相原りんこ候補、地元藤沢で最後の訴え
政策
いよいよ明日は投票日。相原りんこ神奈川選挙区候補は藤沢駅頭からスタートし、辻堂駅頭での街宣を挟んで市内各地の団地などを回り、精力的にスポット演説を重ねた後、藤沢駅頭に戻り、最後の訴えを行った。
最後の藤沢駅頭では、福島みずほ社民党副党首、中川登志夫寒川町議など多くの応援弁士が駆けつけ、行き交う市民に相原りんこへの支持を訴えた後、相原りんこ候補が地元でもある藤沢市民に向かって力強い声で呼びかけ、17日間の選挙闘争を締めくくった。
相原候補が選挙期間中に市民に広く訴えてきた政策項目は多岐にわたり、このブログでもその一端をお伝えしてきたが、最後に、相原りんこ候補が今回の参院選選挙公約として挙げている重要な「三つの柱」を改めて列挙しておきたい。
消費税は5%へ!
社民党はいわゆる「3党合意」に大反対し、8%消費税を認めたことは一度もない。社民党が指摘した通り、個人消費はリーマンショック以上に落ち込み、その後日本の経済成長率は回復しないままだ。景気が悪いときには減税、というのが世界の経済政策の常識だ。政府自身が景気の悪化を認めているこの状況で、消費税率アップなどまさに「狂気の沙汰」だ。まずは日本経済がまだしも元気だった頃の5%に戻す、というのが正しい経済政策だ。貧しいものほど負担が大きくなる根本的な「欠陥税」である消費税が基幹税、という考え方もおかしい。時間はかかっても、税制改革を抜本的に進めて、最終的には消費税はゼロにするべきだ。
最低保証年金制度の確立
元々「積み立て方式」でスタートした年金制度を「金があるうちに使ってしまえ、年金資金が足りなくなったら賦課方式にすればよい(花澤元年金課長の回顧録)」とばかりに無駄遣いした上で、勝手に現役世代が高齢世代を支えるという「賦課方式」に変えてしまい、「少子高齢化だから年金支払い額が減っていくのはしかたがない」などとうそぶく歴代自公政権・現政権の欺瞞的な年金政策を、決して許してはならない。世代間の対立を意図的に煽る、こんな欺瞞を許してはならない。高齢者は若者たちに「悪い」と思う必要はない。年金は権利なのだ。悪いのは「使い込み」をゴマかし、勝手に「賦課方式」に変えてしまった政府なのだ。
低年金者・無年金者の問題も深刻だ。相原候補は訴える。「私は、誰もが文化的で当たり前の暮らしを続けることできる金額をお約束すべき、と考えています。暮らしを守ることのできる年金制度を確立することが必要なんです。」
そして、「その暮らしは『文化的』でなくてはダメ。憲法には『最低限の暮らし』と書いてあるので、それを悪用して『水際作戦』で生活保護申請を受け付けない、といったことがはびこっている。これはまさに、『最低限』という言葉が悪用されている例なんです。『最低限』の暮らしなんかじゃ、人は誇りを失ってしまうんです。そして人生の選択肢の幅が狭まってしまうんです。『もうそれ以上、発展するな』と言われているような、そんなふうになってしまうんです。だから最低限の暮らしなんかじゃダメなんです。一人一人を大切にする社会、そして私たちが不安なく、年老いていくことが出来る社会を実現するためには、どんな時代になろうと、どんなに物価が上下しようと、当たり前の文化的な暮らしを続けることのできる、安心の年金制度を、しっかりと作らなくてはいけないんです。」と。
労働法の強化と最賃1500円の実現!
現在、労働基準法など本来は労働者を保護すべき法律があるにも関わらず、使用者が法の抜け道を使って、あるいは違法に、理不尽な労働や労働環境、労働時間を働くものに押し付ける、という状況がはびこっている。労働法を働くものの側に取り戻し、罰則規定などを猛烈に強化して「労働者のための法律」に作り直していかなくてはならない。
さらに、先進国中、最低レベルの最低賃金も大問題だ。最低賃金は全国一律に1500円まで引き上げ(先日、書いたようにこれでもぎりぎり生活ができるというレベルなのだ)、使用者にしっかりと賃金を払わせ、現在あるサービス残業、大企業による下請けいじめなど、理不尽な労働を徹底して抑え込むことが必須の課題だ。
人間らしい働き方、働く人々が当たり前に、安心して暮らせる社会を築くために、これら三つは必須の政策課題だ。政治は、一部の特権階級のためにではなく、普通の、社会で一生懸命働いて暮らしている人のためにこそある。だからこそ、相原りんこ候補は「くらし防衛革命」を掲げて、この参院選をたたかっている。
こえらすべての公約は、皆さんの「くらしといのち」を守るためのものだ。市民のための党として、働くもののための党として、社会で最も弱い立場に置かれ、いま困難に直面している人々を絶対に見捨てない党として、また性差別をはじめとするあらゆる差別を許さない党として、憲法9条の改憲と「戦争のできる国づくり」を決して許さない党として、沖縄・辺野古の新基地建設を決して許さない党として、社民党は戦い続ける。
相原りんこと社民党は、アベ暴走政治から皆さんの暮らしと命を守るために、全力をあげて、これからもたたかい続けていく決意だ。
選挙期間中、多くの皆さまから絶大なるご支援をいただきました。本当に有難うございます。明日の投票日、選挙区は相原りんこ、比例区では元沖縄県議の仲村みおへ、皆さんの一票の支援を切にお願いします。
私たちの手に政治を取り戻しましょう。明日は是非、選挙に行ってください。そして少しでも日本の政治を良くすることのできる候補に投票しましょう。皆さんの一票が、政治を変えるのですから。
(2019年7月20日)
最後の藤沢駅頭では、福島みずほ社民党副党首、中川登志夫寒川町議など多くの応援弁士が駆けつけ、行き交う市民に相原りんこへの支持を訴えた後、相原りんこ候補が地元でもある藤沢市民に向かって力強い声で呼びかけ、17日間の選挙闘争を締めくくった。
相原候補が選挙期間中に市民に広く訴えてきた政策項目は多岐にわたり、このブログでもその一端をお伝えしてきたが、最後に、相原りんこ候補が今回の参院選選挙公約として挙げている重要な「三つの柱」を改めて列挙しておきたい。
消費税は5%へ!
社民党はいわゆる「3党合意」に大反対し、8%消費税を認めたことは一度もない。社民党が指摘した通り、個人消費はリーマンショック以上に落ち込み、その後日本の経済成長率は回復しないままだ。景気が悪いときには減税、というのが世界の経済政策の常識だ。政府自身が景気の悪化を認めているこの状況で、消費税率アップなどまさに「狂気の沙汰」だ。まずは日本経済がまだしも元気だった頃の5%に戻す、というのが正しい経済政策だ。貧しいものほど負担が大きくなる根本的な「欠陥税」である消費税が基幹税、という考え方もおかしい。時間はかかっても、税制改革を抜本的に進めて、最終的には消費税はゼロにするべきだ。
最低保証年金制度の確立
元々「積み立て方式」でスタートした年金制度を「金があるうちに使ってしまえ、年金資金が足りなくなったら賦課方式にすればよい(花澤元年金課長の回顧録)」とばかりに無駄遣いした上で、勝手に現役世代が高齢世代を支えるという「賦課方式」に変えてしまい、「少子高齢化だから年金支払い額が減っていくのはしかたがない」などとうそぶく歴代自公政権・現政権の欺瞞的な年金政策を、決して許してはならない。世代間の対立を意図的に煽る、こんな欺瞞を許してはならない。高齢者は若者たちに「悪い」と思う必要はない。年金は権利なのだ。悪いのは「使い込み」をゴマかし、勝手に「賦課方式」に変えてしまった政府なのだ。
低年金者・無年金者の問題も深刻だ。相原候補は訴える。「私は、誰もが文化的で当たり前の暮らしを続けることできる金額をお約束すべき、と考えています。暮らしを守ることのできる年金制度を確立することが必要なんです。」
そして、「その暮らしは『文化的』でなくてはダメ。憲法には『最低限の暮らし』と書いてあるので、それを悪用して『水際作戦』で生活保護申請を受け付けない、といったことがはびこっている。これはまさに、『最低限』という言葉が悪用されている例なんです。『最低限』の暮らしなんかじゃ、人は誇りを失ってしまうんです。そして人生の選択肢の幅が狭まってしまうんです。『もうそれ以上、発展するな』と言われているような、そんなふうになってしまうんです。だから最低限の暮らしなんかじゃダメなんです。一人一人を大切にする社会、そして私たちが不安なく、年老いていくことが出来る社会を実現するためには、どんな時代になろうと、どんなに物価が上下しようと、当たり前の文化的な暮らしを続けることのできる、安心の年金制度を、しっかりと作らなくてはいけないんです。」と。
労働法の強化と最賃1500円の実現!
現在、労働基準法など本来は労働者を保護すべき法律があるにも関わらず、使用者が法の抜け道を使って、あるいは違法に、理不尽な労働や労働環境、労働時間を働くものに押し付ける、という状況がはびこっている。労働法を働くものの側に取り戻し、罰則規定などを猛烈に強化して「労働者のための法律」に作り直していかなくてはならない。
さらに、先進国中、最低レベルの最低賃金も大問題だ。最低賃金は全国一律に1500円まで引き上げ(先日、書いたようにこれでもぎりぎり生活ができるというレベルなのだ)、使用者にしっかりと賃金を払わせ、現在あるサービス残業、大企業による下請けいじめなど、理不尽な労働を徹底して抑え込むことが必須の課題だ。
人間らしい働き方、働く人々が当たり前に、安心して暮らせる社会を築くために、これら三つは必須の政策課題だ。政治は、一部の特権階級のためにではなく、普通の、社会で一生懸命働いて暮らしている人のためにこそある。だからこそ、相原りんこ候補は「くらし防衛革命」を掲げて、この参院選をたたかっている。
こえらすべての公約は、皆さんの「くらしといのち」を守るためのものだ。市民のための党として、働くもののための党として、社会で最も弱い立場に置かれ、いま困難に直面している人々を絶対に見捨てない党として、また性差別をはじめとするあらゆる差別を許さない党として、憲法9条の改憲と「戦争のできる国づくり」を決して許さない党として、沖縄・辺野古の新基地建設を決して許さない党として、社民党は戦い続ける。
相原りんこと社民党は、アベ暴走政治から皆さんの暮らしと命を守るために、全力をあげて、これからもたたかい続けていく決意だ。
選挙期間中、多くの皆さまから絶大なるご支援をいただきました。本当に有難うございます。明日の投票日、選挙区は相原りんこ、比例区では元沖縄県議の仲村みおへ、皆さんの一票の支援を切にお願いします。
私たちの手に政治を取り戻しましょう。明日は是非、選挙に行ってください。そして少しでも日本の政治を良くすることのできる候補に投票しましょう。皆さんの一票が、政治を変えるのですから。
(2019年7月20日)