オスプレイの事故は全国どこでも起こり得る
日記
沖縄県名護市沖のオスプレイ「墜落」事故からわずか6日、大破した機体の回収もまだ終わっていない19日、在日米軍はオスプレイの飛行を再開した。沖縄県民の強い怒りを完全に無視して、政府はこの飛行再開を追認。翁長知事は記者会見で「そういう政府は相手にできない。法治国家ではない」と怒りをあらわにした。
翁長知事、オスプレイ飛行再開に「言語道断」
今回のオスプレイ「墜落」事故後、一連の在日米軍の動きや責任者の発言、また政府の対応を見て、多くの人々が、植民地意識丸出しの米軍の傲慢さと、政府の属国的対応に強い怒りを覚えたのではないだろうか。
今回、明らかになった「欠陥機」オスプレイの危険性は、単に沖縄だけの問題ではない。わが神奈川県でも、すでに厚木基地にはオスプレイが飛来し、県内をわがもの顔に飛び回っているし、オスプレイの定期整備拠点となる千葉県木更津市でも、今後オスプレイが頻繁に飛び回ることになるだろう。
さらに言えば、問題は基地所在県だけではないのだ。オスプレイが初めて沖縄に配備された2013年頃、一時的に話題になったが、日本全国には、「オレンジルート」、「ブルールート」などの名称がつけられた米軍の飛行訓練ルートが存在しており、例えば以下のブルールートは、山形から新潟、福島、群馬、長野、富山を経て岐阜に至る山岳地帯での訓練ルートである。
ブルールート(米軍の飛行訓練ルートの一つ)
それらの各ルートでどのような訓練が行われているかについては、日本国民には全く知らされていない。さらに、それらのルート以外でも(つまり日本国内どこでも)米軍機は自由に飛行することができる。日米地位協定によって、米軍機は日本の航空法の適用から除外されているからだ。その意味で、今回のオスプレイ事故は沖縄県民だけの、あるいは神奈川・千葉など基地県だけの問題ではなく、まさに日本全国の問題なのだ。危険な「欠陥機」オスプレイは日本には要らない!自衛隊にも要らない!沖縄からの・日本全国からのオスプレイ撤去を目指して、沖縄の人々と連帯し、粘り強く戦っていこう。
社民党の以下の声明・談話も是非、お読みください。
オスプレイの飛行再開に強く抗議する(談話)
米軍普天間飛行場所属MV22オスプレイ「墜落」事故に関する抗議・申し入れ
オスプレイの墜落事故に断固抗議し、即時飛行停止と撤去を求める(談話)
(2016-12-20)
翁長知事、オスプレイ飛行再開に「言語道断」
今回のオスプレイ「墜落」事故後、一連の在日米軍の動きや責任者の発言、また政府の対応を見て、多くの人々が、植民地意識丸出しの米軍の傲慢さと、政府の属国的対応に強い怒りを覚えたのではないだろうか。
今回、明らかになった「欠陥機」オスプレイの危険性は、単に沖縄だけの問題ではない。わが神奈川県でも、すでに厚木基地にはオスプレイが飛来し、県内をわがもの顔に飛び回っているし、オスプレイの定期整備拠点となる千葉県木更津市でも、今後オスプレイが頻繁に飛び回ることになるだろう。
さらに言えば、問題は基地所在県だけではないのだ。オスプレイが初めて沖縄に配備された2013年頃、一時的に話題になったが、日本全国には、「オレンジルート」、「ブルールート」などの名称がつけられた米軍の飛行訓練ルートが存在しており、例えば以下のブルールートは、山形から新潟、福島、群馬、長野、富山を経て岐阜に至る山岳地帯での訓練ルートである。
ブルールート(米軍の飛行訓練ルートの一つ)
それらの各ルートでどのような訓練が行われているかについては、日本国民には全く知らされていない。さらに、それらのルート以外でも(つまり日本国内どこでも)米軍機は自由に飛行することができる。日米地位協定によって、米軍機は日本の航空法の適用から除外されているからだ。その意味で、今回のオスプレイ事故は沖縄県民だけの、あるいは神奈川・千葉など基地県だけの問題ではなく、まさに日本全国の問題なのだ。危険な「欠陥機」オスプレイは日本には要らない!自衛隊にも要らない!沖縄からの・日本全国からのオスプレイ撤去を目指して、沖縄の人々と連帯し、粘り強く戦っていこう。
社民党の以下の声明・談話も是非、お読みください。
オスプレイの飛行再開に強く抗議する(談話)
米軍普天間飛行場所属MV22オスプレイ「墜落」事故に関する抗議・申し入れ
オスプレイの墜落事故に断固抗議し、即時飛行停止と撤去を求める(談話)
(2016-12-20)