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「安倍政権にストップ!」それが出来るのはあなたの一票です

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12 /13 2014
今回の選挙運動最後の日。午前中は川崎駅前と横浜駅西口で街頭演説。福島みずほ参議院議員・社民党副党首が応援に駆けつけてくれました。

2014-12-13-街宣

午後は、新杉田駅頭で街頭演説の後、弘明寺商店街を「ねり歩き」。多くの市民の皆さんと握手し、暖かいご支援の言葉をいただきました。本当に有難いことです。

今回の選挙運動を通じて良く聞いた市民の皆さんのご意見として、「自民党だけが強い現在の状況は良くない。社民党にも頑張って欲しいが、野党全体がもっと強くならないと」ということがありました。

全くその通りです。安倍政権の2年間、自公政権は数に奢り、国会では国民生活や日本の未来に大きな影響を与える重要な法案についても、まともな論戦が行われていません。その一番の例は「日本の民主主義が死んだ日」とも言われた、昨年12月6日の特定秘密保護法の強行採決です。多くの重要な法案がろくに議論もされず、日本の民主主義は機能していません。

一方で、「自民党が強い方が『決める政治』ができて良い」「政治は『実行力』があるほうが良い」という人がいます。そういう人たちは、その「実行力のある政権」がナチスのような政権だったら、どうするのでしょうか。

政治には常に対立点があり、対抗する勢力があって、その間で真摯な議論が行われるからこそ、民主的な社会の運営ができるのです。民主主義は、必然的に時間のかかるプロセスです。その民主的な議論の手続きを「面倒くさい」「決められない政治」「実行力がない」といった言葉で切り捨てるような社会は、すでにファシズムに近づいているのです。

言葉だけの、幻想の経済政策である「アベノミクス」を隠れ蓑に、集団的自衛権行使を容認し、日本を「戦争のできる国」にしようとしている危険な安倍政権に、これ以上の暴走を許してはなりません。社民党はこれまでも、安倍政権のゴマカシを暴き、その誤った方向を変えさせるために、正面から論戦を挑んできました。

社民党はこれからも、堂々と安倍政権に対峙していきます。今度の選挙では、そんな社民党に、皆さんの力で議席を与えてください。明日の投票、迷うことなく、比例区には「社民党」とお書きください。よろしくお願いします。

今回の選挙は、日本の未来を決める重要な選挙です。

1.「格差が拡大し、国民生活が破壊され、国債が暴落して国家破たんを招きかねない経済政策(アベノミクス)」か、「雇用の立て直し、所得アップによる内需拡大、税制の抜本改革を通じたボトムアップの経済政策」か。

2.「集団的自衛権行使を容認し、憲法を改正して、日本を戦争のできる国にする」のか、それとも「平和憲法を堅持し、領土問題は外交的努力によって解決する、辺野古の新基地は断じて作らせない」政策を進めていくのか。

3.「原発を再稼働し、原発を輸出する」のか、「再稼働を認めず、脱原発社会の実現を目指し、再生可能エネルギーを促進する」のか。

4.「TPP参加を促進する」のか、「TPP参加に反対し、農林水産業と地域社会を守っていく」のか。

日本の進路を誤らせたくない。平和国家日本を、これからも堅持していきたい、と思う方は迷うことなく、比例区は「社民党」とお書きください。決して棄権はしないでください。棄権は白紙委任と同じです。

たかが一票、と思わないでください。あなたのその一票が、安倍政権をストップさせることも出来るのです。じっくり考えて、明日は必ず投票に行ってください。

なお、このブログでこれまでお伝えしきれなかった社民党の政策は、以下のサイトに公開されていますので、是非、投票前にお読みください。

社民党衆議院選挙公約2014


      まなざし

  見えないものから、読み取り、未来を展望する、まなざし
    状況を切りとり、過去から学ぶ、まなざし
  理論だけでなく、人の心にふれる、まなざし
    自然のなかに、身を置く、まなざし
 
                    きむら えいこ


(2014-12-13)

「リニアを考える自治体議員の懇談会(準備会)」参加報告

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07 /20 2014
「木村えい子と仲間たちのブログ」管理人です。

表記の「リニアを考える自治体議員の懇談会(の準備会)」が先日、7月17日に参議院議員会館会議室にて開催されました。社民党神奈川県連合幹事長 金子ときお(相模原市議会議員)が、この懇談会の呼びかけ人の一人になっています。管理人はこの集会に参加してきましたので、当日の様子を簡単にお伝えしたいと思います。なお、集会の一部を動画として公開もしています。

JR東海が進めている「リニア中央新幹線」は、時速500kmで東京と名古屋を40分で結ぶという「夢の次世代超特急」というイメージや「地元への経済波及効果」など明るい面ばかりが語られ、電磁波の安全性、トンネル工事に伴う残土処理の問題、水枯れや景観破壊、また大量の電力を必要とするため、運行には原発の再稼働が不可欠になる、などなど、このプロジェクトに伴うさまざまな問題点については、ほとんど一般市民には知らされないままに計画が進められています。

特に沿線の各自治体にとっては、工事にともなう残土処理をどうするのか、また水枯れなどの環境変化は、大きな問題です。本来、このような地元自治体住民の生活に大きな影響をおよぼすプロジェクトは、地元の自治体議会でこそ、その具体的な問題点について議論し、慎重に進められるべきですが、実際には「リニアによる経済効果」など夢ばかりが語られ、問題点に目を向ける議員は少ないのが現状です。

今回発足した「リニアを考える自治体議員の懇談会」は、このプロジェクトで影響を受ける各自治体の議員間で情報や問題点を共有し、「リニア推進ありき」ではなく、「リニアに疑問を感じる」、「不安を感じる」、「反対する」など色んな立場から、この問題に対して連帯して取り組んでいくための超党派の議員連盟として活動していこうとするものです。

集会ではまず、国会議員を代表して、神奈川県連合代表でもある福島みずほから挨拶をしました。続いてこの問題について市民運動で長年取り組んでこられた「リニア・市民ネット」代表、慶応大学名誉教授の川村晃生(てるお)さんに論点整理のためのミニ講演をしていただきました。川村さんの講演では、このリニア新幹線計画の現状や問題点について、またこのような自治体議員連盟の中でリニアの問題を考えていくこと、さらにはそれを国政のレベルにつなげることなど、問題を「政治レベル」で可視化していくことの重要性を語っていただきました。

その後、参加した各自治体議員から各地の状況を報告してもらい、問題点を共有し、議論を行いました。当議員連盟の呼びかけ人の一人である金子ときおは、中間駅と唯一の地上施設である巨大な「車両基地」が建設される予定になっている相模原市の現状や取り組みについて報告しました。参加者による議論に続き、国土交通省の担当者との(あらかじめ送ってあった質問書に基づく)質疑応答を約1時間、行いました。

最後に、今後とも関係する各自治体の議員がこの問題に連帯して取り組んでいくため、この懇談会を本日、正式に発足させることを確認しました。

この準備集会の一部は、以下のYouTube社民党神奈川チャンネルで動画として公開しておりますので、是非ご覧ください。

http://www.youtube.com/watch?v=rOmoEe8GK60

実のところ、この「リニア中央新幹線」計画の問題点はあまりにも多岐にわたり、とてもここでは詳細な説明はできません。(それだけ問題点満載なのに、ほとんど一般の市民に知られることなく計画だけが進んでいることこそ、大きな問題です。)

「リニア中央新幹線」がどれほど多くの問題点を抱えているプロジェクトであるのかを理解するには、以下の橋山禮治郎さんの本が好適です。

http://www.amazon.co.jp/dp/4000245066/

ただ、上記の本は2011年に出版されたものなので、アマゾンでも在庫が少ないようです。と思って探してみたら、橋山禮治郎さんは最近(2014/3/14出版)、新書本で以下の本を出されていました。

http://www.amazon.co.jp/dp/4087207315/

私はまだ読んでいませんが、こちらの方が入手しやすそうです。この本については以下のような紹介記事があり、その中でこの「リニア問題」について簡潔に説明されています。是非、お読みください。

http://ddnavi.com/news/193321/

この「リニア問題」について、また今回発足した「リニア問題自治体議員懇談会」の活動については、今後ともその経過をこのブログで伝えていくつもりです。

(2014-7-20 by 管理人)

「若者が動き始めた」(社民党神奈川メルマガのご紹介)

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07 /11 2014
 「木村えい子と仲間たちのブログ」管理人です。すでにご購読の方もいらっしゃるかと思いますが、社民党神奈川では不定期のメルマガ(メールマガジン)を発行しております。このメルマガは社民党神奈川の一党員が、日常考えたり感じたりしていることを、飾らない、自然体の筆致でお伝えしているものです。最新号では「集団的自衛権」についていろいろと書いています。今回はその中から、「若者が動き始めた」と題した一節をご紹介したいと思います。(以下、メルマガより引用)



若者が動き始めた

 集団的自衛権行使反対のデモの動画を見ました。驚いたのはそのほとんどが若者だったことです。
 脱原発1000万人アクションで明治公園に6万人集結した時と、その後の同集会で代々木公園に17万人集まった時、 私も現地にいましたが、どちらかと言うとお年を召した方が多かったように思います。
 ところが今回のデモでは明らかに若者が中心になっていました。実際に戦地に赴く世代、 徴兵制が施行されたとき徴兵される世代が若者だからということだけがその理由ではないように思います。
 今の若者は生まれた時すでにバブル経済が崩壊していて、バブルの影響を全く受けていないという特徴があります。
 カッコいい外車にあこがれたりしないし海外に出て挑戦しようともしない、今の若者には覇気を感じないと嘆く人もいますが、 外車だけにこだわる人は覇気ではなく知恵が足りないように感じますし、音楽やデザインなど今は外国より日本の方が質の高い分野も多く、 海外に出て行くだけで評価された時代は終わりました。
 バブルが終了し、社会が落ち着いて改めて量よりも質が問われる時代になった時、 量を追い求めるのは人間の義務だと勘違いをしている自民党は必要なくなります。
 尖閣諸島や竹島を守るべきだと考えるのも結局領土の量を減らしたくないという話で、 そういう人たちには『若者たちが集団的自衛権を認めないという事実』の意味そのものが理解できないことでしょう。 お金や地位や名誉などに興味のない人間(非自民的な人間)は目が曇っていないので、平和には何が必要で何が必要ではないかが、とてもクリアーに見えるのです。
 ネット右翼など今の自民党を支えている世代は3~40代でバブル期及びその影響下に青春時代を過ごした人たちです。 各種世論調査で、50代以上に反自民が多いことから自民党は『近ごろの若者は保守に傾く傾向がある』と勘違いしたようです。 だから憲法改正をにらんだ国民投票法の年齢制限を18歳にしたのでしょう。
 しかし、この判断が大失敗だったことを自民党は知るでしょう。
 これから成人し社会に出てゆく世代の人たちは、バブル経済のころとは違って、物質欲よりも知識欲のほうが勝り、 古典に触れ、歴史を知り、哲学を学んで人として正しい思想を身につけるようになるでしょう。 そして、かつて団塊の世代が戦前の古い考えを持つ当時の大人を追いつめたように、バブル時代の鬼っ子であるネット右翼等を、 豊富な知識で下から厳しく突き上げることでしょう。
 願望を言っているのではありません。周辺の若者たちの中に、その萌芽を見るから言っているのです。その表れのひとつが集団的自衛権反対のデモです。
 社民党員の人、社民党に期待してくださる方々、もう少しの辛抱です。時代は若者を中心に変わろうとしています。




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http://archive.mag2.com/0001605167/index.html

(2014-7-11 by 「木村えい子と仲間たちのブログ」管理人)

ピースリングを創りに行こう

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06 /25 2014
 集団的自衛権の行使容認へ、安倍政権は誰のために戦争する国へと急ぐのか。
 猫だましで国民を誤魔化せるという姑息とおごり、事例を列挙し、あたかも検討したかのように装い、とうとう憲法9条を飾り物にするところまできた。しかも与党協議とやらで、国民の審判を問うこともせず、国会でマトモニ議論することすら行わず、集団的自衛権行使容認を決定するテクニック、このような、でたらめを国民は黙っていない。

 今なら間に合う。今でしょ。貴方でしょ。自分でしょ。
 子どもたちの未来を危うくする、魔の手(安倍政権)から守ることが出来るのは、このブログを読んでいる貴方自身だ。
 7月1日が決定の山場とするならば、さみだれに首相官邸、衆議院・参議院会館にピースリングを創りに行こう。目に見える形で表現しよう。自民党・公明党本部、安倍内閣・各大臣宛にファックス、メール、ツイッター、フェイスブックなどを活用し、国民として自分の意思を伝えよう。

 安倍政権が目指す武力による外交は、武器輸出とも関係している。軍事産業は武器を消費する戦争を持続することで利益を得る。そこから生れる負の連鎖、大きくリスクを背負う泥沼に突き進み、軍事拡大の道、テロを呼び込むことは目に見えている。
 安倍首相が血を流す最前線にいくことはない。自衛隊員は命令一つ、有無を言わさず、それも自国防衛ではなく、他国のために参戦し、殺し、殺される非情な場に身を置くのだ。安倍政権のいう積極的平和主義とは、軍事力を背景にした脅しの外交戦略と言わざるを得ない。

 安倍政権が進めている集団的自衛権の行使容認の根拠、憲法の拡大解釈には論理的整合性が全くない。
 もしこのような拡大解釈を許せば、いかようにも憲法の全条文を解釈できる前例となって、立憲主義の否定、国民主権も成立しない恐ろしい事態が待っている。
 民主主義の手続きさえも無視する安倍政権が国民の命や暮らしを守れるとは思えない。紛争に対しては、自衛隊員にも国民にも戦死者を出さない平和的解決を担う義務が安倍政権にはある筈だ。自衛隊員は専守防衛、災害救助活動などで役に立つことを誇りに働いてきたと思う。

 歴代の内閣は、戦後一貫して、集団的自衛権の行使は認めない判断を行ってきた。

 米国の軍事戦略に巻き込まれるのはごめんだ。米軍基地が多い沖縄を再び戦場にするな。米軍横須賀・厚木基地がある神奈川を日本を戦場にするな。
 
 平和憲法を生かし、教育援助・医療・農業・環境技術など、非軍事活動で世界に貢献することが回り道だけど、世界の紛争の火種を少なくする近道になると信じる。その役割を担っていくことこそが、日本が進んでいくべき道ではないのか。

(2014-6-25 by 湘南のおてもやん 木村えい子)

岐路

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02 /17 2014
 公園の沈丁花が二度の大雪で埋もれ、甘い香りを解き放つのも「ちょっと待ってね」状態です。夜陰に漂う沈丁花の芳香は、ほっと心を潤し、浅き春から本格的春への序奏、自然の暦です。

沈丁花

 これもまた大雪で社会新報の到着が遅れ、私の担当分を配達へ轍をそろりそろり、慣れない雪道に滑らないよう、へっぴり腰です。車がこないからと歩き始めた途端、車が、歩道も路肩も水気を含んだ雪の塊、車を避け足を踏み入れるとずぶずぶ身動きままならず、焦って「おっとと」運転手の方も気遣い、じっと待ってくれます。
 雪国で連日、屋根に積もった雪下しや雪かきをされている方々のご苦労、日々の暮らしはいかばかりか体感、考えさせられます。

 それにしても昨今の局地的集中豪雨多発や竜巻などと今回の豪雪、異常な気候変動の要因は、地球温暖化の影響でしょうか。専門家ではないので拙速に言えないのですが、温暖化の要因、二酸化炭素の増加、化石燃料の使用をいかに減らすか課題です。そこを狙っての原発再稼働を口実にさせない、原発ゼロと地球温暖化防止の取組みは同時並行を視野に進めていくべきでしょう。自分の住む街から再生可能・自然エネルギーの自給率を高め、地産地消を更に積極的に広め、安全、安心の暮らしを創りだしたいものです。

 社会新報配布の帰り道、ふと見ると雪で濁った川、蛇行した緩い流れに佇む“こさぎ”が一羽。餌にありつけたのでしょうか。
 豪雪で混乱した日本列島、波紋は様々な課題を残したままです。
   
(2014-2-17 by 湘南のおてもやん 木村えい子)