ナレーション

「映画とテレビにおける時間の密度の違い」でナレーションの話になった。
映画におけるナレーションの成功例で思い出すのは、やはり「ミリオンダラーベイビー」だ。
そして、変わり種としては「映画よもやま話 MASH」で紹介した、「MASH」の野戦病院敷地内に流れる一斉放送だね。

アカデミー賞ウィークなので、BSで「MASH」を放映したので久しぶりに観た。
野戦病院の一斉放送で日本の流行歌が流れるのが変な感じ。
Wikipediaによれば、「東京シューシャインボーイ」「私の青空」とある。
「東京シューシャインボーイ」はブギで、靴磨きの歌のようだ。
それで、シュー シャイン なんだね。
きっと和製英語だろう。
「私の青空」はアメリカのスタンダードナンバーの日本語版で、歌っているのはティーブ・釜萢。
なんと、先日亡くなったかまやつひろしの親父さんだ。
アメリカ生まれの日系二世らしい。

その音楽が昭和25年をよく表しているので、朝鮮戦争が舞台というのが分かる。【A】野戦病院の一斉放送で日本の流行歌が流れるのが変な感じ。
いや、ちゃんとした英語だ。【A】きっと和製英語だろう。
イギリスではなく主にアメリカでの表現らしい。
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