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新たな決意-参議員選挙結果を受けて

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07 /22 2013
 夏の陣は終わりました。大敗です。

 木村えい子を信じ応援して下さった、すべての皆さまに心から感謝を申し上げます。ご期待に添えなかったことを深くお詫び致します。
  
 どうしたら人々の心に届く政策を訴えることができるか、拡散できるか、いま、ひとつひとつ点検中です。また、国民の社民党への信頼をどう取り戻すか、洗いざらい見直さなければ、社民党の再生は厳しいと考えます。自民党の批判票の受け皿にもなりえなかった現実を、重く受け止めています。

 この参院選後は、憲法改悪、原発再稼働と、安倍首相の微笑みが国民に牙を向きます。国家が国民を管理する息苦しい社会を実現させないために、私は、社民党は満身創痍のなかで立ち向かう覚悟をしています。
    
 ですが、この選挙の中で希望の種を見出してもいます。いままで社民党とは無縁だった若者たちが、選挙運動にボランティアで駆けつけてくれました。

 険しい、いばらの道ではありますが、国民から信頼を得られる社民党に脱皮できるように、知恵を結集し、公党としての責務を果たせるよう、生まれ変わっていきます。

 皆さま方から寄せられましたご支援に心から感謝申し上げ、お礼と致します。

    2013年7月22日
    社民党参議院候補 木村えい子

いよいよ最終日。ご支援・激励本当に有難うございました。

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07 /20 2013
 今日は選挙戦最終日。まずは川崎駅アゼリア前の街頭演説を皮切りに、鶴見駅東口で街頭演説です。
木村えい子

 その後、横浜市港南区、南区、中区、西区を街宣。夕方からは福島党首と共に横浜駅周辺の練り歩きと街頭演説。最後に「参院選の結果によっては本当に憲法が危ない、今回の選挙は、皆さまの一票が日本の未来を決める大切な選挙です」と訴えました。長いようで短かった選挙活動もいよいよ終わりです。
木村えい子

 今回の選挙では毎日、多くの党員やボランティアの方々に支えていただき、また多くの支援者の方々からの力強い激励をいたただいて、全力で疾走することができたと思います。本当に有難うございました。

 選挙活動中は、沢山の方々から暖かいご支援と激励の言葉をいただきました。今日も、多くの方に激励をいただき、握手をしました。そのほんの一部をまた、モザイク写真にしてみました。
モザイク写真

 最後に木村から、有権者の皆さんにお願いがあります。それは「是非、投票に行ってください」ということです。決して「棄権」をなさらぬよう。もちろん、このブログを読まれているような方々は、「私は棄権なんかしないよ」と言われるかも知れません。でしたら、ご自分の周辺の方々にも、投票所に行くことを勧めてください。

 「政治不信」あるいは「無関心」ということで、棄権をなさる方が多くいらっしゃいます。しかし「棄権」は結局のところ、時の政権を利することになり、それは「現在の政権・政治に反対、あるいは政治不信の意思表示」ではなく、現在の政権を「黙って支持する」ことになります。できるだけ多くの皆さんが投票にいけば、投票率が上がることによって、政治の流れが大きく変わることもあります。

 「投票したい候補者がいない」と言う方。あなたがもし「脱原発」なら、他の政策では自分と一致しなくても、「脱原発」を主張している候補者を選びましょう。「TPP反対」の方、「憲法を守りたい」方も同じですね。あなたが棄権すれば、あなたの思っていることと反対のことを推進する候補者を利することになります。

 皆さんの投票で、民主主義は支えられています。極論すれば、「棄権が増えるほど、私たちの民主主義は壊される」のです。あなたの一票を、日本国憲法が保障する「私たちの民主主義」を守るために使ってください。よろしくお願いします。

「強い国よりやさしい社会」、「脱原発で安心の未来」をめざして、木村えい子はこれからも走り続けます。ご支援よろしくお願いします。

(2013-7-20)

1%のための「アベノミクス」でなく地域からの経済再生を

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07 /19 2013
 今日は私の地元の藤沢を中心に、片瀬山、辻堂を遊説し、夕方はまた藤沢に戻って駅頭で政策を訴えました。地元での選挙活動なので、宣伝カーに向かって手を振って下さる方、宣伝カーの木村えい子の声にあわてて、家を飛び出して来られる方など、地元ならではの応援のエール、元気をたくさん貰いました。藤沢の皆さん、有難うございました。

  藤沢駅前の街頭宣伝では、木村えい子のブログの行動予定をみて、次々に友人、知人、全く面識のない方も、そして若い女性も「頑張って」と声をかけにみえました。力の限りの演説の熱気が伝わり、通りがかりの方、仕事帰りの方たちのチラシの受け取りもうなぎ昇りです。

 あと1日、人々の安心の未来を共に創りだすために、全力で訴えて参ります。
木村えい子

 今回の参院選の争点の一つは「アベノミクスへの評価」である、と報道するマスコミもあります。今日はいわゆる「アベノミクス」に対する私の考えを説明したいと思います。

 「アベノミクス」のおかげで円安・株高が進み、「景気は回復基調にある」と言われていますが、企業の設備投資は5四半期連続マイナス、円安のおかげで一部大企業のボーナスは増額となったものの、産業全体でのボーナスは前年比マイナス。世論調査でも、8割の人が「景気回復の実感はない」と答えています。むしろ逆に、円安による燃油の値上がりのためイカ漁の漁船4000隻が一斉休業に入ったり、輸入小麦や原油の値上がりで食品価格が上昇、電気・ガス料金も値上げが続くなど、庶民にとって目立つのは、「アベノミクス」のマイナス面ばかりではないでしょうか?

 「アベノミクス」でインフレになり、働き手の賃金が上がらなければ、実質的には「労働分配率(働き手側の取り分)」は減少することになります。現在の状況は一部の投資家が金融市場の混乱に乗じて儲けているだけ、ではないでしょうか。

 「アベノミクス」には、多くの人にとって「景気回復の実感がない」だけでなく「長期金利の上昇」という危険なデメリットも潜んでいます。「インフレターゲット」を目指す限り、国債の「長期金利」は上がらざるを得ません。将来、価値が目減りすると分かっていながら国債を買う人はいないので、国債金利は必然的に「インフレ率+α」となります。その結果、それに連動している住宅ローン金利も上昇し始めています。

 一部のマスコミでは「アベノミクスの効果でマンションの売行きが伸びた」などと報じてましたが、これは将来の金利上昇を見越した「駆け込み需要」にすぎません。むしろ「アベノミクス」の危険な側面は、国債の金利上昇がコントロールできなくなれば、一気に日本国債の価値低下を招き、国家財政の危機にも直面しかねないことです。その意味で、私は「アベノミクス」を「いちかばちかのバクチ経済」と良く呼んでいます。

 日本経済の景気が回復しないのは、GDPの6割を占める個人消費に元気がないからだ、と社民党は考えます。現在の「デフレ」の原因は、個人の購買力低下による「需要不足・供給過剰」です。過去15年にわたって低下し続けている賃金、全労働者の35%以上にも増加した非正規労働者に見られる雇用の不安定化、その一方で企業や銀行の「内部留保」は225兆円にも達しています。この余剰資金を賃金に反映し、個人の購買力を拡大することなしに、消費と需要の拡大はあり得ないでしょう。

 社民党は、新自由主義的な「上から富がしたたり落ちる(トリクルダウン)」の経済政策ではなく、最低賃金補償や労働市場の改善による「下からの購買力強化(ボトムアップ)」こそ、景気回復のカギと考えています。

 結局「アベノミクス」は1%の大企業のための経済政策であり、多くの国民にとってはそのデメリット、リスクの部分だけ、ツケを払わせられる、という結果になるのではないでしょうか。そのようなバクチ的な経済政策ではなく、地域経済の活性化、例えば「エネルギーの地産地消」を目指す自然エネルギー産業の育成、また地域農業の再生、子育てや介護などの福祉事業の充実による雇用の創出など、地に足のついた地道な経済政策こそ、「日本の再生」に求められていることだ、と私は考えています。

(2013-7-19)

参院選の本当の争点は憲法・原発・TPP

日記
07 /19 2013
 本日の朝は鶴見駅西口の街頭演説から始まり、上末吉・江ヶ崎・矢向方面を遊説、大口駅前商店街・六角橋商店街でスポット街頭宣伝。午後は新横浜駅新幹線広場で街頭演説、その後は綱島駅、仲町台駅、センター南駅と回りました。
木村えい子

 世論調査などでは「今回の参院選で重視する項目」のトップは「景気・経済対策」だそうです。「ねじれ解消」が最大の争点、と報じるマスコミもあります。しかし、そうでしょうか?

 本当の争点は憲法であり、原発・エネルギー問題であり、TPPではないでしょうか?

 特に憲法については、今回の参院選で改憲勢力が3分の2を占めるような事態になれば、憲法改悪が具体的な日程に上ってきます。今回の選挙は、私たちが今の平和憲法を持ち続けることができるかが問われる、正念場の選挙なのです。

 安倍首相は長崎で、これまで参院選の争点としては封印してきた憲法問題に触れ、9条改憲への意欲を明言しました。(http://www5.sdp.or.jp/special/kenpo/93teruya.htm)

 また7月16日の東京新聞「こちら特報部」によれば、自民党の石破幹事長は4月のテレビ番組で国防軍に「軍法会議」を設けることに強い意欲を見せています。(http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2013071602000128.html

 この記事については、鎌田慧さんのブログが詳しい内容と批判のコメントを掲載しています。(http://nomorewar77.blog.fc2.com/blog-entry-488.html

 自民党の憲法草案は、基本的人権を「公益および公の秩序」という曖昧な判断基準で制限し、自衛隊を「国防軍」としてアメリカと共に戦争のできる国にしようとしており、今の憲法の平和主義・主権在民の理念を真っ向から否定するものです。今回の参院選で自民党が勝てば、この憲法草案を現実のものとする道が開かれます。

 皆さんは日本を「戦争ができる国」にしたいですか? 表現の自由が「公益および公の秩序」を口実に奪われ、「国策」に反すること、例えば「脱原発」について何か言うだけで逮捕されてしまう、そんな国にしたいですか? おおげさと思われるかも知れませんが、今回の参院選には、本当に皆さんの未来がかかっている、と私は思います。

 もしかしたら、自分の子どもたちが戦争に行かなくてはならなくなるかもしれない、そんな未来か、原発をやめ、自然エネルギーを中心とした持続可能な社会、またアベノミクスのような、株価に一喜一憂するだけの見かけの経済でなく、地に足のついた、地道だが着実な、ボトムアップの経済対策を進める社会か、決めるのはあなたの一票です。

(2013-7-18)

社民党はTPP参加に断固反対します

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07 /17 2013
 今日の街頭演説は戸塚区、保土ヶ谷区、旭区を回りました。
木村えい子

 脱原発・憲法・雇用・福祉・TPPと、社民党が今回の参院選での争点と考える項目は多岐にわたります。その中で、TPPについては街頭演説でもなかなか触れる時間がありませんので、ここで私のTPPに対する考えをご説明したいと思います。

 まず第一に、社民党はTPP参加については断固反対です。一言でいえば、TPPに参加すれば、国民の生活が破壊されてしまうからです。社民党のTPP参加についての声明は、以下からご覧ください。

 http://www5.sdp.or.jp/comment/2013/dannwa130412.htm

 TPPの問題点は多岐にわたりますので、そのすべてについてここで論じることはできませんが、以下にいくつかのポイントを述べたいと思います。

TPPの問題点その1-食の安全と安心が脅かされます。

 TPPは単に農産物などの関税撤廃といった単純な貿易自由協定ではなく、参加国にさまざまな市場の規制緩和を迫る協定です。その例として、残留農薬の規制緩和、遺伝子組み換え食品の輸入拡大、BSEのリスクがある牛肉の輸入規制緩和など、食の安全と安心が脅かされる恐れがあります。

TPPの問題点その2-医療の質の低下、患者の負担増を招きます。

 TPPにより強制される規制緩和は、農産物分野に限りません。医療の分野では、営利企業の参入や高額な保険外診療の増加などにより、国民皆保険制度が崩れ、医療費が高騰することが懸念されます。医療への「競争原理」の導入の結果、医師や看護師の都市部への集中、不採算地域から病院が撤退することによる地域医療の崩壊、あるいは薬価決定プロセスに外国企業が関与し、薬価高騰などの恐れがあります。

TPPの問題点その3-国内農業が大打撃を受け、農産物の生産量が激減します。

 海外からの安い農産物の輸入が拡大する結果、国内農業は大打撃を受けます。これは農水省自身が予測し、公表しています。国内農業の減少率は米-90%、牛肉-75%、牛乳・乳製品-56%、甘味資源作物(サトウキビなど)-100%、など。

 農業生産の崩壊による問題は、食料自給率だけではありません。国内農業が成り立たなくなる結果、美しい農村景観や地域の伝統文化なども失われてしまいます。農業は日本の長い歴史の中で積み上げられてきた産業であり、一旦失われたら、取り返しのつかないダメージを受けます。一旦失われた農業を回復するためには、大変な長い時間と努力を必要とします。

TPPの問題点その4-労働市場の規制緩和(自由化)で賃金の安い国が基準となる恐れがあります。

 TPPは、例えば外国人労働者が就労ビザを取りやすくするなど、労働市場の規制緩和も要求しています。そのため、安い賃金でも、日本で稼いでそれを本国に送金すれば、本国では相対的に高い賃金となる外国人労働者が増加する可能性もあります。その結果、賃金レベルは安い外国人労働者が基準となり、日本の労働者の生活は破壊されてしまう恐れがあります。

TPPは一言でいえば、アメリカがその経済戦略を環太平洋諸国に押しつけようという協定です。その実質は、アメリカの多国籍企業に日本人の国民生活を売り渡すのと同じです。さらにTPPのISD条項によれば、日本が規制緩和を拒めば、外国企業から訴えられる恐れがあります。これは主権国家に対する主権侵害以外の何物でもありません。TPPは国家の主権よりもグローバル企業の利益を優先する、とんでもない協定なのです。その結果、国民生活が破壊されるのは目に見えています。社民党はTPP参加に断固反対します。

(2013-7-17)

子どもたち、若者たちに核のゴミ遺産を残すな

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07 /17 2013
 本日は港南台駅前の街頭演説からスタートし、港南区・栄区を宣伝カーで回り、11時から戸塚駅東口のペデストリアンデッキで街頭演説。午後はまた宣伝カーで戸塚区・泉区・瀬谷区を回り、18時から相鉄の三ッ峡駅頭で街頭演説でした。

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 アベノミクス、TPP、子育て支援、雇用、憲法と、街頭演説でお話しているテーマは沢山ありますが、私が何時も強く訴えていることの一つは、「核のゴミ遺産を子どもや若い世代に残すな」ということです。

 ご存じのように原発は「トイレのないマンション」。核のゴミ(使用済み核燃料)は溜まる一方で、中間処理施設である六ヶ所村はもう満杯。行きどころのない使用済核燃料は各原発の「使用済核燃料プール」に「一時保管」されているのはご存じの通り。(いつまで、「一時保管」すれば良いのでしょう?)最終処分場に至っては、立地すら決まっていないのが現状です。

 それはそうでしょう。誰だって、無害になるまでに数千年とも数万年とも言われる「核のゴミ」を、自分の住んでいる町の近くに置いておきたくなんかないのです。原発をどうしても推進したいというならば、そういう人達には「では、核のゴミはご自分の家の前にでも保管する、という覚悟でおやりください」と言いたいのです。

 今私たちが原発を止め、核のゴミをこれ以上増やさないという決断をしなければ、そのツケが回ってくるのは、私たちの子どもたちや若者たちです。私たちは、彼ら・彼女らに対して「核のゴミのツケを回さない」、「安心の未来をプレゼントする」義務があると私は考えます。だからこそ、立候補を決意し、必死で毎日訴えているのです。

 脱原発・自然エネルギーで子どもたち、若者たちに安心の未来を!

(2013-7-16)

吉田忠智参議院議員と共に川崎市内を遊説

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07 /16 2013
 今日は社民党政策審議会長、参議院議員の吉田忠智さんと一緒に、川崎市内を遊説しました。

 午前中はまず、川崎駅のラゾーナ連絡通路で街頭演説です。「今度の参院選はまさに『憲法の危機』。護憲リベラル勢力の核になる社民党に一票を」と訴える吉田議員。


 午後は溝の口駅のペデストリアン・デッキ、登戸駅の連絡通路で街頭演説。写真は登戸駅連絡通路です。
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 最後は小田急新百合が丘駅頭。私は「さてさて皆さん、今度の参院選、皆さんは命をかけて投票に向かうことになるんですよ。。。」と訴えました。もちろん、原発のことです。(以下の写真をクリックすると、新百合が丘での街頭演説の一部をYouTubeでご覧になれます。)
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 市議時代、自然エネルギーを進めながら、福島の事故を防げなかった悔しさ。それゆえに立候補し、連日の必死の訴えをしております。でも街頭演説を重ねるにつれ、多くの方々が演説中の私のところへ近寄ってきて激励してくれたり、「頑張って」と声をかけてくださることが多くなりました。本当に励みになります。

 今日も多くの川崎市民の方々と握手をさせていただき、激励していただきました。写真が多すぎるので、その一部をこんなモザイク写真にしてみました。握手・激励してくださった支援者の皆様、本当に有難うございます。
握手

 なお、本日の街宣活動の報告は社民党神奈川のブログにもありますので、そちらも是非ご覧ください。

(2013-7-15)

福島党首を迎え、横浜駅前で街頭宣伝

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07 /14 2013
 今日は藤沢での朝立ち後、11時から横浜駅(高島屋前)に福島党首を迎え、社民党の政策を訴えました。大変な暑さにも関わらず、多くの人に聞いていただいたことを感謝します。限られた時間ですので、脱原発と自然エネルギー普及による「エネルギーの地産・地消」、雇用の創出、といったテーマに絞って語りました。その他の政策項目については、是非このブログを見てください、とお話しました。

(以下の写真をクリックすると、演説の動画をご覧になれます。)
横浜駅前街宣

 福島党首の応援演説は、こちらからご覧になれます。

 横浜駅前での街頭演説後、「イセザキ・モール」に移動して「練り歩き」をしました。ここでも、多くの方と握手し、沢山の激励をいただきました。皆様のご支援・激励をはげみに残りの選挙戦、頑張っていきます!

(以下の画像をクリックすると、イセザキ・モールでの練り歩きの様子(一部)をご覧になれます。)
イセザキ・モール

(2013-7-14)

照屋寛徳議員と共に相模原を遊説

日記
07 /14 2013
 今日は沖縄2区選出の社民党衆議院議員、照屋寛徳さんを迎えて相模原市内を遊説。小田急相模原駅前から始め、イトーヨーカ堂前、東林間駅前、プラザシティー相模大野スポット、などを経て、午後は相模大野駅前のペデストリアン・デッキで照屋寛徳議員と共に1時間半にわたり、政策を訴えました。

 私たちの神奈川は、照屋寛徳議員がお住まいの沖縄に次ぐ基地県。一緒に「基地のない、平和な神奈川を、沖縄を。」と訴えました。

 今日も本当に暑くて、街頭演説をしていると背中が汗でびっしょり。演説の中でも「どうぞ皆様も、熱中症にならないようにお気をつけて。。。」というご挨拶が自然に出てきます。

 暑くて大変なのですが、どの遊説場所でも、多くの方々から手を振ったり、あるいはわざわざ近くまで来てくださって握手を求められ、「頑張ってください」と激励していただきました。本当にありがたいことで、励みになります。選挙運動も残すところあと一週間、体調管理に気をつけて乗り切っていきたいと思います。



(2013-7-13)

平均値

日記
07 /12 2013
 毎日神奈川県内を遊説して回っていると、電車移動も頻繁。その折り、気付いたことがあります。電車の吊革の長さのことです。

 最近の電車で「増えつつあるなあ」と感じたのは、吊革にところどころ長いのがあって、小柄な私でも疲れない長さになっているのです。
 これまでは、平均的な身長と、乗降の邪魔にならないといったことで、吊革の長さが設定されて来たのだと思います。でも140センチの小学生もいて、180センチの大人もいる。身長は人それぞれ、設定された平均値でひとくくりにするには無理があるのです。

 通勤していた頃、電車が揺れるたびに吊革につかまり直すのですが、腕を伸ばしたまま、きつかったことを覚えています。きっとこうした声を受けて、吊革の長さが改善されたのでしょうか。最近の、ひと工夫の配慮がある電車、全ての電車がそうなって欲しいと願っています。

 話は替わりますが、薬を飲む時も大人2錠、子ども1錠といった表示。同じ大人でも体重80㎏の人と40㎏の人が同じ量でいいのかな、と考えます。もちろん目安ですから、あんまり厳密に言ったら混乱するのかもしれません。

 へ理屈のように聞こえるかもしれませんが、一人ひとりが過ごしてきた人生も、全ての顔が違うように、平均値でひとくくりにして物事を決めていく手法は、ひとつの方法であって全てではない、限界があると考えるからです。いつも、安易に物事を決める手法に依存してはならないと、自分に言い聞かせています。

 そのちょっとした考え方の差で、機械的な冷たい判断となるか、人間的なぬくもりのある判断となるか、場合によっては決定的違いとなる筈です。でも、このように常に意識して考えていくことは、なかなか難しいところですね。

吊革

(2013-7-12)

古渕駅前街宣で

日記
07 /12 2013
 古淵駅で演説を行っていたら、なんと小学生の男の子が私の前に立ち、じっと話を聞いてくれて、木村が話し終えると「頑張って下さい」と立ち去った。脱原発の思いをどれだけ伝えられたか、小学生向けに話を進めたわけではない。「もっと解り易く話すべきだったかな」と反省です。

 聞いてくれてありがとう。“この国の未来に希望が見えた”ひと時でした。

(2013-7-10)

川崎駅街宣であったうれしいこと

日記
07 /06 2013
 今日は午前中、ラジオ日本の政見放送収録。午後からは川崎南部を中心に街頭宣伝でした。

 川崎駅での街頭演説中に、うれしいことが一つ。演説をしていたら高校生だという女の子が私に近づいてきて、「私は原発のことがとても心配です。社民党は小さくても脱原発で頑張っているので、応援しています。頑張ってください。」とてもうれしい握手でした。

 私が今回、立候補を決意したのも、このような若い世代に危険な原発や核のゴミのツケを回してはならない、何としてでも次の世代には原発のない安心の未来を、と考えてのことでした。ですから、こうした若い方の声援、一万人の味方を得た気持ち、励みになります。大袈裟と思わないでください。

 まだまだこれから短いようで長い選挙戦、体調管理に気をつけて、精いっぱい頑張りたいと思っています。ご支援よろしくお願いします。

木村えい子

(2013-7-6)

公示日前日、箱根と横須賀へ

日記
07 /06 2013
 ちょっと日付が前後しますが、公示日前日(7月3日)は箱根から横須賀へと、神奈川を縦断。神奈川は広いです。その折りに、思ったことを書きます。

 箱根へは推薦団体の会議、挨拶のため出かけました。あいにくの雨、富士山も雲隠れです。
 そこで話題になっていたのが富士山の世界遺産登録です。これで箱根へも観光客が流れきて、箱根も賑やかになることへの期待です。とりわけ3・11、福島原発事故以降、箱根への客足も遠のき、大変だったようです。

 原発事故はあらゆる産業に大きなダメージを与えました。再稼働となれば、どうやって、原発から出る使用済み核燃料を保管するのでしょうか。青森の六ケ所村の保管場所は、すでに満杯です。原発再稼働に伴う核のごみ、核の遺産はノーサンキューです。
 箱根周辺が観光客で一杯に、元気になることを願いながらの下山です。

 そして横須賀へ。「憲法改悪NO参議院選挙前市民集会」に参加するためです。弁士の宇都宮健児氏はじめ、危機感を抱く超党派の方々が呼びかけた集会での挨拶。大勢の参加者に、関心の高さが伺えました。

 さて、横須賀はご承知のように米軍の原子力空母、原子力潜水艦の母港になっています。とりわけ3・11福島原発事故以降は、原潜や空母に対しても同様に、事故への不安が更に広がっています。

 市民団体が中心になって、2013年4月、内閣府特命担当大臣、原子力規制委員会に「原子力艦船の防災計画に係る要請書」を提出し、市民の命を守るために対策を申し入れています。

 原子力空母ジョージワシントンは60万kWの原発を2基搭載しています。首都圏からこんなに近いところに、2基の原発があるのです。原子力潜水艦も原発1基分を搭載しており、事故が起これば神奈川県のみならず、首都圏全域にも甚大な影響が及びます。横須賀市のみならず、近隣市も含めた対策が急がれます。

 神奈川は広い。あらためて、神奈川県ならではの課題山積の状況を認識したことでした。

(2013-7-6)

横浜駅西口で第一声

日記
07 /05 2013
横浜西口での福島党首を迎えての第一声、張り切っていたのですが、声がかすれてしまい、聞き取りにくかったようです。ご心配をかけました。この分は明日以降、挽回します。体調管理に気をつけて乗り切って参りますので、よろしくお願いします。

<以下の写真をクリックすると、福島みずほ、鴨ももよ、木村えい子の三人の第一声(Ustream提供)を見ることができます。>
第一声

(2013-7-4)

子どもの笑顔が輝き、働く女性が元気になる保育所増設を(その2)

日記
07 /02 2013
 まだ東京の港区に住んでいた頃、長女を出産、子どもを預けて仕事も続けたいと保育所さがし。ところがこれが簡単ではなかったのです。これは個人の問題ではないと仲間を募り、区議会に、保育所の増設と産休明け保育の拡大を請願にいきました。数十年も前の事です。ところが区議会は、見渡すと男性議員ばかり。質問も何か「的を得ていない」こんな状況でした。やはり「女性が政策決定の場にいないと、子育ての問題については理解を得にくい」と、つくづくと考えさせられた出来事でした。

 そのことが、後に藤沢市議立候補への決意となったのです。

 保育所の増設は、各地で何十年も訴え続けられてきました。
 ただ、そのことと併せて、働く職場環境が良くならないと、仕事と育児の両立は本当に厳しいものがあります。私も経験していますが、子どもが病気になり1週間休むとなると大変です。病気の時ぐらい一緒に居るのが当たり前と思いつつ、溜まっていく仕事や職場のまわりへの気兼ねがよぎります。たとえ病後児保育の対策や時短が推進されても、負担は女性にずっしりとのしかかります。
 男性が「子どもが病気なので休みます」という文化がないのですから。
 
 職場環境を変えるには、男性も育児に参加できるようすること。過労死するような長時間労働を止めさせなければ不可能です。男性も子育てに参加し易い職場環境に変えていく事です。

 少子高齢社会をどう乗り切るかは「女性力を活かせるかどうか」に懸かっています。男女雇用機会均等法を男女雇用平等法に改正し、女性を戦力にできるような環境づくり、そして税金をしっかり払ってもらうことが、社会保障の安定にもつながるのです。

 仕事と育児の両立支援は、保育所増設と職場環境改善の両輪が揃ってこそ、なのです。

(2013-7-2)