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ジェンダー(社会的に作られた性差)にとらわれない、平等な社会とは?格差解消のための課題を考えます。

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「そこまでして難関大に…」 入試で地方の女子を覆うモヤモヤの正体

「#YourChoiceProject」代表の川崎莉音さん=東京都千代田区で2024年10月25日午後7時、井川加菜美撮影
「#YourChoiceProject」代表の川崎莉音さん=東京都千代田区で2024年10月25日午後7時、井川加菜美撮影

 東京大には女子学生が2割しかいない。ジェンダー平等の取り組みが進んだ現代で、だ。いったいなぜなのか。そんな疑問を解消すべく、東大法学部の川崎莉音さん(22)は自ら学生団体をつくり、調査や地方の女子高校生の支援にあたってきた。8月に「なぜ地方女子は東大を目指さないのか」(光文社新書)を出版した川崎さんに、自身が感じたジェンダーギャップについて聞いた。【聞き手・井川加菜美】

東大受験で「異分子」扱い

 小学校から高校まで12年間、兵庫県宝塚市の私立女子校に通いました。当時は多くが指定校推薦で大学に進学していました。

 私は東京大を目指していましたが、受験すること自体が女性の多い文系でさえ「異分子」のような存在でした。東大を受験することはそんなに変わった選択肢なのかという思いがあり、少ししっくりきませんでした。

 どうしてだろうと考えた時、…

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