見られる池が。
中を覗くと小さいながらも、トラウト系の魚が沢山。
暫く登ると舗装もなくなり、山らしい登山道に。
途中にはこんな橋や
沢が登山道を横切っている場所も
きつい傾斜をえっちらおっちら登っていると、不動滝なる滝が。
ここでは水場として水の補給も出来るようになってます。
ここまで登るのに既に汗だくなので、少し水を飲みますが冷たくて美味しかったです。
不動滝を過ぎるとこんな橋を渡ります。
そしてまた杉林の登山道を登ります。
不動滝を越えた辺りから傾斜も比較的緩やかになり登りやすくなります。
登山道入り口から登り始めて40分で大きな杉の木のある広場に。
大杉の広場なる場所で、標高は1000m。
ルートマップには大よそ50分かかる場所らしいですが、40分で到着したので良いペース。
ここで少しストレッチと休憩を取ります。
休憩を取ってからまた登山道を登ります。
大杉の広場を杉が付近からは、足元に落ちている石も石灰岩が増えるようで、白い石が沢山。
疲れがきつくなってきたところで五十丁目の目印が。
あと少しなので頑張ります。
そしていよいよ山頂に到達。
山頂は結構広く、トイレも有って便利。
頂上にある御嶽神社におまいりをして裏手に周ると、武甲山の最高点と展望台!
展望台からは秩父市はもちろん
群馬県・埼玉県・東京都付近まで見渡せます。
登山のベテランっぽいひとが「アレは長野県の何々山で、遠くに筑波山も見える」と言っていたので、長野県から関東平野までかなり広範囲が見渡せるようです。
景色を楽しんだ後は、休憩と昼食。
手ごろな丸太に腰をかけて、持ってきたおにぎりを食べます。
この日は登山者が多いのか山頂付近は数十人でごった返してました。
休憩終了後は下山へ。
下山は来た道では無く、反対側の浦山口駅側へと下山します。
写真の場所は浦山口駅側への下山口(右側)と、子持山・大持山方面(左側)の分岐点。
下山ルートもこんな感じ。
ただ、登ってきた道とは違い目印の「○丁目」の石が無かったり、登山道自体も若干寂れている感じ。
途中にはこんな物騒な看板も
下山ルートも途中には水場が有って便利。
下山はこんな尾根や
杉林の急斜面を降りて行きます。
頂上から下り始めて50分ぐらいで谷底の沢に到着
水が綺麗で、岩魚が居そうな綺麗な沢です。
ここからは沢に沿って降りていきます。
暫く沢沿いを歩くとこんな場所が。
どうやらここに登山道の橋が架かっていたようですが、流出してしまっている様子。
中途半端に丸太がかけて有りますが、丸太自体も周りの石も濡れてて歩ける状況ではありません。
飛び越えるのも滑りそうなので、四つんばいになって石と丸太に少しずつ重心をかけていきじわじわと移動して渡河。
川を渡ってからは狭いながらも道が出来ており、ここを歩きます。
暫くすると広い正規の林道に到着。
ここからは林道を歩きます。
林道下の沢も水量が多くなり、いかにも釣れそうなポイントばかり。
今日は登山なのですが、こんなポイントが次々と現れると無性に釣りがしたくなります。
林道を20分ぐらい歩くとこんな車殺しのトラップが。
狙ったかの様に杉の丸太が林道の真ん中に落ちています。
この杉トラップ以降は、渓流釣り師と思われる車が何台か入っていました。
その後も暫く歩くと橋立寺に到着。
ここには橋立鍾乳洞なる鍾乳洞があると言うので料金の200円を払って入ります。
ちなみに内部は撮影禁止との事なので入り口の写真だけ。
鍾乳洞は入り口が下にあり内部ではしごを何度も上って上部の出口に出る珍しいタイプ。
いかにもな石柱や石筍が少なかったのでちょっと残念。
内部はかなり狭い場所や、大人でも躊躇するような急な梯子が有ったりとスリリングでは有りました。
鍾乳洞を見学した後はソフトクリームを食べてカロリー補給し、だらだらと浦山口駅へ到着。
駅で電車を待ってると通過列車では有りましたが、蒸気機関車も見ることが出来ました。
そんなわけで武甲山登山が終了。
予定では16時ぐらいに浦山口駅に着くはずでしたが、2時間ぐらい早い14時ごろに到着して良い意味で予定が崩れました。
帰りはそのまま熊谷まで出て、高崎線でさいたま新都心まで行き帰宅。
武甲山は初めての山でしたが、思ったほどは疲れも無くスムーズに登る事が出来ました。
また何年かして忘れたことに登りに来たいと思います。
2015.09.20
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2013年の7月13日と14日に毎年恒例の富士山へ登山に行ってきました。
富士登山をするのはかれこれ、8年連続。
毎年富士登山中に眠くなるので、今年は前日にゆっくり睡眠を取ろうとしたら、夜中に歯が痛み出し殆ど寝れない状況に。
翌朝速攻で歯医者に駆け込んだら結構ひどい虫歯で、神経を抜く有様。
その後は仮眠を少し取りましたが、出だし前から行き成りのアクシデントを抱えつつ出発。
まずは新宿発の高速バスで富士山の富士吉田口5合目へ。
富士山5合目には20時半頃に到着。
富士山5合目で装備を整えたりして、21時5分ごろに出発。
6合目、7合目までは順調に進みます。
しかし、7合目を過ぎた直後から恒例の大渋滞。
普段は8合目付近から渋滞するのですが、今年は世界遺産になった事もあり、ツアー客が多くその集団により渋滞が多発。
途中雨に降られつつも、渋滞の非常にゆっくりなペースで7時間ほどかけて午前4時過ぎに富士山山頂に到着。
富士山頂に付いた頃は東の空が明るくなりかけてて、日の出の時間にギリギリ。
雲がかかっていたので、ご来光は拝めませんでしたが、日の出直後はこんな感じ。
そして頂上は人まみれ。
日の出後は富士山山頂を1周するお鉢めぐりをしようとしましたが、人が立っていられないほどのひどい強風。
周りにいたツアーのガイドも危険なのでと下山を促すほど。
山頂のすぐ近くには中に何かが居る系のヤバイ雲も出てます。
そんな訳で、お鉢めぐりが出来ないので、山頂から剣が峰方面の写真を。
一応ネタ的なアイテムもいくつか仕込んでいきましたが、使う予定が狂ったのでココでアレ。
そんな訳で5時ちょい過ぎぐらいから下山へ。
丁度ツアーの団体も下山を開始したので、下山道も大渋滞。
下山の方はツアーの団体を抜かしまくって、7時15分ぐらいに下山終了。
下山は丁度2時間ぐらいでスムーズでした。
下山途中には山中湖も見えました。
その後は8時の路線バスの始発に乗って、河口湖駅→大月→西国分寺→南浦和と経由し13時ちょっと前に帰宅。
というわけで今年の富士登山でした。
登山~登頂間の気温は3度台から1度台の間で、雨&強風で体感温度はかなり低かったと思います。
自分的にはスノーボード時のマイナス10度台よりも寒かったです。
そして、下界に下りてきてからの30度台と、温度変化に体が耐えられず体調はひどい有様でした・・・。
以下自分用メモ。
■今回の持ち物
・レインコート、・スノボウェア、・ストック、
・食料(おにぎり、チョコ等)、・飲み物(ポカリ900ml、お茶)
・カイロ、・マスク、・着替え(Tシャツ、長袖シャツ)
・ビニール袋、・ボディペーパー、・タオル、・サイリウム(目印)
■次回有った方が良いもの
・グローブ、・ライト
2013.07.15
| 登山
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