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はやぶさ2

探査機「はやぶさ2」がリュウグウで試料を採取して持ち帰る6年の旅を完遂。分析や次のミッションを解説。

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宇宙の神秘に思いはせ…「はやぶさ2」リュウグウ試料、愛媛で公開

リュウグウの試料を興味深そうに見つめる観覧者=愛媛県新居浜市で2022年6月10日、松倉展人撮影
リュウグウの試料を興味深そうに見つめる観覧者=愛媛県新居浜市で2022年6月10日、松倉展人撮影

 小惑星リュウグウから探査機はやぶさ2が持ち帰った試料や帰還カプセルなどの特別展示が10日、愛媛県新居浜市大生院(おおじょういん)の県総合科学博物館で始まった。小さな石や粒子などの試料から23種のアミノ酸や水などが含まれていたことが複数の研究チームによって科学誌・学術誌に発表されたばかり。地球の生命や、海の起源を知る鍵となる試料を、観覧者らはじっと目に焼き付けていた。

 はやぶさ2は2020年12月、約52億キロの旅を経てリュウグウから試料を持ち帰った。今回は宇宙航空研究開発機構(JAXA)の巡回地公募に応じた全国の公共機関など13カ所を23年3月まで巡る実物展示の第1弾。日時を事前予約していた観覧者は漆黒の試料ひと粒をルーペ越しに目にした。同県西条市の会社員、一色隆志さん(37)は「こんなに小さいもの、地球になかったものを地球に持って帰れる、何代も重ねてきた技…

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