※個人の感想です。

国民殺し、棄民の本性剥き出しの安倍政権。非常事態に慣れ切った令和日本はもはや非常事態を通り越して異常事態に突入したことをここに宣言する!

2010年01月

「いのちを守りたい」所信表明演説

 「いのちを守りたい」

 冒頭に鳩山首相はこう述べた。鳩さんと軽々しく呼べない空気があった。覚悟の程がそこにはあった。時折声が裏返ったのはそれが抑えきれなかったのだろう。演説がうまかったかというとそうではないのかもしれないが、うまくはなくても何か引きつけるものがあったのは自分の言葉で語ろうとする姿勢がそこにはあったからだ。

 今の日本を覆うもの。それは閉塞感だ。

 
職に就けるかわからない、職に就いてどんなに真面目に働いてもいつ首を切られるかわからない。リタイアしてもその先が見えない。不意に職を失った時、定年まで働いて老後を暮らしていこうとする時、不安ばかりが先に立つ。

 鳩さんはまずそういう濃い霧を払い除けたかったのだろう。鳩さんは新しい公共という言葉で方向性を示した。人の役に立つことはそれ自体が喜びだ、と述べている。自分さえ良ければ他はどうでもいいというのとは全く逆の位置にある価値観は鳩さんが述べていたようにかつての日本が持っていたものだった。近江商人の三方良しという考え方などはその典型だ。

 抽象的だ、理念優先だ、という報道は一面としてはそうかもしれない。しかし鳩さんは所信表明演説後のぶら下がりで「理念がなければバラマキになる」と切り返した。ガンジーの言葉を用いたのは、人が人を支え合う社会を目指すために障害となるものを例示したものだ。

 早速、自民党やマスゴミは言葉尻を捉えて、「労働なき富」とはあんたのことだろう、とイチャモンをつけているが実にさもしい。一時、鳩さんを脱税総理と腐した向きがあったが、こんなのも金持ちに対するやっかみや僻み根性でしかない。普通に考えれば、デイトレなどの博打でアブク銭を得ることと容易に想像できるではないか。アソーも鳩さんもボンボンであることには変わりはないが、人のために働くという覚悟を明確に示している鳩さんの方がアソーよかよほどましである。

 特に、小泉進次郎!テメエに言う資格はねえよ!地盤も看板もそっくり受け継いで、名前を書くだけで合格できるような入学試験を通っただけのぺーぺーの1年生議員がよくもそんな図々しい口を利けたもんだ!身の程知らずってのはお前のためにある言葉だ!まあ、親父があれほど恥知らずな御仁だから当然っちゃ当然だけどな(嘲笑)。

 中央集権は因習化されたものだ、と断じた鳩さん。今は鳩さんに託すしかないのだから、余計な雑音に惑わされることのないように声を挙げていかなければならない。

貴乃花と朝青龍の報道のやり方を見てりゃ、いかにマスゴミの手抜きぶりがひどいかよくわかる

 朝青龍が実は一般人を殴ってたと大騒ぎしているが、よく言うよ、である。時系列的に、貴乃花に関する報道から見てみる。貴乃花が従来の慣行に逆らう形で理事選出馬を決めた後に「貴乃花、黒い交際」の文字が躍る。・・・こんなにわかりやすい展開もなかろう。要は貴乃花に当選してもらっては困るお歴々が仕掛けただけの話。

 朝青龍が暴行、という記事自体はそれほど驚くには当たらない。朝青龍の素行の悪さは今に始まった話じゃない。ところが、マネージャーを殴ったんじゃなくて実は一般人だったということらしいということになると、一気に「朝青龍解雇か」と書き立てる。
 朝青龍がどうなろうと知ったこっちゃないが、頭にくるのは誤報を流しておきながらシレッとした顔で朝青龍を叩くその姿勢。ウラを取るのは基本中の基本だろ?自分の失態を棚に上げておいてよくもそんな悪口雑言が吐けるな。これで社会の木鐸たろうっていう根性が実に卑しい。

 笑ったのは28日のゴミ売りの社会面。
 陸山会事件 報道 「検察リーク」ありえない 
(引用開始、一部抜粋)
 容疑者の取り調べのため、電車で東京拘置所に向かう間、その記者は常につり革を数個隔てた距離にいた。「彼とは一切口をきかなかった。私の顔色から捜査の進展を読みとろうとしたのだろう」と、特捜部経験者は振り返る。
(引用終了) 

 さすがゴミ売り。顔色を窺うのは伝統芸のようですな。これだけわかりやすい自白をしてくれると怒る気にもなれないよ(嘲笑)。

なんだかなあ、平野

 小沢疑惑(実際には疑惑と言うほどのことでもない単なる記載ミス)が収束に向かいそうな空気で一安心かと思いきや、平野官房長官がやってくれた。

○普天間移設、法的決着も=地元拒否時の対応に言及-平野官房長官(時事通信)

 平野博文官房長官は26日午後の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題について「(地元が)合意しなかったら物事が進まないということか。そこは十分検証したい。法律的にやれる場合もあるだろう」と述べ、新たな移設先の自治体が受け入れに応じない場合は、法的に決着させることも可能との見解を明らかにした。
 平野長官は、具体的な対応については言及を避けたが、公有水面埋め立て権限を都道府県から国に移す特別措置法制定などが念頭にあるとみられる。しかし、政府が地元の頭越しに決着を図る可能性に触れたことで、現行計画で移設先となっている沖縄県名護市など関係自治体や、「県外、国外移設」を主張している社民党などの反発を招くことは必至だ。
 これに対し、鳩山由紀夫首相は26日夜、首相官邸で記者団に対し「名護市民、沖縄県民の理解も求めて最終的な結論を出すべきだ」と述べ、地元の意向も踏まえて移設先を決定したいとの考えを強調。また、名護市長選で当選した稲嶺進氏と近く会談したいとの意向も示した。
 平野長官は会見で、自治体が移設受け入れを拒否した場合の法的措置に言及する一方で、「できる限り地元の皆さんの理解を得ながら決めていく。地元を無視してという考え方は成り立たない」とも語った。

 (引用終了) 

 最終的には政府の判断になるとはいえ、こういう隙を見せるような発言をするなよ!鳩さんはゼロベースって言ってるのに、せっかく基地反対の意思を示した名護市民が不信感を抱くだろう!「アソーもブレていたが、鳩山もブレている!」と燃料を投下するようなものじゃないか!
 案の定、石橋ゲル、じゃない石破茂が「意味不明だ。首相の言葉はどれが真実か分からない」とか「鳩山政権はこの問題を一地方に委ねようとしており、政府として極めて無責任だ」とかイチャモンをつけてきた。後者に関しては「お前が言うな!」だが(笑)。

 前原は裏切り者としてはわかりやすかったが、記者クラブの件といい、平野もこれで完全に裏切り者。鳩さんが泳がせている可能性もなきにしもあらずだが、平野の見た目からしてさっさと首を切った方がいいんじゃないか?

自民党はどこへ行く?

 最近、自民党がどうなるのかが心配だ。
 いや、今の体たらくじゃ消滅しちまってもいいんだけど、それじゃ2大政党が政策を競うっていうスタイルにはならない。絶対多数を持つ1つの政党とその他大勢っていう図式が変わらないことには、せっかく政権交代をした意味が薄れてしまう。自民党が民主党に取って代わっただけでは駄目なのだ。今のところは民主党が旧体制と戦うという錦の御旗があるので民主党が絶対多数を持つのが望ましいのだが、そこから先が問題。

 そこで、自民党である。
 今の党首は谷垣禎一氏だが、この御仁、とにかくヘタレである。自転車でコケるくらいならご愛嬌で済むが、代表質問で「突っ込みが甘い!」と身内に言われてしまうくらい。かつて加藤の乱の時に「あなた、大将なんだから!」とやったのは有名な話。つまりは小泉のような喧嘩師ではないのである。小沢と比較するなど到底できまい。
 しかし、ヘタレならヘタレなりの戦いのやり方はある。自分が不得意な分野で勝負を挑む必要などない。ましてや、衆院選で惨敗して出直しを迫られているのだから乾坤一擲の勝負を打つ時でもない。自業自得ではあるが、自分が党首のうちは自民党の復活の目などないことくらい覚悟しているだろう。

 となれば、おとなしく忍の一字で耐えるしかない。谷垣自民ができることは良い負け方だ。これは安倍が負けた時点でやらなければならないことだったのだが、アソーが勘違いをして傷をとてつもなく大きくしてしまった。粘り強く、正攻法で勝負することが遠回りのようだが再建の近道。代表質問で粗探しや揚げ足取りをするといった場外乱闘など論外だ。政治と金の問題で民主党を攻めたところで「お前が言うな!」とブーメランになって跳ね返ってくるのだから。

 実際のところ、自民党も霞ヶ関には頭が上がらなくなってしまっていたのではないだろうか?幸い、小沢は壊し屋としてはうってつけ。自民にとっても官僚組織はある意味「敵」だ。小沢にはせいぜい官僚組織と大立ち回りを演じてもらって、その間に少しでも政策集団として、官僚を使いこなすことができる政党としての再生を図るのが唯一の道と言ってもいいと思う。
 そのためには老害どもを粛清するくらいの気概が欲しいんだが、もともとのヘタレが災いしてか「自民党は変わる!」というメッセージもイメージも示せないでいる。

 ・・・やっぱり自民党は消滅した方がいいな。
 ただ、小沢にベッタリというのもそれはそれで危険な面もある。小沢を使いこなす、利用するというのは有権者の側も持つべき考えである。

さて、今度は普天間か?

 さて、一連のネガキャンは小沢では突破口が見いだせそうもないので、今度は普天間に矛先が向くんじゃないだろうか。

○普天間移設、現行案で決着も=岡田外相

 岡田克也外相は23日午後、三重県四日市市で講演し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について「5月末までと期限を切って具体案をつくるべく議論をしている。あらゆる可能性があるということで、もちろん今の案も一つの案であることは間違いない」と述べ、日米が合意しているキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)への移設で決着する可能性もあるとの認識を示した。 

 (1月23日15時57分配信 時事通信

 これに対するヤホコメを1つ挙げる。

当然の判断だ。5月の末まで合意できるのもその案しかない。13年かけて日米政府が軍事的、また住民の環境に共に配慮して決めたことなんだ。簡単に代案なんか出来るものか。住民の合意も新しくなんか取れるはずもない。

中国の軍拡が著しい中で日米関係がぎくしゃくしたらいけないんだ。

現行案での解決を一刻も早く望みたい。
沖縄の方は大変だと思いますが、日本の、東アジアから中東までの安全保障のために現行案を受け入れてほしいと思います。

 (引用終了)

 13年かけて結局移設できなかった自民にも問題はあるが、「沖縄の人たちには~」ってのはどうなんだろう。沖縄に全部国防を押しつけるってことだし、沖縄さえ守ればオールOKっていうほど簡単な話じゃあるまい。他にもいろいろと突っ込みどころがあるのだが、

>住民の合意も新しくなんか取れるはずもない。

 っていうのは少なくともあてはまらないようだ。

○普天間、固定化の可能性も=のし掛かる先送りのつけ-名護市長選

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題は、24日の名護市長選で基地受け入れ反対派の新人候補が勝利したことにより、同市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部へ移設する現行計画の実現は極めて困難な状況となった。鳩山政権は5月までに新たな候補地の選定を目指すが、米国は辺野古案を「唯一実現可能」と主張。1996年に日米が合意した普天間返還は白紙に戻り、現状が固定化される可能性も指摘される。
 沖縄県民の思い、日米合意の重み、連立の維持…。鳩山由紀夫首相は普天間をめぐるジレンマから抜け切れず、決着を名護市長選後に先送りした。首相は普天間移設に関し「国が責任を持たなければならない話だ」と語るが、結果的には安全保障政策の根幹である基地問題について、名護市民に選択を強いる形となった。
 受け入れの賛否を問うた97年の市民投票に始まり、98年から今回を含め4度の市長選。市民は普天間問題で翻弄(ほんろう)され続け、地元の政府不信は深まった。反対派の勝利により、「県外移設」を求める沖縄の声は一段と高まりそうだ。民主党の小沢一郎幹事長の「政治とカネ」をめぐる事件で政権に逆風が吹く中、基地問題で存在感を訴えたい社民党が「グアム移設」の主張を強めることも考えられる。
 ただ、政府が現行計画に代わる候補地を決定しても、米側が交渉に応じて合意する見通しはない。普天間が動かなければ、基地に隣接する市街地の危険性は続き、在沖縄海兵隊8000人のグアム移転も白紙化される可能性がある。95年の米兵による少女暴行事件を機に、沖縄の基地負担軽減や日米安保への信頼回復のために両国が続けてきた努力は振り出しに戻りかねない。決断先送りのつけは鳩山政権に重くのし掛かっている。 

 (1月24日22時10分配信 時事通信

 で、ヤホコメ。

先送りだけは一人前です、民主党。

10年以上かかって作り上げた日米合意を台無しにして、どうやってあと4ヶ月で代案を軌道に乗せるのか?絶対に無理だ。

日米同盟の重大な危機が間近に迫ってきた。民主の責任力が問われるだろう。

 (引用終了)

 責任力っていう言葉を持ち出すのはよほどアソーが好きなんだろうか?日米同盟というと聞こえはいいが、実際は日本が唯々諾々と従ってきただけ。そのうえ、埋め立てなどの利権漁りのために拡大解釈してヘリポートを滑走路に化けさせた。アメリカにトコトンナメられてきた結果がこれ。

 少なくとも、鳩さんは対等な同盟を目指そうとしている。普天間移転で完結を目指してはいない。グアム移転という話を耳にしたので、いろいろと検索してみたが、グアム移転の費用は日本が負担することになっている。ちなみに、署名は中曽根弘文(当時)外相が2009年2月17日に行っている。

 責任力ねえ・・・。外交でもツケを払わにゃならんとは。
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