昭和100年問題
昭和通年でみると昭和100年になる。
もし和暦年を2桁で管理しているシステムがあれば、昭和100年は桁あふれする。
つまり25年前の西暦2000年問題と同じ問題が発生するのだ。
一般人は「そんなの2000年問題を対応した時に考慮しているはず」と思うだろう。
しかし、いまだに和暦2桁かつ昭和通年で管理しているシステムは存在するはず。
少なくとも5年前には存在していた。
2000年問題の対策は、大きく以下の2つだった。
(案1)西暦4桁に切り替え、日付判定/計算ロジックを修正
(案2)データを出入り口で昭和通年と変換する仕組みを追加
(案1)に比べ(案2)の方がプログラムの修正量が少ない。
ということは、(案2)の方がバグを埋め込むリスクが高い。
しかし(案2)は昭和100年になると桁あふれする。
この為小手先の修正である(案2)を選択するシステムが少なからずあった。
2000年以降の25年間に(案1)に切り替えたシステムが多いとは思うが、きっと残っているはずだ。
そういうシステムは大急ぎで改修中だろう。
どんな作業でも土壇場にあせって対応するとミスしやすい。
2025年1月に何かが起きるリスクは存在する。
マスコミは取り上げないけどね。
日本特有の問題だからね。してみると、2000年問題騒ぎは海外発の後追いだってってことかな。
プラス「ノストラダムスの大予言」かな