「若者が動き始めた」(社民党神奈川メルマガのご紹介)
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「木村えい子と仲間たちのブログ」管理人です。すでにご購読の方もいらっしゃるかと思いますが、社民党神奈川では不定期のメルマガ(メールマガジン)を発行しております。このメルマガは社民党神奈川の一党員が、日常考えたり感じたりしていることを、飾らない、自然体の筆致でお伝えしているものです。最新号では「集団的自衛権」についていろいろと書いています。今回はその中から、「若者が動き始めた」と題した一節をご紹介したいと思います。(以下、メルマガより引用)
若者が動き始めた
集団的自衛権行使反対のデモの動画を見ました。驚いたのはそのほとんどが若者だったことです。
脱原発1000万人アクションで明治公園に6万人集結した時と、その後の同集会で代々木公園に17万人集まった時、 私も現地にいましたが、どちらかと言うとお年を召した方が多かったように思います。
ところが今回のデモでは明らかに若者が中心になっていました。実際に戦地に赴く世代、 徴兵制が施行されたとき徴兵される世代が若者だからということだけがその理由ではないように思います。
今の若者は生まれた時すでにバブル経済が崩壊していて、バブルの影響を全く受けていないという特徴があります。
カッコいい外車にあこがれたりしないし海外に出て挑戦しようともしない、今の若者には覇気を感じないと嘆く人もいますが、 外車だけにこだわる人は覇気ではなく知恵が足りないように感じますし、音楽やデザインなど今は外国より日本の方が質の高い分野も多く、 海外に出て行くだけで評価された時代は終わりました。
バブルが終了し、社会が落ち着いて改めて量よりも質が問われる時代になった時、 量を追い求めるのは人間の義務だと勘違いをしている自民党は必要なくなります。
尖閣諸島や竹島を守るべきだと考えるのも結局領土の量を減らしたくないという話で、 そういう人たちには『若者たちが集団的自衛権を認めないという事実』の意味そのものが理解できないことでしょう。 お金や地位や名誉などに興味のない人間(非自民的な人間)は目が曇っていないので、平和には何が必要で何が必要ではないかが、とてもクリアーに見えるのです。
ネット右翼など今の自民党を支えている世代は3~40代でバブル期及びその影響下に青春時代を過ごした人たちです。 各種世論調査で、50代以上に反自民が多いことから自民党は『近ごろの若者は保守に傾く傾向がある』と勘違いしたようです。 だから憲法改正をにらんだ国民投票法の年齢制限を18歳にしたのでしょう。
しかし、この判断が大失敗だったことを自民党は知るでしょう。
これから成人し社会に出てゆく世代の人たちは、バブル経済のころとは違って、物質欲よりも知識欲のほうが勝り、 古典に触れ、歴史を知り、哲学を学んで人として正しい思想を身につけるようになるでしょう。 そして、かつて団塊の世代が戦前の古い考えを持つ当時の大人を追いつめたように、バブル時代の鬼っ子であるネット右翼等を、 豊富な知識で下から厳しく突き上げることでしょう。
願望を言っているのではありません。周辺の若者たちの中に、その萌芽を見るから言っているのです。その表れのひとつが集団的自衛権反対のデモです。
社民党員の人、社民党に期待してくださる方々、もう少しの辛抱です。時代は若者を中心に変わろうとしています。
当メルマガは、以下のアドレスから購読の登録ができます。是非、ご購読ください。
http://archive.mag2.com/0001605167/index.html
(2014-7-11 by 「木村えい子と仲間たちのブログ」管理人)
若者が動き始めた
集団的自衛権行使反対のデモの動画を見ました。驚いたのはそのほとんどが若者だったことです。
脱原発1000万人アクションで明治公園に6万人集結した時と、その後の同集会で代々木公園に17万人集まった時、 私も現地にいましたが、どちらかと言うとお年を召した方が多かったように思います。
ところが今回のデモでは明らかに若者が中心になっていました。実際に戦地に赴く世代、 徴兵制が施行されたとき徴兵される世代が若者だからということだけがその理由ではないように思います。
今の若者は生まれた時すでにバブル経済が崩壊していて、バブルの影響を全く受けていないという特徴があります。
カッコいい外車にあこがれたりしないし海外に出て挑戦しようともしない、今の若者には覇気を感じないと嘆く人もいますが、 外車だけにこだわる人は覇気ではなく知恵が足りないように感じますし、音楽やデザインなど今は外国より日本の方が質の高い分野も多く、 海外に出て行くだけで評価された時代は終わりました。
バブルが終了し、社会が落ち着いて改めて量よりも質が問われる時代になった時、 量を追い求めるのは人間の義務だと勘違いをしている自民党は必要なくなります。
尖閣諸島や竹島を守るべきだと考えるのも結局領土の量を減らしたくないという話で、 そういう人たちには『若者たちが集団的自衛権を認めないという事実』の意味そのものが理解できないことでしょう。 お金や地位や名誉などに興味のない人間(非自民的な人間)は目が曇っていないので、平和には何が必要で何が必要ではないかが、とてもクリアーに見えるのです。
ネット右翼など今の自民党を支えている世代は3~40代でバブル期及びその影響下に青春時代を過ごした人たちです。 各種世論調査で、50代以上に反自民が多いことから自民党は『近ごろの若者は保守に傾く傾向がある』と勘違いしたようです。 だから憲法改正をにらんだ国民投票法の年齢制限を18歳にしたのでしょう。
しかし、この判断が大失敗だったことを自民党は知るでしょう。
これから成人し社会に出てゆく世代の人たちは、バブル経済のころとは違って、物質欲よりも知識欲のほうが勝り、 古典に触れ、歴史を知り、哲学を学んで人として正しい思想を身につけるようになるでしょう。 そして、かつて団塊の世代が戦前の古い考えを持つ当時の大人を追いつめたように、バブル時代の鬼っ子であるネット右翼等を、 豊富な知識で下から厳しく突き上げることでしょう。
願望を言っているのではありません。周辺の若者たちの中に、その萌芽を見るから言っているのです。その表れのひとつが集団的自衛権反対のデモです。
社民党員の人、社民党に期待してくださる方々、もう少しの辛抱です。時代は若者を中心に変わろうとしています。
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(2014-7-11 by 「木村えい子と仲間たちのブログ」管理人)