旧民主議員ら相次ぐ入党 自民・衆院小選挙区「競合」調整で激しい火花も
毎日新聞
2020/1/9 20:37(最終更新 1/9 21:07)
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旧民主党など野党から初当選した衆院議員の自民党入党が相次いでいる。焦点となるのが衆院小選挙区の「競合」だ。与野党に分かれて議席を争ってきた議員同士が同一政党に所属するためだ。
最近の自民入党者で問題が決着したのが、長野3区選出で旧みんなの党出身の井出庸生氏。9日には下村博文選対委員長に連れられて首相官邸で安倍晋三首相と会い、「お墨付き」を得た。首相は「自民党にとって厳しい県で、長野の自民党にもトータルでプラスになる」と歓迎した。
2012年以降、井出氏と自民公認の木内均氏らが争ったが、17年衆院選で井出氏が木内氏に5万票余りの差で大勝。木内氏は比例復活当選もしなかった。自民幹部は「木内氏は仕方ないと納得している」としており、次期衆院選では井出氏が公認される見通しだ。
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