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ONは接触

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テレビを見てたらスタディアプリという携帯アプリのCMで「ONは上ではなく接触」と講師が叫んでた。
「この話は以前Hに聞いたなあ」と思ってたら「神授業、見放題。」とテロップ。
ということは、やはり今でも「ONは上」が一般的なんだね。







 「ON」(2014.4.24)」 だね。

テーマ : 英語・英会話学習
ジャンル : 学校・教育

ホールドザライン


久々にTOTOの「ホールザライン」を聞いて思った。
もう線が繋がった電話のイメージはないから、いつかはそんなそんな表現はなくなるかなと。

ところが、線などない通信の象徴みたいなメディアが「ライン」だもんな。当分安泰だな。

テーマ : 英語
ジャンル : 学問・文化・芸術

翻訳 Before After

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例の洋楽カラオケ“diva”では年に一度歌詞に焦点を当てたイベント“Lyrics,Message&Memories”が行われる。

事前に申告した曲の歌詞と対訳が載った小冊子が配られてそのイベントは進行する。
ネット上で気に入った訳が見つからなければ自分で訳すことになる。

その際私が心掛けているのは、なるべく英語の語順通り訳すことだ。
少なくとも行は跨がないことにしている。
かって習った学校英語的発想なら、ただでさえ短い歌詞など複数行を訳し上げることになるが、作った人は当然前から順番に感じてるわけだから。

但しそれには少しばかり工夫がいる。
繋ぎの言葉は原語に拘らないことだ。
それには昔聞いた同時通訳者のテクニックがヒントになっている。

例えば、飛行機の経路案内のアナウンスを訳すとする。
オリジナルの日本語だと、「当機は太平洋を東に進み、『その後』北に向きを変え東京を目指します。」となるだろうが、英語では「太平洋を東に進みます。向きを北に変えて東京を目指す『前に』。」なんてことになる。

英文和訳の問題なら、最後まで読んで「向きを変えて北へ向かう『前に』太平洋を東に進みます。」と訳すだろうが、出だしなどなんか日本語としておかしいし、なにより同時通訳なら、聞くと同時に「太平洋を東に進みます。」と喋らないといけない。ところが、困り者は“前に/Before”だ。ここで辞書通りやると「『前に』東京へ進む。」なんてやはり不自然な日本語になる。

それで、彼らはあえて“Before”を「その後」と訳すそうだ。
そうすれば冒頭の元々日本語で書いたような文ができあがるわけだ。

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テーマ : 英語
ジャンル : 学問・文化・芸術

それはまた別の話3

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「テンペスト」のセリフと「マルタの鷹」の英語の台詞の夢くだりは良くにている。




テンペスト
such stuff as dreams are made on

マルタの鷹
"The stuff that dreams are made of."

良くにてるけど、少し違う。
これって微妙にニュアンスが違うんだと思うけど、どうでしょう?

ニュアンスに余り違いが無ければ、「マルタの鷹」がシェイクスピアを引用したようにも思えるけど、どう思う?


ところで、日本にも同じような表現がある。

「夏草や強者どもが夢の跡」芭蕉


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テーマ : 英語
ジャンル : 学問・文化・芸術

ON3 表の意味はあるか?

AvatarH2
『ON(上にとの違い)2』でAが“On”に『表』の意味はあるかと問うて来た。

まず、その際に日本語で挙げた『上書き』『上塗り』『上っ面』なんだけど、前二つの『上』は『上に』の意味だが、『上っ面』の『上』は『上の』あるいは『上である』の意味で、品詞の守備範囲の違う英語に当てはめると、『上っ面』は第一義がまさに『表面』である“Surface”、『外観』というニュアンスの“Appearance”、『皮相的な』という意味合いの“Superficial”などになるだろうか。

肝心の“On”に『表』の意味があるかだが、反対語を考えてみると“off”なので、確かに『何かの上に塗る』という場合に“On”は使われるが、直接的には『表』の意味はないと思われる。

さて、『上に』をイメージさせる前置詞には他に“Above”、“Over”がある。

“On”は接した状態で、“Above”は接さずに『上に』だが、微妙なのは“Over”だ。
基本接していないんだけど、単に『上に』を意味する“Above”と違い、『(弧を描いて)~を超えて』というニュアンスがあり、『~を覆って』という感覚も伴う。

それで、例えばテーブルクロスが机を覆っている場合にも使えるので、接している場合を含むことになる。

そしてこちらには多分に『表』のニュアンスがあると思う。
実際『上書き』は“Overwrite”、『上塗り』は“Overcoat”という“Over”を含む合成語で表す場合がある。

テーマ : 英語
ジャンル : 学問・文化・芸術

ON(『上に』との違い) 2

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以前『ON』で、“ON”は日本語の『上に』と違って位置を表すのではなく、その意味はTouching”だから、日本語では『壁の上に』とは言わないけど、“On the wall”と言うし、天井に対しても使えるって話をした。

でも日本語の『上』も垂直面に対して使う場合がある。

先日閉店のお知らせのポスターを貼る機会があった。

『パート募集の貼り紙の上に貼っといて。』と言われて同行した人はその貼り紙より少し高い位置に貼ろうとしたんだけど、閉店するのにパート募集は要らないから、私は『上に』ってのはそれを覆うようにってことだろと気がついた。

ただそんな内容でなければ、私もまずは“Above”の意に取っただろう。

それはさておき、この場合は、英語の“ON”に近い気がする。
それとも、ポスターを平面と捉えて疑似床と考えたもので、やっぱり位置を意識してると考えるべきかな?


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良く似た表現に「上書き」「上塗り」「上っ面」などがある。

英語に近い気もするけど、「表」の意味が強そうに思う。

英語のonには表の意味はあるのかな?


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ジャンル : 学問・文化・芸術

Never happen

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『32才定年』でも取り上げた『ゴールドケース』のスチュワーデス殺人のエピソードの中で、犠牲者の父親が娘へプレゼントを送り続けるつもりだったと語った後、それができなかったことを悔いる台詞を吐く。

「(It)Never happen.」、字幕は「かなわなかったがね。」だ。

第一義に縛られた逐語訳なら「起きなかった。」になるところだが、それじゃ無味乾燥でその字幕は当然の言い回しだろう。

しかしあえて考えてみると、言葉には幅があり他言語との対照は片方が一方的に細分化されるのではなく積集合のような重なりが幾重にもできたものをお互いに持つものとは言え、この場合「起きなかった」と「かなわなかった」が英語で同じ言葉なのは確かだ。

例えば、色など民族によって得意なところに違いがあり、その部分は言葉が細分化されているという。

また、今回の例のように事実を述べるものと感情がこもったものとが、日本語では分かれいて英語では同じ言葉というのはよく見られる。

日本語が感情面で細やかだということになろうが、芸術作品ではしばしばシンプルな言い回しの方がより感情が浮き立つことがある。
但し、それは日本語訳の力を借りてるところもあり、元と違ってる可能性もなくはない。

テーマ : 英語
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィールの第一義

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以前に沢村貞子について「プロフィールが美しい」と評された文章を読んだことがある。


意味が良く分からなかったが、顔の形の美しさと理解していた。

ふと思い出してネットの大辞林で調べると、プロフィールの第一義って横顔なんだね。

普段良く使う人物の紹介というのは3番目だった。

よく新聞の人物紹介記事で「よこがお」というタイトルのものがあるけど、あれは英語のプロフィールを和訳してるんだね。

変なの。

AvatarH2

英語のスペルは“Profile”で、プロファイルと読む。
犯罪捜査で出てくるプロファイルだ。

で、この時は日本語でも「プロファイル」として使われている。


AvatarA

共通する意味としては「人物の概観」といったところかな。

プロフィールという読み方が英語じゃないとするとフランス語?


AvatarH2


そっちの方が近いけど、フランス語では伸ばさず「プロフィル」と言うみたい。


テーマ : 英語
ジャンル : 学問・文化・芸術

英語の斜め読み

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先日、洋楽カラオケのdiva常連でもあり、このブログに貴重なコメントをくれるSさんとdivaで話している時、前々から思ってたことをふと話題にした。

店に飾られているお祝いに添えられた札の『祝7周年○○』って文字が、少し遠目にみると、本来似ても似つかない文字で字数も違う言葉に見えるのだ。

するとSさんも「見える、見える。」とのこと、我々はどうやら漢字を半ば絵のように認識しているようだ。

それでまた思いだしたのが、映画やテレビのクレジット等の文字が消えるのが速過ぎて、私には読めないってことだ。

海外に住んだことのあるSさんに、「あれってネイティブには読めてるんだろか?」と聞いてみたところ、「事前に特定の目的を持って見ないと彼らにも無理なんじゃないかな。」 との返事に少し安心したけど、「かな漢字場合によってはアルファベットまで混じった日本語を読み取る能力と、アルファベット単一の文を速く読む能力は種類が違うのではないかという気もする。」と話した。

するとまた英語じゃ斜め読みはしにくいって話を紹介してくれたんだけど、そもそも相当する言葉はあるのかいなとなって、その場で検索してくれた。

スキミングが近いとのことだったけど、それは大意を取るというニュアンスなので、斜め読みというのとはちょっと違う。
またその記事を書いた人は、自分が英語の斜め読みができないとネイティブの人にぼやいたところ、自分達もできないと言われたとのことだ。

やはり、漢字かな交じりの日本語を絵のように捉えるのと同じにはいかないようだ。

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テーマ : 英語
ジャンル : 学問・文化・芸術

For your eyes only

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先日シーナ・イーストンの話をしたので思い出した。

81年、連続ヒットで勢いに乗った彼女は続けて007シリーズの主題歌を歌い、しかも歌手として初めてタイトルバックに登場した。

“For your eyes only”、「あなたの目に触れるためだけに」っていうのは、「他の人に見せてはいけない」ってことで、機密文書などに書かれる決まり文句だ。

フレミングの原作の訳本では「読後焼却せよ」となっているようだ。
スパイ大作戦の「このテープは自動的に消滅する」なんてのはその延長だな。

また、“For your eyes only”は私的な秘密の手紙などにも転用されるようだが、字面からすると日本人にはこちらの方がピンと来る。

歌の方はその流れの先にあるラブソングだけど、しっくり来すぎてスパイモノなればこそのタイトルを背景にした、ちょっとした言葉遊びに思い至らない向きもあるかも知れない。

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テーマ : 英語
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プロフィール

spacecowboys A H

Author:spacecowboys A H
Space Cowboys は、2人の親父です
"A" システムエンジニア・
   中日ファン・世情に疎い
"H" 総務畑・てっちゃん・
   阪神ファン・雑学が得意
2人ともイーストウッド好きの還歴男

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