AI裁判

ワイドショーの司会者は、最後に視聴者にこう問いかけて終わった。
「あなたはAIの判決を受け入れますか?」
この質問は、AI裁判の仕組みを理解しないと答えられない。
もちろんワイドショーは、そんな面倒な議論をするつもりはない。
ただ問いかけて終りだ。
これは「あなたは神を信じますか?」と同じような非科学的な質問だ。
「2001年宇宙の旅」の原作者アーサー・C・クラークはこう言っている。
「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。」(クラークの第三法則)
最近のAIに対するマスコミのスタンスは、AI=魔法として扱っている気がする。
ちょっと危険な臭いがする。
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