将棋AIの現在
将棋タイトルを通算99期獲得している羽生善治。
もちろん群を抜いて歴代一位である。
しかし、2017年以降100期に到達できずに足踏み状態だという。
藤井聡太など若手に追い越されている状態のようだ。
その背景には将棋ソフトの進歩があるようだ。
若手棋士は将棋ソフトの編み出す戦法を研究し地力をアップさせている。
ベテラン羽生はそれについていけてないようだ。
2020年クリスマスの対局で象徴的なシーンがあった。
羽生が自ら負けを認めた場面、将棋ソフトは羽生の勝率を94%と判定していた。
これは、圧倒的有利を意味する。
しかし羽生は勝機を見いだせず投了した。
試合後にそれを知らされた羽生は愕然としていた。
将棋ソフトは5億手読んだ中に1つだけ勝利につながる好手があったとしても、高い勝率を示すという。
羽生はその一手が見いだせなかったのだ。
羽生が見いだせないのだから、ほとんどの棋士は見つけられないだろう。
だから、気にしても仕方がないと思うが、AIが棋士を凌駕したのを感じさせるエピソードではある。
2年後には名人(2020.3.2)
http://spacecowboys33.blog130.fc2.com/blog-entry-4180.html
生身の棋士が経験できることより、AIが学習できることの方がおそらくは断然多いだろうからね。
ただ、ふと思うのは羽生が投了することは残りの6%の中に折り込み済だったんだろうかということだ。投了では対局が終わってしまうからどうにもならないけど、そこまで行かずとも思わぬ手しかAIを凌駕できないんじゃないかと思ったりもするが、それも5億手の中に入ってるんだろうな?
願望もあるけど。
もしAIが相手の癖や戦法まで織り込んで指し手を考え出したら、人間には勝機がますますなくなるだろうな。
責められたら弱いタイプには攻撃的に、守られたら弱いタイプには守備を固めミスを待つなんてことをされたら、負けた時の敗北感は大きい。
もちろん群を抜いて歴代一位である。
しかし、2017年以降100期に到達できずに足踏み状態だという。
藤井聡太など若手に追い越されている状態のようだ。
その背景には将棋ソフトの進歩があるようだ。
若手棋士は将棋ソフトの編み出す戦法を研究し地力をアップさせている。
ベテラン羽生はそれについていけてないようだ。
2020年クリスマスの対局で象徴的なシーンがあった。
羽生が自ら負けを認めた場面、将棋ソフトは羽生の勝率を94%と判定していた。
これは、圧倒的有利を意味する。
しかし羽生は勝機を見いだせず投了した。
試合後にそれを知らされた羽生は愕然としていた。
将棋ソフトは5億手読んだ中に1つだけ勝利につながる好手があったとしても、高い勝率を示すという。
羽生はその一手が見いだせなかったのだ。
羽生が見いだせないのだから、ほとんどの棋士は見つけられないだろう。
だから、気にしても仕方がないと思うが、AIが棋士を凌駕したのを感じさせるエピソードではある。
2年後には名人(2020.3.2)
http://spacecowboys33.blog130.fc2.com/blog-entry-4180.html
生身の棋士が経験できることより、AIが学習できることの方がおそらくは断然多いだろうからね。
ただ、ふと思うのは羽生が投了することは残りの6%の中に折り込み済だったんだろうかということだ。投了では対局が終わってしまうからどうにもならないけど、そこまで行かずとも思わぬ手しかAIを凌駕できないんじゃないかと思ったりもするが、それも5億手の中に入ってるんだろうな?
進歩したAIだが、まだそこまでは行ってないんじゃないかな。【H】ただ、ふと思うのは羽生が投了することは残りの6%の中に折り込み済だったんだろうかということだ。
願望もあるけど。
多分ね。AIは最善手を探し求め、しらみつぶしに読んでいくから。【H】投了では対局が終わってしまうからどうにもならないけど、そこまで行かずとも思わぬ手しかAIを凌駕できないんじゃないかと思ったりもするが、それも5億手の中に入ってるんだろうな?
もしAIが相手の癖や戦法まで織り込んで指し手を考え出したら、人間には勝機がますますなくなるだろうな。
責められたら弱いタイプには攻撃的に、守られたら弱いタイプには守備を固めミスを待つなんてことをされたら、負けた時の敗北感は大きい。
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